文房具や小物を愛する理由ライブハウス店長と 文房具。 ライブハウス店長と 革小物。 もしくは、モールスキンでも万年筆でもいい。 絶対、結びつかない事と思う。 私が変わった人間・・・・であることはまあ否定しないけれども。 それにしても、皆さん、????が頭を飛び交う事でしょう! 余りにも、私をイメージしにくい事でしょう。 私が、文房具や革小物を愛するようになったのには経緯があるのです。 今の仕事の前。 とある、小さな小さなプロダクションにいました。 アーティストの現場マネージャーとして。 音楽の裏方の仕事をやるには、捨てるものが必要なのです。 休みもあってないようなもの。 いつ、仕事になるか分かったものじゃありません。 例えば、「友人たちに囲まれた日常」。 仕方ないのです。 でも、何かに満たされない毎日。 そんな時に出会ったのが、WhiteHouse Coxの革小物でした。 (ブログでは未登場ですが) 雑誌で見た、色が変わり、味が出ていく様子。 いわゆるエイジングに魅了されてしまいました。 クリスマスプレゼントに今の嫁から最初に買ってもらったのが、名刺入れ。 もうそれから7年間愛用し、そのほかのWhiteHouse Coxも大分増えました。 写真は、ちょっとマニアックなビンテージブライドルレザーという革を使った、かなりマニアックなもの。小銭入れと、札入れです。 自分にとって、大切な、長く使いたいと思うものは、まさに革命でした。 それまで飽きっぽい私は、ころころと使うものを変えていました。 それが、これ以降に買った ”本当に良いモノ” は、今でも全て使い続けています。 それ以来、 「自分の身の回りで持ち歩けるもの」 にこだわるようになりました。 ただ、日常を過ごしているだけで。 財布からお金を払ったり。 名刺を差し出す時。 ノートにメモをする時。 なんとなく、幸せな気分になれた。 つらい事も沢山あったので。へんな話し、モノに癒されていたのでしょう。 昔から、こだわりが強い方だったので、それはどんどん飛び火していき、ノートや万年筆など、様々なものを入手しました。 しかし、それはいまでも、毎日第一線で活躍しています。 私の毎日を支えてくれているのです。 ライブハウスで働く今もそれは変わらない。 ただそれだけです。 ・・・そこには、今でも変わらずに。 「ささやかな幸せ」 が存在するのです。 |