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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
北海道の山旅4日目は大千軒岳に登る。この山の東側は昔金山でキリシタンが流刑で働かされていた。弾圧で処刑された歴史をもつ山で日本300名山に選定されている。
朝食前に一人で松前城を見学し、7:30バスで出発する。 国228をわずかに東に進み、及部川に架かる朝日橋を渡り左折、道道石崎松前線に入る。徐々に道は狭くなり途中から未舗装の道となる。下山に使う旧道登山口を確認後、9:24町界峠の広い駐車場に着く。少し戻った所が新道登山口で9:31歩き始める。弱い霧雨とトップなので朝露で濡れることが予想されたのでズボンのみ雨具をつける。また、虫が多いらしいので長袖のTシャツを着用した。ブナ林の尾根筋の広い道を登っていく。900m圏で森林限界になり、笹の中を歩く。 山頂が近づくと笹の背が更に低くなり風が強い。大千軒岳に着いたが廻りは霧で何も見えず、寒いので雨具の上着をつけた。 最初は急降下だがすぐ尾根筋の平ら道となる。千軒清水の分岐でコンパスで方向を確認、そのまま南下する。この付近がお花畑なのだが、時期が早くカンゾウの蕾くらいしか目に付かなかった。十字架のある千軒平で尾根の東に入ると幾分、風が弱まり、休憩とした。 草の被った道を緩く登っていくと中千軒岳、前千軒岳の分岐を左に見送る。この先も草が被った道は狭く、トラバースになると外傾していて歩きずらい。尾根筋に出ると安定した平らな道になる。しばらく緩い降り登りを繰り返し、800m圏を過ぎると急下降だが道がジグザグについているので歩き易い。尾根をはずれ大きくトラバースすると右に車道が見えてきて、旧道登山口に13:37到着した。バスは少したってから到着した。 国道まで時間をかけて戻り、国228を東に進み函館を目指す。昨日、今日と長躯の移動になる。夕刻、函館に着き函館山に登った。H15以来の訪問だが、霧がかかって市街地が見づらかった。広場には三等三角点があった。 海岸沿いに出て啄木小公園を見学し、 湯の川温泉ホテル万惣に到着した。夕食は毛蟹がつき、皆さん、黙々と食べていた。夕食後再び入浴して床についた。
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最終更新日
July 9, 2011 05:35:06 PM
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