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テーマ:ニュース(100271)
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奈良県の公務員がこの5年間にわずか8日しか出勤していないにも係わらず給料をほぼ満額支払われているという驚きのニュースがネット上で流れていました。
この件について日曜日のテレビ番組で放送されるという情報が有り観てみたのがこの「VOICE闇の正体」です。 この番組の取材で判明したことは下記の通りです。 ・ この公務員は病気休暇制度を利用している。 ・ 最大90日までしか認められないが複数の病気の診断書を使い回すことによって半永久的に休暇を取り続けてきている。 ・ 記録に残っているのは5年間だが関係者の証言でここ10年間はろくに出勤していない。 ・ 病気で休暇しているにも係わらず毎日のように職場ではない奈良市庁に出かけている。 ・ この際の交通手段は高級外車である。 ・ 奈良市庁に来てしていることは妻が代表をしている建設会社への工事の発注依頼である。 ・ 奈良市の建設工事の入札現場に於いてこの公務員が参加した談合シーンの映像が流れていた。 ・ この職員は奈良県の同和解放運動の組織の支部長を務めている。 ・ 奈良市庁に来て発注依頼をする態度は言いがかりや恐喝まがいの言動を行っていたらしい。 例:市庁の前の道が凹んでいて自分の車に傷が付いた。どうするつもりだ云々等々 ・ 奈良市に限らず同和対策として同和運動団体推薦の職員の優先採用が慣例となっていた。 ・ ほぼ無試験で採用されるこの雇用枠については同和団体が金で権利を売っているとの証言がその雇用枠で採用された職員から得られている。 ・ 他にも色々有りましたが私の頭でかろうじて覚えているのはこの程度でした。 中には真面目に同和問題や人権問題に取り組まれている方達の言葉も有りました。 昔は当たり前のように行われていた差別の根深さを思い知るようなエピソードも有りました。 差別はしてはいけない、そう強く思わせる番組編成です。 しかしこの問題の職員、彼の行動を見聞きした大半の人はどう思うでしょうか。 「ああやはり同和地区の人間はろくな事をしない。」 そう思うでしょう。 彼のしている罪は同和出身者で有る無しに係わらず裁かれなければならないものです。 しかし自分自身が同和団体の支部長であることを利用して特別扱いを強要していることも事実です。 彼は同和地区の一員として最も恥ずべき行為をしたと言えるでしょう。 意図的に不正を働きそれを指摘されようものなら差別発言だと弾劾する。 これは逆差別です。 哀れな男が自分の哀れを売り物にして好き勝手に振る舞っているのです。 普通の相手ならこんな我が儘は聞きません。 聞くのは自分が同和団体の一員であるから。 これを特権と考えて図に乗った行動を取り続ける彼は裸の王様です。 これは差別です。 彼はいわば奈良市の中のゴマメなのです。 皆が苦い顔をしながら長年渋々認めてきたゴマメ。 しかしそれにメスが入れられる時が来ました。 今回の報道の後彼が同じ行動を取り続ける事は出来ないでしょう。 同和団体の優先雇用にも影響が出ることは必至です。 同和地区に住む全ての者達に対して最も差別的な行動をして被害をもたらしているのは同和団体の支部長をしているこの公務員自身と言えるでしょう。 番組を観終わった後に強くそういう印象が残りました。 しかしそんな単純な話では無いのかも知れません。 私的な見解では今回の件はおそらく市庁内の内部告発に端を発するのではないかと考えています。 またそれだけでなくもっと疑ってみればおそらく奈良市と同和団体は有る程度事前に話を付けてこの番組の放送に踏み切ったのではないかとも考えています。 これまでにも色々な所から漏れ出す同和行政に係わる不祥事の数々。 市庁も団体もこのまま火種となる不祥事を抱えたまま放っておく事の危険性に気付いたのでしょう。 まともにこの件について公表されれば市庁、団体共々根こそぎ糾弾されることは間違い有りません。 そこで悪質な一人の者をスケープゴートとして告発する。 皆がこぞって彼を批判しその批判は市庁や団体をも巻き込んでいく。 しかし批判は一部の同和行政を食い物にした者達に集中させ市庁も団体も責任はあるが被害者であるというイメージ戦略を行い一部の者達に全ての責任を押しつけて処分し精算が終わったようにする。 そういうストーリーが見え隠れするような気がしてなりません。 テレビ版組でも市庁は被害者然とした哀れな扱われ方であり同和団体の過剰要求が問題で有るように取り上げられています。 一方団体側ではそのような者は一部であり殆どの者はそのような現状を憂慮していると言った演出であったように思えます。 市庁と団体によるトカゲの尻尾切り。 そんな事が杞憂でありこの機に関係する同種の問題が一気に解決されるのであれば良いのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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