15994056 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

もう…何がなんだか日記

もう…何がなんだか日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

Hee Jun flash-2

Hee Jun flash-1

hee jun flash

お尻ダンス


Category

日常あれこれ

(144)

虎に翼

(3)

ブギウギ

(26)

らんまん

(26)

舞いあがれ!

(19)

ちむどんどん

(18)

カムカムエブリバディ

(14)

おかえりモネ

(9)

朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん

(1043)

NHK朝ドラ-3>あまちゃん~ひよっこ

(1394)

NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛

(1237)

NHK朝ドラ-1>ファイト~だんだん

(1236)

ちゅらさん

(8)

朝ドラについて考える

(53)

相棒

(179)

動物

(111)

韓国映画

(68)

香港・中国映画

(22)

欧米映画

(28)

日本映画

(30)

007シリーズ

(14)

その他の映画

(2)

ドラマ-1-

(54)

ドラマ-2-

(98)

ドラマ-3-

(25)

単発ドラマ

(12)

八重の桜

(50)

平清盛

(50)

陽だまりの樹

(12)

JIN-仁-

(23)

加藤虎ノ介

(10)

ドラマ以外のTV番組&DVD等

(11)

韓国ドラマ-1-

(16)

欧米ドラマ

(25)

台湾ドラマ

(45)

台湾ドラマ-2-

(5)

韓国ドラマ-2-

(104)

韓国ドラマ-3-

(96)

韓国ドラマ-4-

(44)

MV&歌詞訳(主にヒジュン)

(9)

MV&歌詞訳(パク・ヒョシン)

(5)

MV&歌詞訳(主にQUEEN)

(21)

MV&歌詞訳(エド・シーラン)

(11)

MV&歌詞訳(その他)

(35)

レトルト&キヨ その他

(4)

お気に入り動画

(1)

K-POP(主にヒジュン)

(37)

歌詞訳(k-pop)

(72)

食べ物・飲み物

(148)

ラーメン etc.

(35)

風景、植物

(18)

韓流 ・華流あれこれ

(12)

アニメ-1-

(30)

アニメ-2-

(38)

鬼滅の刃

(2)

小説&マンガreview

(12)

イラストetc.

(20)

『はみだしっ子』シリーズ

(12)

(12)

お出かけ、イベント...etc.

(8)

バトン

(59)

Freepage List

Recent Posts

Calendar

Favorite Blog

夜ドラ『VRおじさ… New! レベル999さん

虎に翼 2回分まとめ… New! らぶりーたわ子さん

【虎に翼】第4週(4/2… ショコラ425さん

 いいひとあっちゃ… いいひとあっちゃんさん
チャリおやじ(ハン… dyy928さん

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.01.15
XML

『われら はみだしっ子』
作:三原順

―『はみだしっ子』シリーズPart 1―


右矢印
あんまり似てないけど
グレアムです

ぺんぎん
グレアム



グレアム&アンジー7歳、 サーニン&マックス5歳の冬―

家出中に知り合った4人の子供たちは、ある喫茶店で世話になっている。
マスターと、その妹のローリーは優しく、4人はいつまでもそこで暮したいと願う。
しかし、ローリーたちは彼らのことを警察に連絡していた。
「ボクたちが欲しいのは、親という名を持った人間じゃなく…ホントに愛してくれる人」

4人が出会う2つの出来事―
(1)捨て猫
子猫たちが待っているのは、自分たちを愛してくれる人=“恋人”
喫茶店にいられないことを知った4人は、同じ場所に座り恋人を待つ。
(2)雪の中、孫たちが来るのを待っていた、おじいさん
2度目に訪ねた時、おじいさんは肺炎で亡くなった後だった。
「恋人が来なくても、神様が来る」

語られる4人の過去―
初回はマックス。
父親に疎まれ、酒の勢いとはいえ首を絞められ殺されそうになり、逃げてきた。

クリスマス・イブ、雪の中に倒れる4人。
唯一意識のあったサーニンの前に現れたひとりの男性が、恋人だと名乗る。
「メリー・クリスマス」
涙で叫ぶサーニン。

皆が病院で目を覚ました時、その男性は病院の医者で、道義上彼らを助けただけと知る。
病院を抜け出す4人。

「いじけ者!ひねくれ者!ロクデナシ!はみだしっ子!―何とでも言うがいいサ!
ボクたちも言ってやろう、きれいな衣をまとった人よ、さようなら!
ザマアミロ!!」



最初、読みきりとして発表された作品で、
当時は最後に5年後の4人の姿が描かれていたそうです。

コマ割りはかなり細かく、アップが多く、文章も多く、読み難いっちゃ読み難いです(^^;)
絵柄はクセが強いけれど、とても可愛く、華があります。
表紙、マックスとの出会いの回想、イジケたアンジーを慰めるところ…と3回
ひとりと3人で向かいあいポーズを取る、ミュージカル風のショットが描かれ
全体にリズミカルな雰囲気をもたらしています>小さなコマなんですけど
台詞は詩的な言い回しが多く、4人のルックスの愛らしさもあって
ファンタジーのような印象をもたらしていると思います。
まあ、“少女マンガの文法”と言えば、それまでなんですけど(^^;)

内容的には暗く重いです。
社会のしがらみ、色々な制度、慣習…そうしたものを除外視して
ただ愛してくれる人を求める…という純粋な願いを掲げる4人。
まだ年齢的には幼い子供であるという設定ゆえに、その純粋さに説得力があると思います。

その純粋さを際立たせるため、もしくは正当化するため(?)
4人を取り巻く状況は過酷です。
ただ愛してほしい…という単純な願いは、遂に誰にも理解されることなく物語は終わります。

切ないシーンが沢山あります。
ギャグも挟まれているし、喧嘩するエピもあるし、
元気で逞しい面もちゃんと描かれているのですけれど
それでも、やはり痛々しくて弱々しくて、切なくて泣けます。

「はみだしっ子」という言葉は最初、
社会に適応できず取り残されてしまった子供たち…
という意味と受け取りそうになりました。
でも、そんなネガティブな意味合いではありません。
それでは、われらが「はみだしっ子」ではありません。

彼らは行動します。
病院を抜け出すという行為は、彼らが自らの意志によって社会から飛び出したことを
象徴しているように感じます。
そして最後の台詞が、今後の彼らの生き方―自ら選んだ生き方―を表していると思います。


序論右矢印“『はみだしっ子』review書くぞ”


人気映画・TVBLOG

やっくんちやっくんち

はみだしっ子(第1巻)
ビリーの森ジョディの樹(第1巻)
少女まんが文庫カタログ(懐かし編)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.15 19:05:13
コメント(4) | コメントを書く
[『はみだしっ子』シリーズ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.