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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2007/01/05
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カテゴリ:山スキー
5時半に目を覚ます。が床を出たのは6時半。慌ただしく準備をして車を走らせたのはいいが、水を忘れた。10分間のロス。

8:22 625m あわすのスキー場からシール登高開始。営業前のリフトが動いている横を、えっちらおっちら歩いて行く。滑走不能のゲレンデ端を直登して最上部へ。

9:09 960m ゲレンデ最上部法面の上にある平。導水管までヤブをこいで下る。板を担いで深い谷に架かる橋を渡り、導水管の脇を進む。まあ調子は良い。

そのまま目の前の尾根に取り付くが、ヤブがひどい。ササやツバキが板に引っかかるし、潅木のそばには落とし穴がある。それでも力づくで高度を上げる。

10:30 1140m 地形図を見ると、予定の尾根の1本西側にいるようだ。等高線は密なうえ幅が狭い。尾根筋は歩けるものではなく、斜面をトラバースしていたが、それも限界であった。隣の正規ルートに戻るべく、板を脱いでザクザク下る。

貯水池より大日岳を望む
10:58 1030m 貯水池。ここに来たかった。時間と体力の浪費であった。対岸の尾根にはスキーの滑降跡がある。それをたどるように尾根に取り付く。始めは急斜面とヤブでとても辛い。

12:00 1250m ブナ平。ここまで来れば、シール登高も楽である。快晴無風の中、迷うことなく山頂を目指す。ほぼ休憩なしで動き続けたので、体力が落ちてきた。意地で足を動かす。

12:42 1450m 大品山(1404m)。雪原の広がる山頂。樹間からは立山が望める。すぐ後にワカン登山者がやってきた。山スキーがワカンに追いつかれるなんてショックだ。ここで大休憩して昼食。ものすごくまずいお握り3個(昨夜作った)。焦げ臭いだけのテルモスコーヒー(今朝作った)。昼食の味は、その後の行動を左右することを知る(ガッカリだよぉ!!)。

登ってきたブナの疎林は、北面パウダーで実に楽しそうであったが、若干の登り返しがあったり、うまく滑れる自信がなかったので、稜線を歩いた先のらいちょうゲレンデを滑ることにする。

13:15 移動開始。ワカントレースが続く。稜線は幅が狭いのでトレースを歩いたり、斜面を巻いたりした。意外なアップダウンに、じわじわと体力を奪われる。気温が上がってゲタになるのも、辛い歩きに追い打ちをかける。これは試練だ。訓練だ。早く帰りたいという一心だ。楽しいことは何もない。

瀬戸蔵山より立山と大日連峰を望む
14:02 1360m 瀬戸蔵山(1320m)。ここから見る立山と大日連峰は、遮るものがなくとても美しい。景色がせめてもの慰め。デジカメがなく、ケータイカメラで撮影するのがもったいない。スキー場はまだ先である。

14:35 1230m ゴンドラ山頂駅。やっと着いた。バテバテだ。一休みしてシールを剥がし、滑走準備に入る。ゲレンデGO! しかしカリカリでとても滑りにくい。第5ペアリフトの下は、バッテンポールでコースを塞いでいる。ここに来て初めて、少雪のためコース閉鎖していると知る。

係員に聞くと、帰りはゴンドラで下るのだそうだ。やまやろうは財布を持ってきていない。なんやかんや言われたが、下るしかない。すぐにがりっと嫌な音。石や草の根っこがあちこちに出ているのだ。こんなところを下まで滑ったら、板がボロボロになる。板を脱ぎ、歩いてゲレンデを下るしかない。

ああ、何のためにここまで辛い稜線を歩いて来たのだ。こんなひどいゲレンデなんだから、ゴンドラも止めてクローズしてしまえばいいのだ。ゴンドラが動いているからわざわざスキー場まで歩いてきたのに、だまされた気分だ。素直に往路下山すればよかった。ゲレンデを歩いて下るなんて屈辱だ。

15:27 590m ゴンドラ山麓駅。満足なテレマークターンをほとんどすることなく、下山した。今日は山スキーではなく雪山登山をしたのか? 重くて回しにくいカンジキであった。クロカンコースを歩いてあわすのへ。

15:45 635m あわすのゲレンデ着。むやみかすに疲れた山行であった。ワースト3に入る内容であろう。





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Last updated  2007/01/05 10:33:08 PM


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