（つづき）

意識朦朧とする中
（うそです）
目の前に

え？
クラフトビール！？

これはまぼろしか？
疲れすぎて幻想が見えてきたのか…
クラフトビール屋さんが現れた。

これは夢かうつつか…
木の重いドアを開けるとそこには
暖かい空間が広がっていた。

助かった…



！イェーイ！

なんと！
偶然地ビール屋さんを発見〜
歩いて来てほんっとよかった！

やっぱり日本人としては、旅に出たらその土地のものをいただきたいよね！

重い冬服を脱いで、暖かい部屋で飲む冷たいビール！
生きててよかった〜〜〜

お店の人に聞いたら
目的の場所は
『あ、もうすぐ裏よ！すぐそこ！私もきのう行ったけどすごくたのしかったよ〜』って色々教えてくれて


は〜い　着きました、
雪のお城


凍った湖の上でやってるこの雪まつりに来たかったんだ〜


いやん！ジェイクさん！
（ギターです）


ごめん、この写真わかりにくいけど
にゃんこが魚食べてる。


ワッフルとドーナツ
カナダ〜

素晴らしい雪の像を見て、中に入ると


あった！あった！
氷のすべり台！

私、札幌雪まつりの雪のすべり台すべるのが夢だったんだ〜♪
札幌でもないし雪でもないけど
これでいい〜　やった〜

と、うっきうっきと上に登ると



こ、これ
ほぼ垂直じゃね？
と、足がすくむ。こんなはずじゃなかったのに…

ちょっと無理や…とやめようと思ったけど
来る前にビール飲んで来てよかった。
せっかくここまで来たんだしね！と、えいやっと滑り降りた。
本当に怖かった。

よし、やっつけた。


カフェでひと休み。


ほっ






お城の中にはステージがあって、夜はコンサートもあるらしいよ？
ジェイクさんどうですか？




薄日がさしてて
雪が輝いて、まさに銀世界
寒くて寒くて寒いけど、
キラキラの世界で
みんなにこにこしててしあわせなイベントだった。

帰りはもちろん！
タクシーをお願いしたんだけどね、
その運転手さん、3年前にソマリアから移住して来たんだって。
（イエローナイフは黒人の人多かった）

『未だにぼくのお母さんは、湖の上を運転している。っていうのが理解できないんだよ』って言ってた。


逆に私にはここが湖なんて…
夏の姿が想像できない。


雪国を大満喫した
イエローナイフ 1日目なのでした〜



『この後だね、すっころんだのは？』

うん。
いや、酔ってはなかった。
が
いい気分で鼻歌歌いながら歩いてたらつるーんってうしろにひっくり返っちゃった。
雪国は歩くのに集中しないといけないのです。反省。