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2011.04.22
カテゴリ：ひとりごと
先日、鎌仲ひとみ監督『みつばちの羽音と地球の回転』を観ました。
「持続可能な発展とは何か？」とは20年も前に、指導教官のお手伝いをさせていただいたシンポジウムのタイトルです。 それに伴い授業の中で一年がかりで取り組んだ内容でした。 その中で討議したことが頭の中によみがえります。 内容は山口県祝島に26年前から起こっている原発建設に対する反対運動のドキュメンタリーとスウェーデンでのエネルギーシフトの現状。 祝島はとても自然豊かな島。 海は生物の多様性を持ち、島民は漁業やひじきなどの海藻を生活の糧としています。 また農業もおこなわれており、無農薬びわや水稲も行われています。 島だけで自立して経済活動が循環出来ているところに原発建設。 勝手に島に億単位のお金を振り込んだり、海に勝手にブイを浮かべ埋め立てを始める中部電力。 こうして55基も原発が日本に作られたのかと思うと悲しくなります。 福島原発がこうなった以上、私たちは持続可能な発展を問いかけられています。 スウェーデンでは太陽や地球が与えてくれるエネルギーだけで生活しようとし始めています。 日本ではどうする？ 化石燃料や原子力に頼り続ける？ それは持続可能な発展をもたらすものでしょうか？？ いずれは破たんする未来を知りながらどうしてその生活を続ける選択をするのでしょうか？？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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今起きている原発事故を受けて、感情的に「原発反対！」と叫ぶことはとても簡単ですが、
本当に反対の意を唱えるには、みきこさんが書かれているような問いに ひとつひとつ答えを見つけ、これから国がどうあるべきかという姿を しっかり描かないと、その場だけのムーブメントで終わってしまいます。。。 とても複雑な問題で難しくて、私自身は今簡単に答えを持ちませんが、 今この分かれ道で真剣に考えていかないと、この国の未来が危ないという危機感だけは ハッキリと持っています。 喉元過ぎて暑さを忘れた未来は、多分・・・・。 (2011.04.23 11:57:05)
麦・穂さん
もちろん原発で働くことで生計を立てている方も設計することで生計をなす方もいるわけです。 ただ単にやめればいいなんて言えるほど簡単ではないことは分かります。 そんな中で、幸いにもスウェーデンでは成功した事例があるわけです。どうしたいのか、個人個人でよく検討するための貴重な時間を与えられているのだと思っています。 そういった意味で、この映画は一見の価値ありとお勧めします。 (2011.04.25 18:16:08)
先週末に上田にいた時にちいさな映画館で鎌仲監督の映画が
３本も上映されていてびっくりしました。 鎌仲監督をお招きした「六ヶ所村～」の上映会に数年前に 池袋で参加しました。今思うとあの時にもっとできたことが 何かあったのではないかと感じてなりません。 (2011.05.05 00:02:07)
そら＠彫刻のある生活さん
気づいたときがいい日です。 私も20年も前にきっかけがあったのに何もせず過ごしたことを反省してます。 けれども福島からせっかくの大きなきっかけをもらったのなら今の想いを忘れずに大切にしたいですね。 それにしても長野は熱い県。素晴らしい。 (2011.05.06 11:56:36)
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http://hotfile.com/dl/117012520/213679d/rakutensoft.zip.html (2011.05.19 01:24:27) |
