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カテゴリ:2014年08月分
MSN 産経ニュース 08月20日(水)01時30分の配信です。 横浜と川崎にシェールガス専用発電所 東電が34年度から発電開始 【8月20日 MSN】 東京電力が横浜市と川崎市にある3カ所の火力 発電所の大半の設備を、新型天然ガス「シェールガス」など軽質LNG (液化天然ガス)専用とする方針を固めたことが19日、分かった。 設備の改良工事を平成31年度から順次行い、34年度からシェールガスを 使った発電を開始する。 ・・・続きはこちらから 私見です。 福島第一原発津波事故の後の、全国の原発停止で 火力発電用の燃料費が膨らむなか、安価なシェール ガスの活用でコスト削減を徹底したい考えです。 設備をシェールガス専用とするのは、国内では 初めてとみられます。 アメリカメキシコ湾産の、シェールガスの輸入に 伴い今後の利用頻度は増える予定です。 改良するのは横浜火力発電所の8基(各出力 35万キロワット)と、川崎火力発電所の4基 (各出力50万キロワット)、東扇島火力発電所 (川崎市)の2基(各出力100万キロワット) です。 川崎については、平成28年度から29年度に かけて営業運転の開始を予定する新設の2基 (各出力71万キロ ワット)も、シェールガスなど軽質LNG専用 にする計画です。 基本的に原子力発電の再稼動が日本中で進む との考えから、軽質LNG専用火力発電所の 構想が遅れたのでしょう。 その為の費用負担分は税金と消費者へという 構図だったのでしょう。 余りに負担分が増えたために、安価なLNG 100%の構想が持ち上がったのでしょう。 福島第一原発時に「軽質」LNG使用構想が 実現していれば、今後の消費税10%実施も 無理なく実現可能で国内GDPもここまで 低くはならなかった事でしょう。 シェールガスは単位容積あたりの熱量が従来の LNGよりも低く、比重も軽いため「軽質」と 呼ばれます。 価格も従来のLNGより3割程度安いといい ます。 東電はこれまで、調達した軽質LNGを従来の 重質LNGと混合させた上で使用していました。 ただ、既存の火力発電設備でシェールガスを 使用するには低い割合でしか混合できないため、 熱量の低いシェールガスを使っても安定的に 燃焼できるようにするため、燃焼装置や制御機能 の改良工事を行います。 良工事後は重質LNGと混合する必要がなく、 シェールガスなどの軽質LNGを燃料として100% 使えるようになります。 どの程度の熱交換効率により発電価格に跳ね返るの かは、わかりません。 今後、「軽質」LNGの輸入体制は確率が容易なはず です。 いつも後手に回りそのつけは、国民へと、構図は 何年経っても変わりません。 霞ヶ関は、住んでいる人種が違うのでしょう。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.20 05:15:08
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