山南飛龍の徒然日記

兼続のお使いイベント第2弾。

前回は兵糧確保に引き続き、今回は同盟を求めて武田に出向いていきましたね。

徐々に任される役割の規模が大きくなってきたのは、成長の証といったところでしょうか。

もっとも、自分からそうなるように仕向けているのですが・・・

基本的に天地人の兼続は、人の話をあまり聞かずに自分の思ったままに突っ走る傾向があるようです。

評定の場で、景勝をはじめ重臣達から武田との和睦案を否定されたのにも関わらず、裏で景勝を勢いに任せて説得して既定路線にしてしまうのは、兼続にとっても景勝にとっても他の武将達にとっても良い事は何一つ無いような気がするんですよね。

むしろ、景勝陣営を不協和音で満たす行為にか思えないのですが、大丈夫なのでしょうか。

個人的には、兼続の考え・行動に義も利も感じられないのが残念なところ。

嗚呼、主人公に共感できないのは、そういうところも大きいのかも知れないと、書きながら今そう思いました(笑)

とはいえ、ここ数回の天地人は作品としてやっと安定した感もありますし、今回は高坂弾正が一際輝いていましたから、そこの部分では確かに見応えがありましたね。

欲を言えば、もっと見ていたかったくらいですよ。

全体的に軽い大河なので、今回のように画面を通してでも引き締まった感じが伝わってくる場面は貴重です。

いや、本来それでは不味いのですが(^^；

それでも本編が安定したこともあって、少しずつでも腰を据えて見られるようになってきましたし、後は何故だか知性の欠片を全く感じられないように描かれている景勝が輝きを放ってくれることを期待しつつ、来週の放送に臨みたいと思います。

それでは、また次回。


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