エボラ出血熱の死者、7500人超える
AFP BB NEWS 2014年12月23(火)20時18分の配信です。 エボラ出血熱の死者、7500人超える ギニアの首都コナクリで、エボラ出血熱の感染者のための医療施設で防護服を着る医療従事者(2014年12月8日撮影)。(c)AFP/CELLOU BINANI【12月23日 AFP】世界保健機関(WHO)は22日、エボラ出血熱の流行による死者が7500人を超え、感染者は2万人に近づいていると発表した。エボラ出血熱の流行が深刻な西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国では、20日までの感染者数が1万9340人に上り、うち7518人が死亡している。 ・・・続きはこちらから私見です。AFPの取材の日付より少し前の2014年12月18日の西アフリカのエボラ出血熱の感染者数と死亡者数の統計です。○シエラレオネ 感染者 8,832人 死者 2,477人○リベリア 感染者 7,819人 死者 3,346人○ギニア 感染者 2,413人 死者 1,550人○ナイジェリア 感染者 20人 死者 8人○マリ 感染者 8人 死者 6人○アメリカ合衆国 感染者 4人 死者 1人○セネガル 感染者 1人 死者 0○スペイン 感染者 1人 死者 0合計 感染者19,098人 死者7,388人 死亡率38.7%記事の中に記載されている事で医療関係者の感染者数が649人に上っていて、そのうち365人がこれまでに死亡しています。死亡率が56.24%と一般人の死亡率よりも高い数値を示しています。医療関係者は、初期感染の発見が可能で身近に対処療法ですが医療私設と設備栄養剤などの二次的な薬品もあります。それだけで簡単にエボラ出血熱の死亡率が下がるとは思えませんし未開地へ医療行為のために出向いていれば、治療も遅れる事もある可能性もあります。そこで、問題になるのは19,000人もの感染者の数です。全ての感染者が医療機関できちんとした医療行為を受けられたのか、と言う問題です。まず、全ての感染者に医療機関の手が差し伸べられたとは考えにくく、道路の端に遺体が放置してあった事実もあります。その様な環境下で死亡率が38.7%と言う数字に疑問が湧きます。Wikipediaの出典ですが、エボラ出血熱はアフリカ大陸で10回、突発的に発生・流行し、感染したときの致死率は50~90%と非常に高いと記述されています。CNN.co.jpでは、2014年9月24日付の記事の配信で世界保健機関(WHO)の専門家は23日、医学誌に論文を発表し、西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、致死率を71%と報告しました。また、感染拡大防止のための対策を抜本的に改善しない限り、患者や死者は今後も週に数百人から数千人の規模で増え続け、症例数は11月2日までに延べ2万人に達する可能性があると予測しています。実際の感染数は把握できていませんが、当たらずとも遠からずの発表でした。19,000人以上が感染していますが死亡率の差異32.3%分の6130人はどうなってしまったのでしょう。19,000人の他に2倍程度の隠れ感染者がいて死亡率は限りなく70%に近いとの話もWHO関係者から聞かれます。西アフリカの各国は感染者数を少なく発表し、なるべく早い終息宣言を出したいところでしょう。このままでは、貿易も出来ず輸入品一つ入って来ません。援助の金を使って国を立て直す事もままなりません。ヒゲでした。