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カテゴリ:朝ドラについて考える
前作も前々作も書きそびれちゃいまして
まあ、いつかは書きたい気持ちもあるんですけど やはり記憶に新しい方から(笑) え~っと… 『ごちそうさん』は私にとっては 比較的珍しい位置にあるドラマかと思います。 大好きとは言い難いけど、嫌いでもない― 不快感はないけど、ツッコミどころは多い― ツッコミを楽しむ…という域には達していないと思うし 真面目に批判したい…という程に嫌な気持ちになるわけでもない。、 そこまでの情熱は湧かないというのか(^^;) では、全く気持ちが動かされないのかというと ソコハカトナく好感は持てるのです。 ←ここ重要 緩~く緩~く流してればOK…という感じ?(笑) よく耳にするのが 「前作に比べ『ごち』は朝ドラ王道の作り」 という批評です。 スミマセン、私は逆に感じていました(笑) 表面的にはその通りなんだけど 中身は寧ろ逆じゃないのかなあ…と。 ただ、『ごち』単体で見た場合 王道を外す!という程、斬新で大胆…というわけではなく 微妙にズレている…という感じ? *例えば、子役 どんなダメ作でも子供時代は可愛いのに 『ごち』は何だか全然…こらこらっ! いや、これは王道云々とは関係ないですね(^^;) スミマセンスミマセン *例えば、ヒロイン いわゆる「良い子」ではないし 賢い子でも愛すべきドジっ子でもない 仏頂面ばかりが印象に残る「アホ」だし― まあ仏頂面に関しては 私の中にある典型的少女マンガのイメージなので (ヒロインが好きな男性に翻弄されカリカリするラブコメ) 好き嫌いではなく「さもありなん」っていうのか 「ああ、本当にコレって少女マンガなんだなあ」 という思いがするばかりでした(笑) ただ、実写×長時間にはイマイチかも… という気もしましたけど。 夢に向かって邁進しているわけでもないし― といっても、ここは「普通」を描きたかったのでしょうから 大いに「あり」だと思います。 『ゲゲゲ』も自分ではなく夫の夢を支える「普通」の専業主婦だったけど 夫が「普通」じゃなかったからなあ(笑) 西門家も良家でエリートで…と「普通」ではない部分も多かったけど まあ「普通」に取り組んでいたとは言えるんじゃないかなあ。 「お節介」や「自己中」なのは同じだけど 従来のヒロインは他人のために「良かれ」と発揮するのに対し め以子は食べ物のためだったのが、ちょっとズレてたかも?(笑) め以子が嫌い、という視聴者も結構いるらしいんですが これもワザと「万人に好かれるヒロインにはしない」という意図 だったら面白いんんだけど…穿ち過ぎか(笑) B子@『ちりとて』だって、放送時は嫌われてたりしましたからね… ウジウジし過ぎているって。 あれもまた、従来のヒロイン像からはズレたキャラでしたよね。 え? ドラマの出来は比べものにならない? そそそそれは同意せざるを得な…(以下略 *例えば、脇役 ヒロインの物語を進行させる上で 彩りというか書き割りの如く、そこにいるだけ… みたいな脇役も多いのに 『ごち』では逆に ヒロインの代わりに脇役が物語の要を語る… みたいな形が多かったですよね。 個人的に好みなのは、その中庸というか 脇役は脇役でしっかり生きている群像劇なのですが つまり、どちらから見ても『ごち』はちょっとズレていると言えるかも? まあ、め以子が「アホ」設定なので 彼女中心のエピはカリカチュアされていましたからね。 ここのところはズレているというより 従来の形のキッチリ逆を行っていたと思います。 ま、何であれ 私にとっては「これは少女マンガの世界なんだ」と気づいた時点で 良くも悪くも受け入れることが出来る様になった気がします。 ラブコメ風味を前面に出した朝ドラは過去にも存在したけど 結婚後のアレコレも極端なキャラ揃いの脇役も ちょいエロな台詞も男色要素も… あらゆる要素で最後の最後まで少女マンガテイストを貫いたのは そうはないかも? まあ、少女マンガだから面白いというわけでは全くないし 笑いのセンスがイマイチだったことは否めないですが>ぉ ―なんてエラソウなことを書きましたが あくまでも私の感覚の問題で 「全然違うよ!」という人も多いことでしょう。 感想なんて人それぞれ。 「こーいう感想もあるということで」ってヤツです(笑) ただ…何度か書いちゃったことですけれども 言論統制か?思想統制か?と思われる様な つまり、こんな素人の感想ブログでも規制したがる様な 私にとっては辛い作品も過去にあったわけなんですが 『ごち』は 貶そうが褒めようが動じたりはしない… そういう意味での「緩さ」もあって そこが私には心地良かったのかもしれません。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1421-48c0b0a2 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ブルーレイBOX‐1 DVD BOX-1 メモリアルブック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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