カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

この連休で前々から決まっていた予定がこの山形県鶴岡市（旧羽黒）にある竹の露さんの相沢さんのところに遊びに行くこと。


ちょうどこの時期に出てくる筍や山菜、それに庄内の田んぼの松島を楽しみにしてきました。

田んぼの松島とは、日本三景にもなっている宮城県の松島のように、海の中に小島が浮かんだように、ここ庄内も田植え前の水を張った水田と雑木林がそのように見えるといいます。

以前遊びにいった秋田県象潟は陸の松島の名所です。


この日の天気は曇り空。

一般道で一路羽黒へ。5月5日子供の日だったため、寒河江の本染め鯉のぼりをつくる途中金谷鯉のぼりを見に行ってみました。


この日が鯉のぼりを出すまさにその日のため、当たり前ですが染物はやっていませんでした。


ここ寒河江、西川近辺では、このような黄色地に塗られた鯉のぼりが多くありました。


冬場は命がけの月山を越え、庄内こばえちゃラインに入り、相沢邸を目指す。「こばえちゃ」
とは方言で来てくださいとかいらっしゃいとかいう意味らしいです。


同じ山形県でも食文化、方言が全く違う庄内弁はよくわかりません。


竹の露の相沢さんのご自宅はステキなログハウス。

一度蔵仕事体験の時にお邪魔したことがあります。


庄内平野を一望できる高台にあり、景色もよく自然豊かなところです。

近くのやまぶし温泉ゆぽかと同じ源泉のお湯を風呂釜に運びます。

そして、まき割りに挑戦。


へっぴり腰のため、全くわれません・・・


その後は山菜採り。今日のターゲットはたらの芽

野生のたらの芽は大きな木です。とげもたくさん。高枝切りバサミでたらの芽ゲット。



景色のよいお風呂にゆっくりつかり、お手製のピザをいただきました。

外に窯があるログハウスなんてステキです。

3時間前から火をおこし、窯の温度を上げピザを焼く。


ピザの生地もつくり、具材はなんと先ほどとってきたたらの芽

すばらしく美味しいピザで食べすぎてしまいました。

それとお酒もたくさん。

吊雫純米吟醸生詰原酒シリーズの改良信交からはじまり、吟醸雪ほのか、美山錦、京の華と次々と流れるような美味しい美酒と地元の美味しい食べ物を堪能しました。

3年前の東北Ｎｏ．１の大吟醸や、出羽燦々で金賞を受賞した大吟醸などなど普段飲むことはできないお酒までもいただき、ご満悦でかなり酔っ払い状態となりました。


相沢さんはお寿司を握ってくださり、またまた満腹満足状態。



丘の上のログハウスなだけに、開放的でのんびりとすごしてしまいました。


極めつけは庄内が舞台となった蝉しぐれ上映会。プロジェクタとスクリーンがあり、電気を暗くして大音量で見る蝉しぐれは贅沢。

しかも、ロケをこの場所の近くで行ったため、ロケ地などのご説明もしていただきました。


とても優雅でのほほんとしてしまった1日目でした。（2日目に続く）