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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
この日、28日は日本300名山の大滝根山に登る。山頂の一等三角点は航空自衛隊レーダーサイトなので事前に立入許可申請をして許可を得ておいた。
朝食後、三春の宿を7:45出発、国288を東に進み、田村市役所を過ぎ県19を進むと磐越東線を平行した道になる。県381から星の村ふれあい館の前を通り、高度を上げていく。仙台平の駐車場を過ぎ、大越温泉跡までバスに入る。 予想していた道と違うのでリーダーにルートを確認し、途中からブナ平に登るつもりで8:47歩き始める。林道を進むが、地形図のブナ平への道は見当たらない。 あまり行きたくはないが、沢沿いを東に進む。このルートは地形図にないルートだ。道はびっしりと雪が付いている。賽の河原で日山権現の方へ進もうとするが、トレースが全くないのでそのまま沢コースを進む。御沢地蔵尊を過ぎると沢をはずれ急登になる。スラブ岩の鎖場は慎重に通過、急斜面はステップを作り、枝を手で持ち身体を上げる急登が続く。 平になり山頂の一角と思われる樹林の中で休憩、先に進むと峯霊神社に飛び出た。一般には、ここが山頂だ。 お参りをして鳥居まで戻り、左にフェンス沿いに進む。航空自衛隊の方が来ていないので、携帯で連絡をしようとするとスピーカーが鳴り、「そのままお待ちください」と言われる。カメラで監視されているようだ。少し待つとジープが到着、広報の方3人が現れフェンスの通用口を開けてくれた。各メンバーの点呼があり、各自が生年月日を答えると本人確認が完了。フェンスの中に入れてもらう。 霧の中で小雪が舞い、気温は-3度と仲間から言われる。内部はコンクリートの上に雪が付いて凍っているので滑らないように歩く。少し小高い場所に一等三角点があったが、かなり削れていた。霧と小雪が舞い、展望は全くない。 下山は、登路を使うと危険なので、ブナ平コースを選んだ。やや滑りやすい所もあるが、概ね歩きやすい道だ。 日山権現分岐を右に分ける。後で聞いたのだが、リーダーがここでバス運転手に下山口に廻るように連絡してくれていた。鉄階段と鎖場があり、右に巻き道があったようだが気づかずそのまま階段を慎重に降りる。途中からスラブの鎖になるので、靴の裏をべったりと押し付け降った。メンバーの半数が降りるのを見届け先に進んだ。 ブナ平に入ると雪はほぼ消え、歩きやすくなる。946標高点の北西を巻き、道は西に向かう。850m付近から地形図にない道となり、沢沿いの南から北西に向かう道となる。11:53、行きに通った林道に飛び出し、すぐ右の駐車スペースにバスが待っていた。 星の村ふれあい館で一浴と昼食を済ませ、小野ICから磐越道、東北道と進む。渋滞もなく順調に帰京した。 なお、登りのコースは新・分県登山ガイド福島県、降りのコースは、SHC No.642(09/04)が参考になる。
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最終更新日
March 30, 2010 09:44:52 PM
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