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カテゴリ:ひとりごと
先日、鎌仲ひとみ監督『みつばちの羽音と地球の回転』を観ました。
「持続可能な発展とは何か?」とは20年も前に、指導教官のお手伝いをさせていただいたシンポジウムのタイトルです。 それに伴い授業の中で一年がかりで取り組んだ内容でした。 その中で討議したことが頭の中によみがえります。 内容は山口県祝島に26年前から起こっている原発建設に対する反対運動のドキュメンタリーとスウェーデンでのエネルギーシフトの現状。 祝島はとても自然豊かな島。 海は生物の多様性を持ち、島民は漁業やひじきなどの海藻を生活の糧としています。 また農業もおこなわれており、無農薬びわや水稲も行われています。 島だけで自立して経済活動が循環出来ているところに原発建設。 勝手に島に億単位のお金を振り込んだり、海に勝手にブイを浮かべ埋め立てを始める中部電力。 こうして55基も原発が日本に作られたのかと思うと悲しくなります。 福島原発がこうなった以上、私たちは持続可能な発展を問いかけられています。 スウェーデンでは太陽や地球が与えてくれるエネルギーだけで生活しようとし始めています。 日本ではどうする? 化石燃料や原子力に頼り続ける? それは持続可能な発展をもたらすものでしょうか?? いずれは破たんする未来を知りながらどうしてその生活を続ける選択をするのでしょうか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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