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今年の下北沢映画祭。
9月21~23日に開催されます。 今年で4回目。 メインになるのはコンペティション部門ですが、 一般公募により266作品の応募がありました。 その中から10前後のノミネート作品を選定するわけですが、 これがまたしんどいんだね~。 数も数だしね。 昨日はその最終選定会議がありました。 一次、二次審査を経て残ったのが22作品。 さすがに審査をしたスタッフそれぞれの想いがあって、 白熱した議論が繰り広げられたっちゅうわけです。 会議には参加したものの、 全部を見たわけではないのであまり話には加われず。 でも熱は伝わってきましたねー、って当然か(笑) 最後の一作品がなかなか決まらず、 これだけが持ち帰りになったので、 3作品を見てレビューを担当スタッフに送りました。 この3作品から選ばれるのは1作品。 さて、どんな結果になるのやら。 なんにしても、あれだけ議論が白熱するってことは、 どの作品がお客さんに届けられることになっても、 きっと何かが残る作品だってことだろうね。 人によってはドストライクかもしれないけど、 別の人にとってはなんでこんなのが選ばれたの? って思われるかもしれない。 だけど、今回のこの議論みたいに、 見終わった後で皆さんが同じように盛り上がってくれたら、 それもそれで悪くないよな~って思います。 それにしても、短編映画一本についてあれだけ話せるくらい、 映画は人の日々を豊かにしてくれるはずなのに、 映画産業は斜陽だといわれています。 製作費の二極化はどんどん進んでいるし、 多くの映画監督は2本目以降を撮れないことの方が多い。 チャンスが与えられないから若手は育っていかないし、 制作会社は映画が撮れずにどんどん倒産に追い込まれてる。 この産業の構造が変わらない限り、 日本映画の未来は決して明るくはならないだろうね。 それは本当に残念なことだと思うなぁ。 営利ももちろん大切だけど、 若い人が目指せる業界にしていかないとですよ。 特に儲かっていて余裕のある大手さんには、 そこら辺をしっかり考えてほしいです。 微力ながら、この業界に身を置く一人として、 上を見て、未来を考えながら頑張っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/07/17 02:09:05 AM
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