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天皇家にだけ姓がない。
この理由は、ナゾと言われています。 が、古代史を調べていて、はじめて納得のいく説明をみつけました。 もともと、天皇と呼ばれる前、「すめらみこと」や「おおきみ」と尊称された時代には、姓がありました。 どうやら「姫氏(きし)」であったらしい。 しかし、天皇となったときにその姓は消えました。 その理由は、天皇は「現人神(あらひとがみ)」だからです。 つまり「姓」というのは、中国では、「天」が与えるものです。 このため、皇帝にも姓があります。 そして、その姓が変わることを易姓革命といい、これにより王朝が変わります。 しかし、日本では、天皇が現人神であり、これが臣下に姓氏を与えます。 だから、天皇に姓氏があってはならないのです。 姓がないから易姓革命もない。これが、万世一系ということです。 で、初めて天皇という称号を用いたのは、天武天皇です。 つまり、天皇とは、天武天皇が作った仕組みです。 それ以前の「すめらのみこと」は、さかのぼって天皇の称号で呼ばれています。 それまでは、天皇家は「姫」氏であったわけです。 なお、天皇とは、天皇大帝の省略形です。 天皇大帝とは、何のことだかわかりますか。 古事記に最初の神がいます。 「天御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)です。 この方と同じで、その道教的な言い方です。 では、クイズです。 天の真ん中ってどこのことでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.23 07:00:20
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