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2014年08月26日
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カテゴリ:宮部みゆき作品
 菜穂子(国仲涼子)は友人亜子(堂珍敦子)のレストランのオープニングパティーで親しく話し合う杉村(小泉孝太郎)と間野京子(長谷川京子)の様子を見て、席を外したままパーティーには戻って来ませんでした。杉村は菜穂子のことを心配しますが、パーティの会場で彼女を探し出すことが出来ず、仕方なく一人で帰宅するしかありませんでした。

杉村は帰宅後一人で待っていた桃子(小林星蘭)を寝かしつけますが、ほどなく菜穂子も帰宅します。夜遅くまでどうしていたのかと問う杉村に、奈穂子は初めは「靴が足に合わなくて痛かったから新しい靴を買いに行った」と説明するが、杉村の不審は解けません。実際は、菜穂子は橋本(高橋一生)を携帯で呼び出し、月夜の海岸で二人だけで夜遅くまで過ごしていたのでした。

 不審を募らせる杉村に奈穂子は急に泣き出し、私はあなたの足を引っぱる存在でしかない、あなたに仕事を辞めさせて私と結婚した時からずっとそうだったと言い出します。杉村はそんなことはない、自分はこれまで充分に幸せだったと彼女を懸命に慰めるしかありませんでた。

 翌日、前野メイ(清水富美加)が杉村と手島(ムロツヨシ)を訪ねて睡蓮へやってくる。なんと、「あおぞら」の園田編集長(室井滋)宛てにられてきた小包の送り状に取扱店が「かみくらスーパー」で担当者は「小笠原」と記入されていることを知り、さらにその店は今は栃木県と群馬県の県道沿いのコンビニ店エニィタイムの「畑中前原県道二号店」になっていることが判明したと告げるのでした。前野メイはさらにその店に直接電話を掛け、「小笠原」とは同店の現在の女主人早川多恵(富士眞奈美)の旧姓であり、彼女が暮木(長塚京三)と繋がりがあるらしいと推測しますが、電話で早川は「ごめんなさい、どうぞお送りした荷物をそのままお納めください」と言って電話を切ってしまいます。それを聞いた杉村と手島は、坂本(細田善彦)にも声をかけ、4人でその人物を訪ねることを約束します。

 そんなある日、井手(千葉哲也)が杉村をパワハラで労連へ訴えを起こし休職していたが、労連から職場改善の勧告が出され、井手はグループ広報室「あおぞら」から離れ、社長室付きという身分に就くことになります。そんな井手が久しぶりに広報室へとやってくると、話しがしたいと杉村を睡蓮へと呼び出します。そこで井手は、間野と親密になっている杉村に対して「あなたは間野が好きだ」が彼女のように「困ってます」と頼られる女に弱い。彼女は「杉村さんは私に気がある」と周りに言いふらしている。彼女のような女の裏の顔には気を付けるべきだと忠告します。

 杉村は手島、前野、坂本と約束した日にコンビニのエニィタイム「畑中前原県道二号店」に出掛け、そこで同店の女主人となっている早川多恵から彼女が暮木老人と幼馴染であり、「みっちゃん」と呼んでいた彼からバスジャック後に人質たちに慰謝料を送ることを頼まれていたことを明かにする。杉村が暮木の実名は詐欺グループ「日商フロンティア協会」の代表の小羽雅次郎(仲雅美)が心酔していた御厨尚憲ではないかとの質問に、彼女はキッパリと否定し、「みっちゃん」の実名は羽田光昭と言い、御厨とは仲間だったが、二人で小羽雅次郎を担いで「日商フロンティア協会」を成功させ、得るものをすべて得てから身を退き、その後は御厨尚憲と「みっちゃん」の関係は切れていた、御厨尚憲とつるんでいたことを後悔していたと二人の関係を明らかにします。 





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最終更新日  2014年08月28日 13時39分58秒
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2014年08月19日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 睡蓮に集まったバスジャック事件の被害者たちは、迫田(島かおり)の娘の美和子(安藤玉恵)から迫田が日商フロンティア協会の詐欺にあっていたことを知らされます。さらに迫田が詐欺で金を騙し取られたために母親をクラステ海風で介護の世話を受けられなくなったことを悲しんでいることを知った暮木(長塚京三)が詐欺被害金額の一部を取り戻してあげると言い、後日娘の美和子も迫田の家で暮木から電話でその約束を聞かされます。暮木の言い分では悪いのは詐欺グループの主犯たけけでなく、一緒に詐欺行為に加わって甘い汁を吸い ながら罪に問われることもなく、いまものうのうと暮らしている連中も同罪とのことです。

そして実際に迫田の家に現金700万円入りの小包が送られて来ました。迫田美和子は睡蓮に集まった元人質たちに、母の老後の生活のためにも、送られたお金を警察に届けてほしくないと懇願します。そんな美和子に対し、杉村(小泉孝太郎)たちは、警察には届けずお金をもらわざるを得ないという雰囲気になります。

 後日、中小企業経営の田中(峰竜太)から杉村(小泉孝太郎)に元人質たちに集まってもらいたいとの連絡がありました。睡蓮に集まったみんなの前で田中は、自分に送られた現金を全て迫田の婆さんに渡すと言い、それを聞いたバス運転手の柴野(青山倫子)はバスジャック犯人は母子家庭の自分の運転するバスと知って犯行を行ったのだろうと受け止め、彼女に送られた慰謝料全額を自分たち母と娘のために受け取ることを決意したと言います。こうして元人質に送られた現金は警察には届けず、各人の判断に委ねられことになります。杉村も退職届を今多会長(平幹二朗)に渡すことを決意します。

 その後、井手(千葉哲也)が杉村からパワハラを受けたという調停申請により、労連による杉村への聞き取り調査が始まりました。

 そんなある日、間野(長谷川京子)の住んでいる部屋が何者かに荒らされてしまいます。その日、菜穂子(国仲涼子)が開店準備のために手伝っていた彼女の親友のレストランがオープンし、杉村夫妻はそのお祝いに出掛けます。そのレストランのオープン祝いの場で、杉村は菜穂子に辞表を出す決意と前に勤めていた出版社への復帰を打診とていること、さらに今多会長の家から出ないかと相談を持ち掛けます。そのとき菜穂子は人から呼ばれて席を外します。そのとき偶然杉村は野間京子(長谷川京子)と出会います。二人が親しげに語らっている様子を戻って来た菜穂子が見て、彼女は彼らに声を掛けることもなく疎外感を感じたのか、席を外したままパーティーには戻ってこなかった。そんな菜穂子は橋下(高橋一生)に思わず電話を掛けるのでした…。





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最終更新日  2014年08月21日 17時19分40秒
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カテゴリ:宮部みゆき作品
杉村(小泉孝太郎)は北見容子(かとうかずこ)からの連絡を受けて、足立(渋川清彦)と連れ立って北見の住宅へ向かいます。そこで、高越(水橋研二)を殺害した真犯人を知るという絵里子(入山法子)から、衝撃の事実を聞かされます。その真実とは!?

 高越の子どもを身籠った絵里子は、足立から渡された北見氏の調査ファイルから高越の正体が詐欺師と知って彼とは別れる決意をし、子どもは自分一人で育てると主張する。絵里子の両親も詐欺行為によって自殺しており、絵里子は詐欺行為に対して激しい嫌悪感を持っていたのである。しかし、高越は騙される人間が馬鹿なんだと一笑に付し、ナイフを持ち出して高越との別れを主張する絵里子と言い争いになり、もみ合ううちに絵里子が誤って高越の胸を刺してしまいます。

 このとき、高越はなんと絵里子を加害責任を隠蔽するために、胸にナイフを突き刺したまま新聞販売店にいる足立のところに出掛け、人々の前で「殺される」と派手に騒いぐことにより足立が加害者であるように偽装しようとします。真実を語り終えた絵里子は北見容子に付き添われて警察に出頭することを決意します。
 
 杉村は自分の行った行為に苦しむ足立や絵里子の様子を見てつぎのように思います。「正しく生きたいと思う人間はその重荷に耐えきれなくなっていつか真実を語りたくなる。どんなペテロにも振り返って自分を見つめるイエスがいる。だから我々はウソに耐えられない。」
 
ところで、最近になって園田が職場復帰後、それを祝って広報誌「あおぞら」の編集部一同で中華料理店で飲み会を開いたき、手島(ムロツヨシ)が隣の席に座った園田編集長に慰謝料をどうしたかと質問し、園田は「慰謝料? 私結婚したことないからそんなのもらってないわよ」と頓珍漢な返事がしたことがありましたが、どうやら暮木から園田にも小包で現金が送り届けられていた様です。最近になって運送会社からの小包未配達の通知カードが何通も届いていることを知った園田は、杉村と一緒に運送会社に受取りに出かけ、やはり園田にもかみくらスーパーを発送元にして300万の現金が届いていることを知ります。

 それで元人質たちは再び睡蓮に集まるます。そこには、柴野(青山倫子)の呼びかけにより、迫田(島かおり)の娘・美和子(安藤玉恵)の姿もありました。そしてその美和子の口から事件に関する新たな事実が語られます……。





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最終更新日  2014年08月20日 07時44分05秒
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2014年08月05日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 今多コンツェルンの広報誌「あおぞら」の編集長の園田(室井滋)もバスジャック事件の精神的ショックから立ち直り職場に復帰します。園田の職場復帰を祝って広報誌「あおぞら」の編集部一同は野本(犬飼貴文)が手配した中華料理店で賑やかに飲み会を開きます。

 このとき手島(ムロツヨシ)が隣の席に座った園田編集長に慰謝料をどうしたかと質問していまが、園田は「慰謝料? 私結婚したことないからそんなのもらってないわよ」と頓珍漢な返事がしています。どうやら暮木から園田には現金が小包でまだ届いていないようです。

 解散間近に間野(長谷川京子)が杉村(小泉孝太郎)にそっと「この後、2人だけで少し……」と伝えます。間野と杉村は中華店近くの喫茶店に立ち寄り、間野は杉村に井手(千葉哲也)から職場でセクハラまがいの行為を受けて困っていることを伝えます。井手が間野を仕事にかこつけて自宅に呼んだりするような行為をしていると知った杉村は、井手にそのことを職場で問題にすると約束します。

 そのころ、杉村家では娘の桃子(小林星蘭)が急に熱を出し、菜穂子(国仲涼子)は杉村に何度も電話で連絡しますが、杉村は中華料理店での飲み会の最中から携帯の電源を切っていたために連絡を取ることができず、菜穂子は仕方なく自分の運転で桃子を病院へ連れて行こうと玄関を出ますが、そのときたまたま今多嘉親(平幹二朗)の屋敷に来ていた橋本(高橋一生)が菜穂子たちを見つけ、二人を病院まで送ってくれます。そんなことを知らぬ杉村は夜晩くに帰宅しますが、幸い桃子も元気に菜穂子と一緒にすでに帰宅していました。

 後日、杉村は亡くなった北見(大杉漣)の息子の司(松本岳)の家を訪れます。北見の墓地で偶然会った足立(渋川清彦)が高越勝巳(水橋研二)を殺害した容疑で指名手配されることをテレビで知ったからです。北見の息子の住む公営住宅には北見の妻の容子(かとうかずこ)もおり、足立には前科があり、就職もままならずホームレスをしていたこと、高越勝巳という人物から声をかけられ住宅ローン詐欺の片棒を担がされたこと、北見は高越のことを調べる約束をし、足立の再就職に力を貸す約束をしたこと、北見が死んだあとで足立が再度やって来たので北見が調べてファイルにまとめた高越による詐欺行為の調査報告書を渡したことなどを知らされます。

 広報誌「あおぞら」では今多嘉親(平幹二朗)の会長命令を受けてバスジャック事件調査は編集部の杉村、手島(ムロツヨシ)、椎名(岡本玲)、野本がこの事件のことを一緒に調べ始めます。杉村は、三悪人がかかわった詐欺グループ「日商フロンティア協会」の代表の小羽雅次郎(仲雅美)が英会話教材販売の仕事を始めたころの同僚だったという猿田(桜木健一)に会い、彼から小羽がコンサルタントとしてすっかり心酔しいろいろ教えを受けていたという人物の存在を知ります。杉村はそのコンサルタントこそ暮木老人(長塚京三)ではないかと思い、猿田に暮木の写真を見せますが記憶にないとのことでした。後日、猿田からそのコンサルタントから貰ったという名刺をメールで送信してもらいますが、その名刺には「御厨尚憲」という名前が印刷されていました。

 桃子のピアノ発表会当日、杉村は発表会場に参加しますが、菜穂子から「携帯の電源切った?」と聞かれて取り出した携帯電話に北見の妻からのメールが受信されていることに気が付きます。慌てて会場ロビーから北見の妻へ電話をすると、高越の内縁の妻の井村絵里子(入山法子)が北見の家にやってくるとのこと。このことを知った杉村は、そのことが気になり、桃子のピアノ演奏も上の空、演奏終了後すぐに「人の命ら関わる大切なことがある」と菜穂子に言い残してピアノ発表会場から立ち去ります。杉村は、足立にはホームレス経験があり、水・トイレ・供え物などがある墓地に隠れているのではないかと推測し、北見の眠る墓地に直行し、そこで足立を見つけます。

 杉村は足立を信じると言い、「人に騙された人間はみんな人を騙すようになるが、あなたは違う。罪を心から悔い改めており、ペテロという人物が自分の誤りを死ぬほど責めて後に聖人とあがめ立てられたように、心から悔い改めたらその罪は許されるだろう」とし、北見の家に殺された高越の奥さんが来るので、真実を直接自分の口で伝えるべくであると説得します。

 説得された足立は北見の家で高越の妻に自分はやっていないと告げますが、なんと高越の妻は足立が犯人でないことは分かっていると言い切り、杉村の犯人が分っているのかとの問いにうなずくのでした。

ところで、今回の第5話のラスト近くに、桃子のピアノ発表会終了後、彼女が歩道橋の下を歩いている私服姿の橋下を偶然見つけ、そのことを伝えられた菜穂子が歩道橋の上から歩道を歩く橋下に大きな声で「橋下さん」と呼びかける場面が出てきます。菜穂子から声をかけられた橋下は歩道橋上の菜穂子のもとに向かいます。そのときテレビの画像には歩道橋の階段を数段も飛び越しながら弾むように駆け上がる橋本の全身像とその足の歩みがくっきりと映し出されます。いつもはクールな橋下のこの時の心理を意識的に表現しようとしたのでしょう。そして桃子のピアノ発表についての質問に「とてもお上手でしたよ。感動しました」と感想を述べます。うーん、杉村が桃子がピアノ発表会のときに足立のことを考えて気もそぞろでいたり、桃子のピアノ演奏終了直後に会場を飛び出していったか姿と比較してなんという違いでしょうか。このテレビドラマのその後の杉村夫妻と橋下の関係を予測させるような意味深な場面でしたね。





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最終更新日  2014年08月19日 13時26分02秒
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2014年07月29日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 杉村(小泉孝太郎)は、バスジャック事件の慰謝料として送られてきた現金をすぐに警察に届けることはせず、現金が入れられた宅配便の送り状を手掛かりに、人質仲間たちと一緒に手分けして送り主やお金の出所などを出来る範囲で調査し、またバスジャック犯が言っていた「三人の悪人」すなわち高東憲子、中藤ふみ江、葛原昭のことを調べることにします。

 杉村はまた、本来なら警察にすぐに届けなければならぬ差出人不明の現金を警察に黙って隠し持っていることから、勤務している今多コンツェルンに迷惑を掛けるかもしれぬと判断し、義父であり今多コンツェルンの会長でもある今多嘉親(平幹二朗)に退職願を持って会いに行きます。

 杉村から人質たちに慰謝料が送られてきたことを聞いた今多嘉親は、杉村の判断でそれを処理すること、退職願もタイミングを見計らって自分の判断でどうするか決めるように言い渡します。また妻の菜穂子(国仲涼子)には慰謝料等のことを全て伝えるように厳命します。

 今多嘉親は、杉村からさらに園田編集長(室井滋)がバスハイジャック事件のときに犯人に対して「あたし、あなたのような人、知っているんです」「嫌いだから、すぐ分かるんです、あなたの同類」と言い放ったことや、人質の中でも彼女がもっとも強いダメージを受け、いまも自宅のマンションに閉じこもったきりでいると聞かされ、自分にも責任があると言い出し、園田が新入社員時代に体験した壮絶な過去について語り始めます。

 1960年代から70年代の高度経済成長期、自己啓発セミナーと称する社員教育や幹部教育が大流行で、今多嘉親もフェノミナ人材開発研究所というトレー二ングセンターに新入社員の園田たちを預けます。このフェノミナ人材開発研究所のトレーナは研修者の疑問や反論を一切許さず、特に激しく抵抗する園田を反省室という監禁室に閉じ込め、自殺未遂事件を引き起こします。

 このような自己啓発セミナーのトレナーたちの一部が後に金の地金購入契約のようなぺーパーカンパニーをでっちあげ、多数の被害者を生み出します。園田が精神的被害にあったフェノミナ人材開発研究所のトレーナもそのような詐欺グループの一人として自殺していることを今多嘉親は後に警察から知らされたそうです。

 今多嘉親の推測によると、バスジャック事件を引き起こした暮木一光(長塚京三)もそのようなトレーナ崩れの詐欺グループの仲間だったのではないかと言うのです。

 またサブストーリとして広報誌「あおぞら」に左遷された井手正男(千葉哲也)が今多嘉親の右腕として今多コンツェルンの発展に尽くして今は引退している森信宏(柴俊夫)を担ぎ出そうと画策する動きや、詐欺師の高越勝巳(水橋研二)の被害者の足立則生(渋川晴彦)が高越の内縁の妻の井村絵里子(入山法子)に高越の正体を伝えようとする姿も描かれています。





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最終更新日  2014年07月29日 09時53分12秒
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2014年07月21日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 バスジャック事件から数日後、杉村(小泉孝太郎)の許に3百万の現金が入った小包が届きます。バスジャック犯の暮木老人(長塚京三)が人質たちに慰謝料を支払うと言っていましたが、その「慰謝料」かもしれません。その直後、田中(峰竜太)からも5百万が届いたとの連絡がありました。二人は話し合い、まずはバスジャックの被害者に集まってもらい、みんなにも届いたであろう現金についてどうするか相談することにします。

 翌日、睡蓮に杉村、田中、坂本(細田善彦)、前野(清水富美加)、柴野(青山倫子)、手島(ムロツヨシ)が集まります。みんなそれぞれ数百万単位の現金を受け取っていました。経営が厳しい工場を抱える田中は、バスジャックで被害にあっているから「当然もらう権利がある」と主張しますが、他のメンバーは犯人から送られた現金を警察に黙って取得することに躊躇します。

 そこで杉村は、送られた現金をすぐには警察に届けず、現金が入れられた宅配便の送り状を手掛かりに、送り主やお金の出所などを出来る範囲で手分けして調べようと提案します。それで坂本と前野の若い二人は宅配便の送り状から宅配業者のことを調べ、杉村と手島はバスジャック犯が言っていた「三人の悪人」すなわち高東憲子、中藤ふみ江、葛原昭のことを調べることにします。

 杉村はバスジャック犯が言っていた住所を頼りに、「三人の悪人」の一人、高東憲子のことをまず調べ始めます。しかし高東憲子はすでに引っ越していました。周辺住民の口は堅く、何も語ろうとしません。それでも近所の播磨屋という屋号の酒屋の女主人(中尾ミエ)に声をかけられ、バスジャック事件後に実名を晒された高東憲子は週刊誌等の記者たちに追われるように引っ越していったと伝えてくれます。さらに翌日再度手土産持参で播磨屋を訪れたとき、播磨屋では旦那(久保酎吉)も店頭に出てきて、夫婦で高東憲子が「日商フロンティア協会」が起こした詐欺事件の被害者でもあり加害者でもあること、播磨屋夫婦にリゾートホテルの会員権購入をうるさく勧誘したことなどを詳しく教えてくれます。

 杉村はさらに暮木老人から「三人の悪人」の一人として名前を挙げられた中藤ふみ江のことも調べますが、現在の住人の話によると半年前にどこかに引っ越したとのことでした。また手島の情報によると、「三人の悪人」の一人である葛原昭はバスジャック事件前に自殺していました。どうもバスジャック犯はそんなことを知ったうえで「三人の悪人」の実名を世間に晒そうとしたようです。暮木老人がバスジャック事件を起こして「三人の悪人」の名前を世間に晒そうとした真の意図はどこにあったのでしょうか。





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最終更新日  2014年07月24日 15時28分34秒
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2014年07月15日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 今夜(7月14日)、TBS系のテレビドラマ「ペテロの葬列」第2回目が放映されました。

 犯人の老人(長塚京三)自らが所持していた拳銃による自死とともにバスハイジャック事件は終了しましたが、事件後に杉村(小泉孝太郎)たちは病院に搬送され、病室で山藤警部(金山一彦)と今内警部補(西村元貴)から事情聴取を受けることになります。杉村は、犯人の老人について何か思い当たることはないかと訊かれたとき、取材に一緒に出掛けて事件に遭遇した編集長の園田(室井滋)が、普段はどんなことにも動じることのない彼女なのに、バス内で非常に取り乱し、犯人に「あたし、あなたのような人、知っているんです」「嫌いだから、すぐ分かるんです、あなたの同類」と言い放ったことを思い出します。

 そして翌朝、山藤警部らは人質となっていた杉村らを警察署の一室に集めて事情聴取を行いますが、そこには園田編集長の姿はありませんでした。彼女は今回の事情聴取を断固拒否したとのこと。その後、園田編集長は今多コンツェルングループの広報誌「あおぞら」にも休暇を取って姿を見せません。

 バスハイジャック事件はマスコミで大きく報道され、まもなく犯人の老人の実名が暮木一光ということが判明します。またネット上には暮木老人が呼びだそうとした「3人の悪人」の高東憲子、中藤ふみ江、葛原昭の名前も暴かれてしまいます。

 広報誌「あおぞら」では、園田編集長が事件後に長期休暇を取ったため、臨時で社員を補充することが必要となり、それを杉村から聞いた妻の菜穂子(国仲涼子)が実父で今多コンツェルン会長でもある今多嘉親(平幹二朗)に自分のエステシャンをしていた間野京子(長谷川京子)を準社員に採用するよう頼み込みます。

 「あおぞら」で働くようになった間野京子ですが、後日、杉村は菜穂子の身辺警護役の橋本(高橋一生)から、今多嘉親が興信所に間野京子の身上調査を行わせたところ、彼女の前歴が全く分からなかったことを聞かされます。しかし、杉村が間野京子に森信宏(柴俊夫)の家で取材したテープを起こすことを頼んだところ、翌日すぐにそれを上手に文章化して来ます。間野京子は森のこなど何も知らないというので、杉村は大変驚ろきます。また話によると彼女も杉村と同郷の山梨生まれで、杉村の実家と同様に勝沼で葡萄を栽培しているとのことで、杉村はすぐに彼女に信頼と親しみを感じてしまいますが....。

    いかさま師

 このテレビドラマの第1話の冒頭にレンブラントが描いた「聖ペテロの否認」という絵画が映し出されますが、第2話には喫茶「睡蓮」に飾られたジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「いかさま師」の模造品が映し出され、同絵画中の怪しげな目をした女性と野間京子の映像とが重ねられて終わり、視聴者は自然と野間京子の正体に強い疑念を持つことになります。





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最終更新日  2014年08月05日 15時39分11秒
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2014年07月12日
カテゴリ:落語
志らく師匠

 今日(7月12日)、南日本新聞会館みなみホールに「立川志らく独演会」を聴きに出かけました。今回の鹿児島での志らく師匠の独演会は5回目とのことですが、私たち夫婦は2010年7月25日に開催された第1回目から今回の5回目までずっと出掛けており、皆勤賞をいただけそうですね。

 さて開演で最初に高座に上がったのが立川らく次さんで、自己紹介で南日本新聞の志らく師匠のエッセー「南国太平記」のさし絵を担当していますが、ご存知でしょうかと観客に問いかけ、最初に妻が盛大な拍手を送り、つられて会場から三分の一近くの人から拍手が聞こえてきました。志らく師匠の独演会に参加したお客さんたちなのに、案外「南国太平記」のことは知られていないようですね。

 らく次さんの噺は、長屋の連中が集まり、大家から長屋のみんなが呼び出しを受けたが、店賃の催促だろうかなどと大騒ぎする場面から始まります。さては今回の噺の演題はお馴染みの「長屋の花見」かなと推測しましたら、どうもそうではないようです。子どもたちが普請場で砂遊びをしていた時に大家のせがれが黄金の大黒さまを掘り出し、めでたいことなので大家さんが長屋のみんなを集めてご馳走を振舞ってお祝いしたいとのこと。どうも噺は「黄金(きん)の大黒」のようですね。大家の言うことには、長屋のみんなが大家の家に羽織を着て行って、口上を述べてくれとのこと。貧乏長屋のことですから羽織など持っている住人などいるとも思えず、また大騒ぎになりますが、一人だけ羽織を持っているとのことなので、それを順番に来て大家の家に口上を言いに出掛けようと相談がまとまりますが、またまた口上の内容でどうすればいいかと大騒ぎになるという毎度馬鹿馬鹿しい滑稽譚でした。

 次に志らく師匠が高座に上がり、まずマクラで記者会見の時に号泣して世間の度肝を抜いた野々村県議の話から入りましたが、この話題が話題だけに笑いの弾けっぷりが強烈で、その後にマクラのネタとして次々と繰り出される「STAP細胞はあります」の小保方晴子ネタ、ゴーストライター問題の作曲家の佐村河内守(さむらごうち まもる)ネタ、議会のセクハラ野次ネタ、談志ネタ、サッカーW杯ネタ、集団的自衛権ネタ等も大爆笑の連続でした。例えば、もし疑惑を受けた小保方晴子のキャラクターと佐村河内守のキャラクターが逆だったら、世間の反応も「あのやろう、けしからん奴だ」と「いいよ、いいよ許してあげる」と真逆になっていただろうには大笑いしました。

 なお、志らく師匠のマクラに集団的自衛権問題が出てきて、いまの憲法はGHQが無理矢理日本に押しつけたと言う人がいるが、それは間違いで明治に出来た日本帝国憲法が成立する前に千葉卓三郎と植木枝盛の二人がすでに今日の平和憲法と同じような憲法草案をこしらえていたという真面目な話題を語り出しましたので、いささかびっくりしましたが、志らく師匠の話によると師匠は「ドキュメンタリー映画『太陽と月と〜私たちの憲法の人々の情熱〜』にナビゲーター役で出演したときにその知識を得たとのことです。
            ↓
    http://www.taiyoutotuki.info/
 

  
 でも流石は噺家志らく師匠です、何も知らないで出演者の一人としてこの映画の上映会で突然スピーチを頼まれ、会場は左翼の人々で満席で会場の外には右翼が抗議にどっと押しかけている状況を見て、つい鶴田浩二のマネをして「右も左も真っ暗闇でござんす」と言ってしまって会場をドッチラケ状態にしてしまったと言って最後は笑いを取っていました。

 今回の独演会は、マクラでの跳ね飛んだ大爆笑に続けて談志師匠十八番の「やかん」へと続きましたが、この世に知らない ものはないと広言する隠居が長屋の八五郎からゾウの鼻はどうして長いのかと聞かれたときに「ゾウさんの歌」があるがあれは実際には「小ゾウさんの歌」だと言い出し、突然「小ゾウさん、小ゾウさん、おハナシが下手なのね、そうよ弟も下手なのよ」と歌い出しましたので、初めきょとんとしていた会場の観客たちも「そうよ弟も下手なのよ」で一斉にどっと爆笑しました。あの兄弟には気の毒ですが、落語ファン共通の認識になっているのですね。

 中入り後には志らく師匠が初めて高座に掛けたという「藪入り」をしんみりと聞くことができました。この噺、三代目三遊亭金馬の十八番だったとの紹介がありましたが、私も子どものころに金馬師匠のこの噺をラジオで聞いており、金馬師匠の落ちは父親の言葉「ネズミの懸賞で取ったって。上手くやりゃがったな。主人を大事にしろよ。忠のおかげだから」でしたが、志らく師匠は父親が子どもの頬っぺたに口を近づけ、「チュウ」と擬音を発して終わらせいています。

 この日、独演会開幕前に会場で志らく師匠の著作が販売されており、購入したら独演会終了後に志らく師匠にサインしてもらえるとのことでしたので、『銀座噺 志らく百点』(講談社、2013年11月)を購入し、著者の志らく師匠にサインしてもらいました。サイン会では、高座から下りたばかりの師匠の額にはまだ汗がうっすらとにじんでいましたが、サインのみならずしっかりと握手までしてもらいました。そのとき師匠に、今夜の独演会のことはフェイスブック(ありがたいことに友達承認してもらっています)にも書いておきますと伝えました。見てもらえたかな。





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最終更新日  2014年07月13日 21時21分53秒
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2014年07月11日
カテゴリ:宮部みゆき作品
今週月曜日からTBS系のテレビドラマとして始まった「ペテロの葬列」の題名にはどのような意味がこめられているのでしょうか。ドラマの第1回目の冒頭に前回のテレビドラマ「名もなき毒」の回想シーンが始まり、その2年後のこととして義父の今多嘉親(平幹二朗)の豪壮な邸宅内の離れに引っ越した杉村一家の幸せそうな食事風景が映し出され、それに続けて17世紀のオランダ絵画の巨匠レンブラントの「聖ペテロの否認」と題された絵画が浮かび上がり、杉村三郎を演じている小泉孝太郎のつぎのようなこの絵に対する解説が聞こえてきます。

   聖ペテロの否認

 そのとき彼らはイエスを捕えて大祭司の家の中に連れてきた。ある下女がペテロをじっと見つめてこう言った。「この人もイエスといました」。しかしペテロは否定して、「女よ、私はあの人を知らない」と言った。雄鶏(おんどり)が鳴いた。イエスは振り向いてペテロをご覧になった。「今日、雄鶏がなく前におなたは私を三度否認するでしょう」と言われたイエスの言葉をペテロは思い浮かべた。そして外に出てペテロは激しく泣いた。


 そして妻の杉村菜穂子役を演じている国仲涼子が「ペテロは、罪を犯したことを悔い改めて、その後自ら逆さ磔(はりつけ)の刑に処せられたのよ」との言葉に、杉村が「悔い改めた者の象徴か」と付け足しています。おそらく今回のテレビドラマ「ペテロの葬列」は、冒頭に映し出されたこのレンブラントの絵画「聖ペテロの否認」とその絵に添えられた杉村の「悔い改めた者の象徴か」との言葉の意味が次第に分かって来るのだと思います。






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最終更新日  2014年07月12日 13時34分42秒
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2014年07月07日
カテゴリ:宮部みゆき作品
 私が購読している地元紙「南日本新聞」に宮部みゆきの連載小説「ペテロの葬列」が2011年から2012年5月3日まで約1年半連載されました。なお他の千葉日報、福島民友、北國新聞、日本海新聞、大阪日日新聞、岩手日報、東愛知新聞、荘内日報、信州日報、北羽新報、苫小牧民報、静岡新聞、佐賀新聞、上毛新聞等にも連載されていたようです。

 この連載小説が一冊の単行本にまとめられ、集英社から『ペテロの葬列』と題されて2013年12月20日から発売されましたが、さらに今日2014年7月7日からTBS系でテレビドラマ化されることになりました。
   ↓
 http://www.tbs.co.jp/petero2014/

主要なキャストは前回のテレビドラマ「名もなき毒」(2013年7月より放映)と同様に主人公の杉村三郎を小泉孝太郎、妻の杉村菜穂子に国仲涼子、彼女の父親で今多コンツェルン会長の今多嘉親に平幹二朗、杉村が勤務する今多コンツェルングループの広報誌「あおぞら」のメンバーとして編集長の園田瑛子を室井滋、編集員の手島雄一郎をムロツヨシ、喫茶「睡蓮」のマスターの水田大造を本田博太郎か演じています。

 今回テレビドラマ第一話は、杉村が今多コンツェルングループの広報誌「あおぞら」の園田、手島と一緒に千葉市のある町での取材の帰りにバスジャックに遭遇するところから始まります。彼らは今多嘉親の右腕として今多コンツェルンの発展に尽くして今は引退している森信宏(柴俊夫)の自宅に取材に出掛け、その帰りに佐藤一郎と名乗る謎の老人(長塚京三)が引き起こしたバスジャックの人質となってしまったのです。

 このバスには、広報誌「あおぞら」の三人以外にバス運転手の柴野和子(青山倫子)と乗客の老婦人・迫田とよ子(島かおり)、中小企業経営者の田中雄一郎(峰竜太)、若い女性の前野メイ(清水富美加)、青年の坂本啓(細田善彦)、そしてバスジャック犯の合計8人が乗り合わせており、バスジャック犯は乗客を人質にして3人の「悪人」を呼び出すことを警察に要求します。バスジャック犯はこの「三人の悪人」のことを「世の中の一部の人たちにとって大事な人です」とも言い、その「3人の悪人」の氏名と住所を警察に伝えます。彼らの氏名は高東憲子、中藤ふみ江、葛原昭でした。

 今回のドラマはこのバスに乗り合わせた8人の人物たちの間で繰り広げられる緊迫した心理劇が巧みに描かれていました。しかし、犯人が人質には後で慰謝料を払うから望みの額を言ってもらいたいと言い出したこともあり、雰囲気は次第に和らぎ始め、人質の間に笑い声さえ生じるようになります。人質たちはいつのまにか犯人の思うがままに操られていたのです。

 このバスジャック事件そのものは、「3人の悪人」中の誰一人顔を見せることなく、警察が突入直後に犯人の自死によってあっけなく解決してしまいます。でも視聴者には勿論たくさんの謎が残されますね。





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最終更新日  2014年07月28日 17時39分32秒
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