|
テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:過去の山行紹介
H17/7に北海道の日本200名山のペテガリ岳に登った時の模様をお届けする。ペテガリ山荘までの林道は、通行止めで南からの峠越えになるが、ルートはわからなかったのでP社ガイド登山を利用する。費用がかかるので、北海道までの航空券は特典航空券を使った。なお、ペテガリ岳は北大山岳部の歌に歌われているようだ。
7/15 前日、羽田発JAL1015便で新千歳空港に11:30に到着した。道南バス浦河行まで時間があるので、空港の北側にある翼の公園(現在はターミナル拡張で使えない)まで行き、航空自衛隊の訓練風景を見ていた。F-15が飛んでいた。 14:20発のバスに乗り、荻伏バス停に17:21到着。集合場所の吉田屋旅館はバス停の反対側だった。P社の名前を出し、部屋に行くと同室の方がいた。ガイドのN&O氏が到着、彼の車で近くのコンビにまで行き、翌日の朝昼食を購入した。避難小屋なので食料等の共同装備分担があった。参加者は11名で後で聞くと半数はクラブの方だった。 7/16 宿で朝食後、ガイドの車で、日高線の荻伏駅の脇を通り、神威山荘方面に向かう。細い林道になり、二又の登山口に着くと車がかなり止まっていた。沢靴に履き替え9:00出発。(なお、現在は林道が危険なので、13キロ手前にゲートができ4時間ほど歩くことになるようだ。熊の出没するので少人数では危険との事。) シュオマナイ川に向かって少し降り、渡渉を数回。谷沿いに登っていく。泥の壁、獣道もあるので注意を要する。この道は、地形図にはない。標高点650の右側で峠に出ると道に笹がかぶっている。左に急傾斜を降りていくとペッピリガイ沢川を渡る。ほぼ川の右岸を歩く。地形図の道とは少し違う。 途中から、林道になりペテガリ山荘に12:52到着。広い山荘で水場もある。 クラブのI女史と会う。二人でレンタカー出来たようだ。夕方になると、山荘を管理する静内、浦河山岳会の合同登山の方々来たので、大変、混んで来た。車があるので「林道、走れるのか?」と聞くと、地元の釣具屋に何本か吊客用にゲートの鍵があるらしい。ガイドが作った夕食を食べて寝たが、人混みで暑く寝付かれなかった。 7/17 朝、暗いうちに朝食を摂り、ザックは避難小屋装備を全て置きし軽くした。3:59出発、山荘裏の登山口より登りはじめる。道はジグザグについている。昨夜寝れかなったせいか、呼吸が荒い。 900m手前で尾根に出て平らになるが、すぐ急登になる。この先、尾根に忠実な道なので巻き道はない。登り降りを繰り返し高度を上げていく。1293m標高点の先で、尾根を切り替える場所は、草原状で地形図と道が違うように思えた。 左にペテガリが見えるはずだが、雲に隠れて見えない。1301m標高点まで来ると雲がとれペテガリ岳が姿を現した。 ここまで細かいピークを13も越えてきた。体調が悪いのでやめようかと思ったが、長袖のシャツを脱ぐと体温が下がったのか、体調が戻った。ここから、100m程、急降下し最低鞍部に出ると左にテント場があった。 ハイマツの藪っぽい道となり、急登をがんばって登ること、500m強、やっとペテガリ岳に着いた。本当に遥かなペテガリ岳だった。往路に6:15かかっている。 山頂には二等三角点がある。周辺は霧が出てきて、眺望はなかった。 早めの昼食を摂り、往路を忠実に戻り5:55かけてペテガリ山荘に戻った。陽は長いので、夕食後、持参のアルコールでガイドの方と山談義をして寝た。 7/18 ペテガリ山荘を6:43出発、16日にきた道を戻る。靴は最初から沢靴にする。峠を越え、泥の壁の降りでガイドがロープを張ってくれたので助かった。二又の登山口に10:42戻った。 メンバー11名中、7名は引き続き次の山にガイドと行くとのこと。一旦、宿まで戻り、その後分かれた。日高線荻伏駅の列車時間まで時間がないので駅に向かう途中、小走りになった。12:43発の時間に何とか間に合った。これを逃すと2時間ほど列車はない。列車の中で振り返ると、北海道の山はやはり遠いし、日高の山は、なおさらだと思った。苫小牧駅に15:21到着。 列車の乗り継ぎ悪く、同行の方の飛行機の時間まで時間がないので、バスに乗り新千歳空港に到着。その方を搭乗口まで送った。予約してある便の二本前でも充分時間があるので便を変更、空港最上階にあるラウンジ(ゴールドカードだと無料)に向かい、有料のシャワーブースを使い、汗を流した。19:50発のB777で帰京した。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 22, 2009 08:10:43 PM
コメント(0) | コメントを書く
[過去の山行紹介] カテゴリの最新記事
|