昨日(と言うか、今日というか)は、夜中の2時まで働いた。
病院に勤めていると、緊急の患者様のために自宅にいる時も呼び出されて仕事をしないといけない時がある。
昨日はポケットベルを持たされていたのだが、ちょうど床についてちょっとしたところで、あの聞きたくもないピピピピピピ・・・・というポケベルの音。
眠い目をこすりつつ、病院に電話を入れると「救急患者が来るので至急来てくれ」とのこと。
仕事なので仕方がないのだが、やはり辛いものは辛い。
結局、その患者様の後にも患者様が来られて、病院を出たのは午前2時を過ぎていた。
いくら夜が遅かったと言っても、朝は来る。
いつも通りの時間に起きないと、一日の予定が狂ってしまうので眠くて仕方がないけど時間通りおきた。
結局3時間しかねてないよぉ、と思いつつルーチンの仕事をしていると、途中、あくびを連発するものの結構平気だったりする。
不思議なものだ。
どうしてあくびは出るのだろう。
眠いから、と言えばそうだろうが、退屈な時にもでますよね。
よく「酸素不足」だとあくびが出ると言うが、じゃあどうして酸素不足であくびが出るの?
その答えは・・・。
呼吸をつかさどるのは脳の下の方にある延髄。
体が疲れたりして血液の循環が鈍ると、体の中の二酸化炭素も増え脳への酸素の供給が減ります。
すると、あくびが出るのですが、あくびが出るとその最後に大きく息を吐きます。
その時に二酸化炭素を吐き出して、次に一気に吸って酸素を取り込む仕組みなのです。
また、換気の悪い部屋で会議などがあると、酸素濃度が減るために脳への酸素不足が起こり、
あくびをしてたくさん酸素を取り込もうとします。
そのような環境では、出席者みんなが同じような環境にあるため「あくびがうつる」「あくびが伝染する」現象が起こりやすいんですね。
追記
先日の特命リサーチ 200Xでは、「感情移入しやすい人ほどあくびが伝染しやすい」と結論していましたね。
あくびをした人をみることによって、つられる現象が起こるのでしょうか?
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あくびは医学的には欠伸と書きますが、
病気とは関係ないのでしょうか?
欠伸を症状とする病気はいくつかあるようです。
脳出血や脳梗塞、脳腫瘍などの症状の一つに欠伸があります。
気になる方は脳CTや脳MRIの検査をした方がいいかもしれません。
他には、精神的ストレスにより血中二酸化炭素濃度が高まるらしく(未確認)、
そのために酸素不足になり欠伸が多くなることも考えられます。
その他に、睡眠時無呼吸症候群による睡眠不足が欠伸の原因になっていることも考えられますね。
睡眠時無呼吸症候群についてはここを参照下さい。
関連のある記事として、ここもどうぞ。
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ということで、今日は早めに寝ることにします。
あっ、それとこちら(長距離ドライブの眠気覚まし)も参照下さいね
2004.10.20記
2004.11.07改訂
2005.01.10改訂
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