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カテゴリ:JIN-仁-
第5話『神に背く薬の誕生』
「おのれがチンマリ見えて仕方ないぜよ」 人差し指で畳を擦る龍馬がカワイイ。 死ぬ時も、泥の中であろうとも前のめりで死にたいと言った(from『巨人の星』) という坂本竜馬を大きく動かしたのは現代人の仁だった。 医学の針だけでなく、色々なものが仁によって速度を速めていく? 遂にペニシリン精製! 未来にそっくりな野風を通して出逢った患者@夕霧は末期の梅毒患者。 未来が考えた方法でペニシリン精製を実行する仁。 聞くところによると原作では未来ではなく別の友人のレポートを元にしたらしいけど 未来だった、とした方が物語的に纏まりがあるかも。 過去へとタイムスリップしたのは自分への罰ではないかと思ったこともあったのが この時代にペニシリンをもたらすことこそ自分の役目なのかもしれないと考え直す という、かなり大きく心を変化させることになったから。 それに、手術で幾人かの人を助けたことよりも コロリから全体から見れば小数の人を助けたことよりも 遥かに重大な変化を歴史にもたらすものにもなるはずだし。 結局のところ夕霧は亡くなってしまったけれど、 却ってこれはリアルだよね。 ところで、これこそ手塚治虫『火の鳥(黎明編)』からインスパイアされたものだな。 仁と友人達がマンガの記述をバカにしている回想シーンがあって、ちょっとドキリとした。 勿論、チラッと映った絵柄は手塚治虫のそれとは全く違うし 仁達が笑っていたのは抽出する方法についてみたいだったから、直接関係ないよね。 『火の鳥』には、 破傷風にかかった人物に青カビを大量に飲ませて助ける、というエピがある。 抽出するのでなく、まんま飲ませてたわけで、 あれは古代(卑弥呼の時代)の話だし、誇張はあると思う。 要は青カビからペニシリンが取れるってことが分かればOK。 (ていうかクマソのより邪馬台国の方が文明が進んでたってことを象徴するエピ) ま、ともかくも原作者の村上もとかが『火の鳥』を読んで 「これ、いっただき~」と思ったか 「オレならこう描く」と思ったか 「手塚マンガの一部が、こうして生き続けるのだ」と思ったか…でせう。 (最後のは希望的観測っちゅーやつですが) そして今回も咲が良い感じだった。 仁を手伝うために吉原に入っるよう男装までしちゃうし。 青カビを一生懸命集める姿も良かった。 仁が未来から来たという話も素直に信じてくれるし。 勿論、仁への恋心があるってのが大きいけど 凄く広く大きくて柔軟な心の持ち主なんだろうと思う。 クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) 『JIN-仁-』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります 火の鳥(1(黎明編)) ←ペニシリン違い 即納!■送料無料!■初回限定盤■PENICILLIN(ペニシリン) CD+DVD【cell】09/11/04発売 初回限定盤(B)★送料無料■MISIA CD【Just Ballade】09/12/16発売 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.12 09:02:37
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