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圧力容器に直接窒素注入へ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111125-00000013-jnn-soci 動画 http://www.youtube.com/watch?v=2gbv8JbvJdc これは、ちょっとわかりにくいという人もいるかもしれないなあ。 実は、炉の温度が下がったことで、逆に水素爆発危険性が高くなる可能性がでてくるという、まったく皮肉なプロセスがある。その危険を少しでも小さくするために、窒素注入を炉の中心圧力容器にも行うわけだ。 炉の温度が下がる->水が沸騰せず水蒸気がでなくなる->水蒸気が凝結し、陰圧になる部分がでてくる->外の空気とくに酸素が炉にはいる->水素と混じって爆発 まあ、これを避けるためにさんざん窒素を格納容器に入れているのだが、それでも万一中心の圧力容器に酸素が入ってしまうと恐ろしいことになる。だから、中心からも水素を追い出しておくということである。東電にしてはいたってまともな判断だと思う。 炉心に近い配管になんとかアクセスできるようになったから、これをやる余裕がでたということだ。逆に炉心が100度以上で沸騰し続けていれば水素はでるが、内部からの圧力のため外気の酸素は入りにくい。この点は痛し痒しであり、福島原発1号は未だに綱渡り状態であることがわかる。 注水量を下げて、温度をある程度上げておこうとしているのも、水蒸気を発生させて爆発をさけようというためである。どうも、私には理由がわからないが水蒸気が多い環境のほうが水素爆発は起きにくいらしい。 それにしても事故から8ヶ月もたっているのに、3月にできた漏れやすい水素がいまだにあるなんて到底信じがたい。 011年10月05日原子炉と水素爆発 http://reijiyamashina.sblo.jp/article/48329799.html で述べたような放射線による水分解によって発生した水素がかなりあるのではないか?と思う。この過程では怖いことに酸素も出るのでかなり危ないわけである。従って炉心圧力容器に窒素を直接入れることは早くやりたかったのだろうが、高い放射線環境のため、なかなかできなかったというのが現実だったのではないか。 まあ、寒くなって、作業員の方々の熱中症だけは避けられそうなのが救いだ。
どうも、水位といっても直接測っているのではなく、圧力差で測っているらしい。そりゃ冷却水が直にみえるようなガラス管なんかにでるわきゃないよな。 東電の半白髪の松木氏:: ・第2回 9月17日(土)「原子炉圧力容器・原子炉格納容器の計測機器の状況」の2分50秒のところ http://www.tepco.co.jp/en/news/110311/images/110917_17.wmv の2分50秒のところとすると、2,3号機の場合、なんらかの圧力容器内の圧力変動を反映しているわけではあるが、それが水位変動なのかどうかはわからないわけだ。2,3号機は基準水面すらセットできてないので基準については仮定して報告しているのだろう。 圧力変動があるということは異常なので、対処はしなければいけないわけだが、現実に水が上下していると考えるのは早計のようだ。というか水があるかどうかすらわからないのかもしれない。
福島原発3号機の圧力容器の水位 :: 燃料域A -1350 (8/31) → 略-2950(9/5) → -3050(9/7)→ -3000(9/9) 燃料域B -1850 (8/31) → 略 -2300(9/5) → -2300(9/7)→ -2200(9/9) なんかなあ、ようやく底を打ったという感じです。 実は、注水量は10トン(9/5)→ 7.9トン(9/9)に減らしているのですね これは従来いれていた「給水系」を7トン→5トンに減らしたからです。 それでも、そう温度などが悪化しているわけではない。 これは何を意味するのか? 従来いれていたルートが漏水で冷やしにくくなってしまったのかも? という恐怖の綱渡りが背後にあるのでは?? まだまだ収束しているとはいえないと思いました。
福島原発3号機の圧力容器の水位:: 燃料域A -1350 (8/31) → -1700(9/2) → -2100(9/3) → -2550(9/4) → -2950(9/5) → -3050(9/7) 燃料域B -1850 (8/31) → --2200(9/2) → -2300(9/3) → -2300(9/4) → -2300(9/5) → -2300(9/7) いったいこれは何を意味するのだろうか? 注水の配管系統を替えた前後に下がり始めたのだが、下がったのが原因で配管を替えたのか、配管を替えたから下がったのかはわからない。 圧力容器下部温度は上がってはいないとはいえ、いったいこれはなに? まあ、1号機のように水位計がこわれてて調整したら、もう水がなかった。それでも、ある程度は冷却できているという例もあるから、あまり信用がおける計器じゃないだろうし、3号機のようにムチャクチャこわれていて、計器が無事とも思えないけれども、この妙な変化は不気味ではある。 強いて考えれば、あくまで仮説だが、3号機の圧力容器の漏水が大きくなった(腐食や余震でアナが増えた?)ので水位が下がり始めた、燃料がまだ多量に残っていたら、給水系だけでは冷却できないかもしれない。内部状況なんてわからないのだ。そこで緊急に、もともと効率化のため準備していたシャワー系からの注水を始めた。シャワー系なら、仮に水位ゼロでも冷却はある程度できるのだ。だから、給水系の注水を減らさずに7トン->10トンに増やした緊急対応に近いことをやった。現在は少し減らそうとしているが、計器の水位は下がり続けているのが困りもの。場合によっては18トンというような給水をまたやらなければならなくなるかもしれない。 「配管切り替えで効率的冷却」というプレス報告は、もともとそういう計画はあったが、この場合は後付けの理由ではないか。 現在は循環水を使っているから、汚染水はほとんど増えないだろうが、このような変化は困る。
>3号機炉心温度、順調に低下=配管切り替え効果か-福島第1 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011090300165 というニュースがでているが、全くデタラメである。 3号機への総注水量が 8/31 12:00 7トン/時-> 9/2 8トン/時 ->9/3 9トン/時 -> 9/4 10トン/時 とうなぎ登りに上がっている。これは、もともとの配管「給水系」の7トン/時をそのままにして新規の配管CS系から新たに注水しているからだ。 もとをそのままにして新規配管注水を増やすのは切り替えとはいわない。 水量を増やせば、だいたいは温度は下がる。 ただ、これでは汚染水がガンガン増えてしまう。 じゃなぜもとのほう「給水系」 を減らさなかったのか?実は減らしたら9/1ごろに放射線量が一部で倍になった。 そこで、元に戻したのではないか? 圧力容器が健在で燃料がまあまあ現状を保っているとしたら、CS系は確かに有用だろう。しかし、現在はどうなっているかまったくわからないのだから、CS系が絶対に有利とはいえないのではなかろうか、かなりの部分が圧力容器の外にでてしまっていたとしたら、かえって無駄なところに水をふりまいていることになる。 ただ、こういう大きな機械の場合、変更した効果が何時間か後に出るということが多いからなんともいえないが、現状で成功しているとは言い難い。 どっちにしても慎重に調整するだろうが、こういうぬか喜びさせるウソの報告・報道はよくない。
電気供給止まりプール冷却停止http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110722/t10014373691000.html 今回は、なんとかなりそうだけど、やはりまだ、福島原発1号は、リスクいっぱいの状態なんだなあと 思いました。 ちなみに4号機プールはまだ循環冷却じゃないから、すぐに危なくはならなさそうだ。
福島第一原発の温度は、あまり下がっていないが、これは注水をかなり減らした事情と関係がありそうだ。 5月25日のデータと比較すると、 一号機 毎時6トン->毎時3.6トン 圧力容器下部温度 96.7度->102.8度 二号機 毎時7トン->毎時3.5トン 圧力容器下部温度 106.5度->107.9度 三号機 毎時16トン->毎時9トン 圧力容器下部温度 109.7度->125.1度 逆にいえば、これだけ減らしてもなんとかもっているのだから、今後 注水ゼロでも安定する方向へ近づいているともいえる。 だいたい、私なんかが、毎日、原発のデータをみて一喜一憂すること自体おかしい異常事態である。早く、原発なんか気にしない日々に戻りたいものだ。 、
保安院の公式文書 福島第一原子力発電所事故を踏まえた他の原子力発電所におけるシビアアクシデントへの対応に関する措置の実施状況の確認結果について http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110618002/20110618002-2.pdf が ございます。 6頁に ・ (沸騰水型原子炉(BWR)の対応) ・ 全ての交流電源が喪失した時において、炉心損傷等により発生した水 素が原子炉建屋内に漏れ出した場合、原子炉建屋内への多量の水素の滞留を防止するため、原子炉建屋屋上に穴あけにより排気口を設けることとし、穴あけ作業に必要な資機材(ドリル等)を配備し、または手配済みであることを確認した。 また、水素が滞留する前に作業が完了できること等、作業の安全性や確実性を十分に考慮した手順書を整備するとともに、訓練等を通じ継続的に改善することを確認した。 ・ 穴あけ作業に関する訓練への立会い等により、原子炉建屋屋上に梯子を通じて登り作業資機材を運び上げる作業、建屋天井を模擬したコンクリートに資機材を用いて穴を開ける作業が実施可能(事例として、事務所出発から穴あけ完了までに約80分)であることを確認した。 ・ 中長期的措置として、原子炉建屋の頂部に水素ベント装置を設置するとともに、原子炉建屋内に水素検知器を設置する計画であることを確認した。 と書いてます。 >穴あけ作業に必要な資機材(ドリル等)を配備し、または手配済みであることを確認した。 ドリルがあるか、既に注文済みだったら、水素爆発しない・安全だということですね。 >電気ドリルによる穴開け作業の例(訓練時) となっているが、 電源がないのに、「電気ドリル」が使えるはずないだろ!! さらに、 ええっと、全電源喪失ってことは、下手すると真っ暗の中で 30mぐらいある原子炉建屋の上に登って、ドリルで穴をあけろといっているわけだ。 それ自体、無茶ですが、 第一、ドリル使っているとき火花を出すのを「保安院の担当」はみたことがないのかな? 福島1号炉みたいに急速にメルトダウンへ進んでいる場合は、既に建屋上部に水素がある可能性が高い。その穴からあっというまに水素が燃えて、ドリルやってる人ごと吹き飛ばされるのがオチでしょ。少なくともバーナーみたいな炎がでて、担当者は死亡します。 そんなこと、だれがやりにいくんだろう? まずだれもやらないよね。 他の箇所でも「電源車」が重要な役割を果たすことになってます。 でも福島第一では、電源車が70台近く集結したのに、全く役に立たなかった。 配電盤が水没したり規格があわなかったりしたからだという。地震によるケーブル配管破損もあるだろうしね。 そういう配慮がこの文書には全くない。。。 実は、こんな馬鹿馬鹿しい安全対策が、>「人類が経験した原発事故をすべて考えて対応した。」 だとは、驚きだ。ごまかすならもうちょっと上手くだませよ。。 >原発:夏前ありき「安全宣言」…再稼働要請へ - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110619k0000e040002000c.html >「人類が経験した原発事故をすべて考えて対応した。今回の対策をやっている原発は安全だ」。 西山英彦・保安院審議官は18日夜の記者会見で力説した。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |