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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2008/11/09
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カテゴリ:登山
起床は7時の曇り空。そのまま街にいそうな気分であったが、来週は登山に行く時間がない。午前中だけ簡単に往復できる山を「富山県の山」から探す。7年ぶりに南保富士(なんぼふじ:727.1m)へ向かう。

アプローチは過去の記憶をたどる。同じところで道を間違える。笹川沿いの道を走り、七重谷川から三峯グリーンランドを通過、道なりに進み林道に入る。水たまりの残る悪路である。7年前はもっとぐちゃぐちゃで、車高のある四駆が欲しいと思った道である。その後県内ではここよりひどい悪路を経験したことがないので、南保富士に登らなければ、ジムニーやらパジェロミニは不要だと、やまやろうは判断した。

01
登山道手前で分岐。ここに駐車する。右手を少し進めば、スギ林に入る登山道がある。

9:37 355m 登山口出発。

02
標高700mくらいが紅葉線かと思っていたが、さらに低くなっているようだ。道中の紅葉、黄葉は見事である。何度も立ち止まり、デジカメを取り出してはパチパチ撮っていく。今回は撮影を楽しむために、フィルムカメラのアスペクト比(1対2)の設定で撮ってみた。

03
何度も山に登っていると、登らなくてもだいたいのことは分かってしまう。コースタイムはどのくらいで登って、景色がこうでと頭の中で出来上がってしまい、実際の山に行かなくても満足してしまうことがあるのだ。パソコンの疑似世界に慣れてしまったからか。

04
錦の絨毯のようだとは、まさにこういう山肌のことをいうのだろうか。自然の見事なパッチワークである。写真ではなく自分の目で見ることで、心が揺り動かされる。

05
落ち葉を踏み、風を感じ、息せき切って、全身で山を知覚する。人生でやってムダな経験はない。こういう低山でも新鮮な気分を味わうことができるのだ。この先がどうなっているのかを早く見たい、早く登りたいと気持ちが入ってきた。

06
時折現れる紅葉にはただ見とれるのみ。この感動を一人で味わうのではなく、ブログを通じて少しでも共感してもらいたいという目的で、やまぶろぐは続いていく。

07
本日最も赤く色づいていた木。緑色と黄色との三色共演となった。

08
10:18 745m 南保富士山頂(727m)。やや拓けた山頂。座るに適した樹木や草付きはないので、立ったまま四囲を見やる。

09
焼山方面は紅葉の連なり。

10
ここの見所は黒部川扇状地が一望できることだろう。今日は雲が低く、剱岳北方稜線方面は隠れていたため、かえって引きつけられるのである。眼下の緑の山陵は、馬鬣山か。ミカンを1個食べて下山。単独おばちゃんが後続のみの静かな山頂であった。

10:36 下山開始。トレイルランニング調に、登山道を駆け抜ける。気持ちいい。ただ走るだけなのだが、こんなにも爽快なんて。日常の仕事の何やらかんやらが、汗腺から出ているようだ。斜面を、木々を、風を感じるだけで幸せだ。自分はやっぱり山が好きなのだと知る。

10:55 登山口到着。林道沿いのむかごを採取。国道8号線沿いのおもだかや(支那そば屋)で昼食。魚津のガソリンスタンドで汚れたライフを洗車して帰宅。





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Last updated  2008/11/09 02:41:20 PM


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