【主張】 エネルギー計画案 安定供給の原点忘れるな
MSN 産経ニュース 02月26日(水)03時16分の配信です。【主張】エネルギー計画案 安定供給の原点忘れるなエネルギー政策の中長期的指針となる基本計画の政府案がまとまった。原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、安全性が確認されたものを再稼働させる方針を明記した。民主党政権の無責任な「原発ゼロ」から転換した昨年末の当初案を踏襲したものだ。今後も原発を重要エネルギー源として活用する姿勢を示したのは当然だ。 ・・・続きはこちらから私見です。今回の東京都知事選で、脱原発だけを旗印に元総理がタッグを組んで都知事候補に立候補した小泉、細川組は、あえなく轟沈してしまいました。選挙戦序盤は、話題性もあってか「脱原発」は大いに話題になりました。いかんせん、御高齢の細川氏には選挙戦を戦い抜く体力、気力が続かず、脱原発の代案も無いままでは都民の信頼を得る事は出来ませんでした。日本は現在、全国の原発54基が稼働を停止しています。割高な火力発電に依存し、北海道電力の再値上げ表明など影響が深刻化しています。エネルギー政策の原点が電力安定供給に有るのは確かです。太陽光など再生可能エネルギーに関しては、今後3年にわたり最大限加速するといいます。再生エネは環境負荷が小さく、分散型電源としても有効です。ただ、発電コストが高く、安定性にも課題を抱えています。現実を踏まえた普及策に取り組むべきでしょうが企業の努力によりよりコストレスの再生エネルギーの開発は可能だと思います。日本の原発数は世界第3位です。米国、仏国に次いでですが、原発1基に対する可住地面積は、米国68,749平方キロ、仏国6,649平方キロ、日本2,352平方キロになります。フランスの原発が多いとの議論が何時も上がります。フランスの国土は54.4万平方キロ(日本37.7万平方キロ)そのうち可住地面積は仏国39.2万平方キロ、日本12.6万平方キロです。日本は、山岳地帯が70%を占めている為現在原発はフランスの3分の1の土地に1基建っているのです。この状況を異常と感じませんか?何処の原発に不慮の事故が起きても大参事になるのです・・・ヒゲでした。