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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
この日、日本300名山の野伏ヶ岳に登る。昨年、GWに登ったが雪が少ないのと、途中で雷が落ちはじめ撤退した山だ。再チャレンジする事を山屋の間ではなぜか?リベンジという。別に山に復讐するわけではないのだが、こう言う。この山、300名山の中でも登山道なく残雪期にしか登れない山の一つだ。天候に恵まれれば危険な所はないが、まだこの時期、冬山のなので天候急変に備えて充分な防寒対策が必要だ。
前夜、田園都市線宮前平に集合、チャーターバスにて22:00出発。東名、東海環状線、東海北陸道と乗継、白鳥ICで高速を降りる。道の駅白鳥で仮眠後、県道314を左折、石徹白(いとしろ)で右折、白山中居神社に着く。準備後、7:11出発、石徹白川を渡り林道をジグザクに登っていく。 この林道はかなり長い。踏み跡を選んでショートカットをする。最後のショートカットで尾根をまっすぐ登り、和田山牧場跡に出る。林道石碑のやや東側だ。正面に野伏ヶ岳が全貌を表す。 山裾を廻りこんで、ダイレクト尾根下で軽アイゼンを履き尾根に出る。昨年と比べて雪が多いので藪はまったくなく、撤退した1400m附近も難なく通過、暑いので長袖シャツ一枚になる。 2箇所の急登を登り、肩で一休み後、野伏ヶ岳山頂に11:33に到着。三角点は雪の下で山名標識もない。空は快晴、無風で360度の大展望が広がる。年に何度もない好天候で北東に白山の稜線、 東に遠く、北ア、乗鞍岳、 御嶽山、かすかに中ア、南アも見える。 南になんと伊吹山まで見えた。南西にかけては荒島岳、経ヶ岳など昨年登った山も見え感激した。 山頂でランチをはさんで展望を楽しんだ後、12:34出発、急傾斜の所は慎重に降りて林道を適宜ショートカット、気温が高いので雪が解け、足が時折ズボっと沈み歩きにくいが、神社に15:30到着。 バスに乗り、県道314を戻り、満天の湯で一浴、料金800円だ。再度西に戻り、石徹白の民宿、上村彦左エ門に到着、民家を改良したような宿だった。夕食は鴨鍋が出た。食後、皆で歓談し、早々に寝る。 なお、個人で来る場合は、車の利用が一般的。公共機関を使う場合は美濃白鳥駅から、郡上市自主運行バスで神社下まで入れるが、便が3便で日曜は運行していない。前夜麓に泊まることになる。
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