登山ツアーでの出会いに思う
先日参加した中央アルプスへの登山ツアーで、帰山後5人の方と写真のやり取りで交信した。うち二方は、メールである。 これまで、まだ今回を含めて3回しかツアーに参加したことはないけれど、ツアーでの出会いは、基本的には一期一会の世界である様に思う。ツアーの間は連帯感があって、楽しく付き合うが、帰りのバスを降りればそれぞれの世界へ名前も告げずに帰っていく。また出会うことがあるかもしれないし、もう出会うこともないかもしれない。 今回は、しかし、私の方から一歩踏み込んでみたところがあって、何人かの人の写真を撮って、それを送るということで帰山後の付き合いが生じた。しかし、これらの人との交信も、今後続くかもしれないし、もう交信することもないないかもしれない。登山ツアーでの出会いに限らず、人生あらゆるところでの出会いと同じなのであろうか。 さて、それにしても、メールは便利である。気軽に交信できるし、写真も添付できる。皆がメール使いだったらもっと便利になると思うんだが、登山ツアー参加者でメールを日常的に使っている人は極めて少ない。私のつたない山行記も、同行者で読んでいただける人はほんの一握りである。そんな中で、今回私よりかなりお年を召した女性が、積極的にメールで交信されているのに驚かされた。彼女とのメール交信が今後も続くことを楽しみにしている。