写真展 黒部と槍 を見る
カード会社のプレゼントに応募したら当選した。「黒部と槍」で冠松次郎と穂苅三寿雄の写真展の招待券だ。帰路、恵比寿の都写真美術館で見てきた。冠氏は黒部渓谷、穂苅氏は槍ヶ岳を中心とした北ア南部の写真が多数飾られている。最後に冠氏と志水哲也の写真、穂苅氏と息子の穂苅貞雄の写真を対比したスライドが面白かった。同じような場所の今昔がわかる。知らなかったのは、下の廊下の日電歩道で、黒部ダムの工事に併せて作られたものと思い込んでいた。だが完成は、1929年で戦前だ。よく考えれば黒部ダムそのものが、戦前からあった計画なのだろう。展示室のリーフレットによれば、当時は、十字峡手前から東に東進歩道があったが、今はない。それにしても当時の装備の貧弱さが写真からもうかがえ、当然山小屋も少なく、あっても今とは比べ物にならない。今の登山者は、幸せ者だと改めて思った。5/6迄なので、お時間あれば見て頂きたい。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。