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玲児の近況

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2010.09.27
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 福岡古楽音楽祭で、寺神戸亮氏の講演を聴講した。最も刺激的だったのは、胸の前鎖骨の下あたりにヴァイオリンをあてて演奏する、十七世紀のヴァイオリンの構え方での演奏実演だった(イメージのようなもちかた)。全く同じ楽器・弓での演奏なのに顎にあてる現在の奏法の場合と比べて音色が相当違ってしまうのだ。おもわず耳を疑った。まるでハーディーガーディー(Viel)のようなしゃがれた音色になり、確かに東欧の民族音楽などでの音に近くなる。これでフレスコバルディの小さな器楽曲(カンツォーナ)を弾くと妙にあっていた。普通CDできくと全く面白くなくCDを捨てたことすらあったのだが、どうも音色にかなり依存した曲だったのかもしれない。

 講演の最後にちょっと触れられていたが、寺神戸亮氏は最近、クイケンなどとともに、肩でつって弾く小型チェロ の研究をされているようで、これはかなりバッハ演奏に新しい見方をもたらすものかもしれない。

  しかし、フランス革命前後で、絶滅した音楽の伝統・楽器がかなりあるように思う。





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最終更新日  2010.09.27 09:54:20
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