最近の読書
最近、友人が本を紹介してくれたり、自分でも今まで手にとっていなかったタイプの本を読みたくなったりしています。***『あの世から届く愛のメッセージ―大切なあの人は死んでなどいない』 アリソン・デュボア著, 海野めぐみ訳徳間書店 2007年6月今までまったく手に取ったことのないタイプの本だったのですが、何回かその本の前で迷い、あまりに気になるので手に取った1冊です。 霊からのメッセージを受け取って伝えることができるアリソンがその半生と能力について語っています。 アリソンが温かい人だということが感じられました。 私は、霊媒の才能はまるでないけれど、亡くなった人のメッセージを私なりの方法で気づくことができるようになるといいなぁと思いました。そういった視点に立つと、私のわかる方法で、ちゃんとメッセージが来ていることがわかりました。自分が気になって手にした本、目にした数字や言葉などは、オラクル・カードを引いたときのようなもので、私が選んでいるけれど、同時にメッセージでもあるのですね。そうしたら、たくさん、毎日、感じられるのです。守られている、愛されているのだと、気づきました。***『愛されている者の生活―世俗社会に生きる友のために』ヘンリ・ナーウェン著, 小淵春夫訳あめんどう 1999年11月これは、友人に勧められた1冊です。 ここに書かれている「愛されている者になる」こと、すなわち、「取り上げられる」、「祝福される」、「裂かれる」、「与える」について、実感を持って読み進めることができました。 これを読んで、「神様に選ばれる」ということについて誤解をしていたことに気づきました。誰かが選ばれると誰かが選ばれないということではなく、すべての人が選ばれているということだったのですね。みんな選ばれていて、祝福されている。傷つくようなこともたくさん経験するけれど、自分が自分のためだけに生きているのではなくて、他者のために貢献することに喜びを感じることができる存在なのですね。死は、4つのことの完成をあらわすのでしょう。愛する者を失った今この時期に読むにふさわしい1冊だったと思います。私は特定の宗教には属しませんが、すっと心にしみこんできました。愛されている者の生活***『サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』 エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス著, 加藤三代子訳ナチュラルスピリット 2005年11月友人に勧められて購入しました。 引き寄せの法則についてわかりやすく書いた本ということで有名ですが、友人が私にこの本を紹介してくれたのは、違う理由からです。その理由は詳しく書くとネタばらしになるので書きませんが、その目的を見事に達成してくれて、何度も読み返したい1冊になりました。