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カテゴリ:相棒
第5話『運命の女性』
恒例の陣川編― 友人の結婚式に出席しているところから始まるのは、割とよく使われる手。 無関係な人を指名手配犯と間違えるのもキャラを表すのに良い手とはいえ特に面白くはない。 それなのに、何となく好感持ててしまうのは陣川さんならではの魅力? ブーケ・キャッチしてしまうボケぶりも、彼なら自然に思えてしまうし(笑) そんな彼が置き忘れた引き出物袋を、どこぞのオバサンが届け出たシーンで もしも自分が道端で紙袋を見つけたら爆弾か毒薬か…と疑ってしまって 拾い上げるどこおか傍に寄るのも躊躇ってしまうだろうなあ…と余計な考えが頭を過ぎったのだが そしたら直後に陣川さん自身が別の紙袋を見つけて用心しつつ近寄るシーンが出てきて 気持ちを見透かされた様な気がして笑ってしまった。 そうして出逢った奈緒さん 京野ことみさんって個人的に好きな女優さんなので、登場した時は嬉しかった。 ちょっとゾンザイな口調は、ちょっぴりワザトラシイ感じがしなくもなかったけど>ぇ この出逢いからして意図的なものだった、というのが真相で、 陣川さんのキャラからすると妙にしっくりくるというか(笑)大いに納得してしまったのだけど 考えると、これってかなり難しいことなんじゃ… あまりにも偶然に頼り過ぎた計画の様な気がするけど、 でもまあ、シチュエーションさえ整えれば彼なら必ずああいう行動を取ると、 そこまで読み取ってのことなのかもしれないね。 性格的にも“オトコマエ”な彼女が、 決意して取った行動も実に“オトコマエ”だったけど、 それは陣川さんのためを思ってのことだった…というオチは とても女らしくイジラシイものだった。 口では陣川さんを拒否していたけど、それも彼女の“オトコマエ”度によるものだから 彼女が再び自由になる日まで、陣川さんには待っててやってほしいなあ… 次、またはその次に陣川さんがまた登場する回に 彼女が陣川さんの横に立っている…なんて粋な演出があったら良いのになあ… でも多分、毎回違う女性と出逢い、最後は振られるという固定パターンは崩れないのだろうな(笑) ちょっと不満だったのは、 彼女の仕事ぶりが、体当たりワンパターンだったこと(^^;) もっとテクニックを駆使して、それ自体が見応えあるものだったら良かったのに。 そこまでは求め過ぎか(笑) どちらにせよ、 スリって、器用でなくちゃならないし、敏捷さも求められるし、 私には無理だなあ…と日頃から思っていたのだけど>やる気があったのかい!? 加えて機転も利かせられなくちゃダメなんだなあ、と分かり やはり私には到底できないなあ…と思い知ったのだった>だから、やる気があったのかい!? ミッチーが、いつも右京さんにツッコミを入れるのと同じ様な感じで 陣川さんにもツッコミを入れていたけれど 微妙に陣川さんに対するものの方がタイトな感じだったのが面白かった。 第3話で、最初の方に出てきたミッチーの発言(「絵より生き様」)が 事件の真相をそれとなく語るものであったのと同じで 今回も、最初の方のミッチーの発言(「運命の女性」)が そもそもの発端でありテーマであったのが興味深い…と思ったら 両方とも同じ脚本家(太田愛)だった。 ミッチーをそういう位置付けしているのか、 あるいは特別な思い入れがあるのか… と余計なことを考えてしまった(笑) クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります やっくんち
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