上越国境ラインから、わずかに群馬側に入った稲包山に登る山行に参加した。翌日は四万温泉の裏山に登る事になっている。支部主催のSHC山行なので、係りを仰せつかりラストに就いた。稲包山はぐんま百名山に選定されている。
前夜21:52に昭島を出発、総勢12名と参加者は少ない。入間ICから圏央道、関越道と進み、月夜野ICを降りる。国17に進み、赤谷湖の駐車場で仮眠する。4:30に起きて5:23バスが動き出し、三国トンネルを抜けて新潟側の登山口でバスを降りる。薄暗く寒いので雨具の上着を着込み、6:09歩き始める。
林道のような幅広い道をジグザグに登ると三国峠が見えてきた。
峠の北東側には鳥居がある。西に進むとすぐ細い稜線になり、群馬側は特に急峻だ。時折、新潟側から強い風が吹き上げ寒い。
長倉山で尾根の方向が変わり、正面に大きな送電線鉄塔が見える。1447標高点を越え、やや急登を登ると
キワノ平ノ頭に着く。
二本の送電線鉄塔付近で尾根が南を向く。しばらく東側の送電線と平行な尾根なのだが、霧が立ちこめ送電線はたまにしか見えない。50m程の急登を2回登りきると、右に上越国境ラインを分け
稲包山に着く。少しの間、下界の眺望が開け目指す奥四万湖が見えた。
山頂から少し降りた所でランチを摂る。この後、左の送電線に向け、何箇所も巡視路が分かれていた。登り降りを繰り返し、
赤沢峠に着くとあずま屋があった。ここで法師温泉への道を分ける。正面の赤沢山へは藪なので割愛、西側を巻く道に入った。1200m付近で尾根が西に曲がると左右の紅葉が美しい。ほとんど黄色の紅葉の中に時折、
真っ赤なモミジがあり、しばし足が停まる。
途中左に分岐があったが林道経由なので遠回りと判断し、そのまま950m付近まで尾根を降り、左に尾根をはずれる。ジグザグに降ると下にバスの屋根が見えて、林道に飛び出した。すぐ先の車たまりにバスがいて15:20到着した。
奥四万湖の東側を通り、ダムの上から国353に入る。当初、宿泊予定の四万温泉は宿が確保できず、やや離れた
沢渡温泉に向かった。県55のロマンチック街道に入り
住吉屋旅館に着いた。我々だけの貸しきり状態で、部屋からは岩山の有笠山が見えた。源泉のお風呂だったが、水栓が1個だけだったので交代で使った。夕食後、寝不足も有り8時頃には寝てしまった。
歩行 | 行動 | 1/2.5万地形図 | 昭文社:山と高原 |
7:40 | 9:11 | 三国峠、四万 | 谷川岳 |
確認した三角点 | 等級 | 点名 | 標高 |
稲包山 | 三等 | 同 | 1597.70m |
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