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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
今日はかなり賛否両論かも…
私の中でもそう。 あ、私の中ではいつものことか? …ひじゅにですが何か? 「つくづく“しれてんな”と思いますわ」by総婦長 まず良かった点を挙げると 帽子の女性患者@吉沢加奈子さんの独白― あの姿だけで事情は察せられていたし 映像も事前のエピもなく台詞だけなので 悪くすれば余分な説明としか感じられなかったかも? 単なる、お涙頂戴にしか見えなかったかも? なのに吉沢さんの言葉は沁みた。 正直言って、晩年編になって初めて泣けた。 吉沢さんの心情は勿論、その背景まで自然に浮かび上がってきた。 やはり演技力なのだろうな。 脚本と演技と演出が綺麗に結び付き昇華したってことなのかも? 二番目に良かったのは総婦長さんの長台詞― 「余計なストレス与えんといて下さい」と注意してた直後なのに イキナリ糸子寄りに考えを豹変させた…と見えなくもないけど(笑) 無理して悪化するのを心配する=治る見込みがある 望みを叶えてやってほしいと願う=見込みがない という違いだよね。 昨日、私自身そう書いたし、今もそう思うけど やはりハッキリ示されてしまうと複雑な気持ち。 でも、そこに医療に携わるものとしての思いを 語らせたところは良かったと思う。 ドラマ的には、糸子とのぶつかり合いの中で少しずつ見方が変わり 頑なだった心を解く…という展開かと思っていたんだけど そうではなくて却って良かったな。 その分ちょっと唐突な感じはあったけど(^^;) 長年、真摯に向き合ってきたからこそ積み重なってきた忸怩たる思いを 表に出す機会にたまたまなった…ってことで却って深みがある。 そう感じられるのも、やはり演技力なんだろうな。 晩年編になって不足していたものと言えるかも>こらこら で、批判というより、どうなのかな…?と思えたのは やっぱ、糸子の台詞が主。 演技力云々は置いといて(笑) その内容は、やはり賛否両論って気がする。 軽い順から― *昨日、あれ程「個人情報」を連呼しておきながら 吉沢さんが末期ガンだと糸子に言っちゃう総婦長さん(^^;) でもまあ、末期ガンだからこそ総婦長さんがああ言えたのだし 病名もハッキリ告げることで糸子にも覚悟を促したのだろうし 安易に批判はしないけどね>ドラマだから *吉沢さん本人に向かって末期ガンだと強調する糸子(^^;) まあ、吉沢さん本人も知っているからこそ決意したのだろうし そうであれば今更アカラサマに病名を言われても 別に何も思わないかもしれないけどね。 それに、奈津のことをラサールに「ワケあり」と言っちゃう糸子だから ここでハッキリした物言いをするのも「らしい」し 相手の心を強める効果はあるかもしれないけどね。 ヒネクレひじゅにだったら嫌だけどさ。 *自分の人生を引き合いに吉沢さんを励ます糸子(^^;) 死が身近なものとなっている…という一点においては共通するだろうけど 実際、それを言いたいのだろうけど それでも、あれだけ長々語られちゃうとナンダカナ… 老いるということは悲しく孤独で辛いことだろう。 でも、それだけの年月を生き、色々なことを経験してこれたってことでもある。 若くして病気で亡くなるのとは全く違うっしょ? しかも、自分自身の苦しみや悲しみよりも 残していかねばならない子供達のことを考えている吉沢さんに 親を心配するまでになった =大人になった =育て上げることができた =それまで見届けることができた 自分の子供達のことを話すなんて…という気もする。 そりゃあ勿論、ショーで「輝く」ことによって 希望を与えられるかもしれない。 実際、それを望んでモデルになろうと吉沢さんはしているわけだけど 逆に言えば、もうそれしかない…ってことだろ? せめてラストはウィッグの話ではなく どんな服が着たいかとか演出はとか、そういう話題にしてほしかった。 あ、それも賛否両論? 確かに糸子は理想的人物ではない。 “善人”ではない(笑) だから「え?」という発言をしてもオカシクナイとも言える。 言えるけど… 少なくともこのエピでは善人で非常に良い事を行っているって感じだからなあ。 それとも、それが明日で覆される? ここでイキナリ自己弁護(?) ひじゅには夏木さん憎しと思っているわけじゃないからね(笑) オノマチが去ると聞いた時は本当にショックだったし 14歳から演じてきた彼女が“老い”をどう表現するのかを 楽しみにもしていたので残念だった。 でも、高画質のTVでは、やはりパッと見も重要。 役者交代は仕方ないという気持ちもある。 それに夏木さんの顔を思い浮かべた時、合ってるかもって思ったんだよ。 だから期待する部分も大きかった。 江波奈津が登場した時、 栗山奈津の面影を残しつつ、その後の年月も感じさせる佇まいに ハッと息を飲んだ視聴者も少なくなかった様子… それから今日褒めた吉沢さんや総婦長さんの ただ台詞を言うだけのシンプルなシーンに深みや立体感を与えた演技… 夏木糸子にも同様のものを望んでいたんだよ。 オノマチ編は押せ押せの展開だったし 晩年編こそ本当に描きたいことだとPは言ってるし 最後の一ヶ月は、もしかしたらオノマチ編を霞ませるくらいの出来かも… とさえ思っていた。 勝手に期待してただけと言われればそれまでだけど 今迄の『カーネーション』を考えると高望みとは思えなかった。 だから、ちょっとさ… ガッカリしているだけなんだよ。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/522-d49322cf ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆ やっくんち
これ↓観たけど難解ですわー
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