脳腫瘍の5歳男児、両親が病院から連れ去る
AFP BB NEWS 08月30日(土)16時14分の配信です。脳腫瘍の5歳男児、両親が病院から連れ去る 英警察が公開した、アーシャ・キング君の写真(2014年8月29日撮影)。(c)AFP/HAMPSHIRE POLICE【8月30日 AFP】国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)は29日、脳腫瘍を持つ5歳の少年が病院から家族によって連れ出されたとして、加盟国190か国に警報を発令した。当局は、少年の命を救える時間はわずか数時間と述べている。 ・・・続きはこちらから私見です。アーシャ・キング君の両親は28日、イギリス南部のサウサンプトンの病院から医師の同意なく息子を連れ出し、仏シェルブール行きのフェリーに搭乗しました。アーシャ君の両親がなぜ息子を連れ出したのかは不明です。両親はエホバの証人の信者ですが、同宗教団体は29日、2人の行動には宗教的信条を理由とするものは何もみられないと述べています。※個人的にあまり宗教の話をとやかく語る気は全くありません。古今東西の宗教に関してはブログをご覧の方の中には少なからず関係を持たれていらっしゃる方、関心のある方、研究をなさっていて私の拙い解説が、かなり誤解を与えるとおっしゃる方もいらっしゃる可能性があります。Wikipediaから参考までに情報を書き留める程度にします。つまり、今回のブログの宗教絡みの記述に関してはWikipediaに全て責任があるという事でご了承下さい。因みに、私は何度も書いていますが仏教徒で何代か前からずっと禅宗です。配偶者の実家は神道という異色のカップルですが家庭内宗教戦争はありません。配偶者も禅宗の方が気楽な様です。エホバの証人とは、1884年にチャールズ・テイズ・ラッセルによりアメリカで始まったキリスト教系の新宗教です。宗教法人「ものみの塔聖書冊子協会」に属する信者の総称でもあります。伝統的キリスト教が教える三位一体説の否認、エホバ神を唯一神として崇拝します。イエス・キリストは神の意向を行う代理人と認めますが、神性を認めず礼拝の対象としていません。輸血拒否や兵役義務の拒否などのタブーを持つのが特徴です。聖書無謬説、世界終末思想、死者の復活、福千年およびキリストの再臨、14万4,000人が天に行き、イエス・キリストとともにハルマゲドン後の世界統治の手助けを行う等の教義があります。今回の両親の病院連れ出しは過去に日本でも問題になりました、輸血の拒否などがネックになった可能性があります。 出典:Wikipedia国際刑事警察機構は声明で、「アーシャ君の健康状態への深刻な懸念がある。動くことができず、車椅子か乳母車にのっている可能性が高い。また、話す事ができない」と述べました。キング夫妻は28日夜、子ども7人を連れて病院に到着、ナンバープレート「KP60 HWK」の灰色のヒュンダイ(Hyundai)車を運転していたと述べました。アーシャくんは脳内の腫瘍が脳細胞及び神経を圧迫していて、言語機能や運動機能の低下若しくは発育不良をお越している可能性があります。運動野の機能不全の場合視床下部及び視床付近にトラブルがある場合が多いものです。(私の経験上・・・)手術は大変危険を伴い子どもの神経は細く繊細で腫瘍が邪魔をしていますと、神経を温存しながら取り除かなければいけません。頭部は血管と神経の塊です。手術となれば、輸血は必然の医療行為になります。ヒゲでした。