テーマ:山登りは楽しい(12020)
カテゴリ:登山
この時期、あまり遠くなくて少々骨があってお土産付きの山といったら、僧ヶ岳くらいしか思いつかない。でも昨年は登っておらず、2年ぶりなのか。毎年登っているかと思っていたが意外だ。起きるのが遅く、朝食をとってからの出発なのでかなりのんびりだ。駒まで狙っていたが、ちょっと無理だろう。
宇奈月側の林道から烏帽子尾根登山口に向かっていたら、林道が土砂崩れでうまっている。第三登山口よりかなり下である。数台の車が停まっているからここから山頂に向かっている人がいるのだろう。 10:03 870m 車を停めてこつこつと歩き出す。上部の沢が崩れて堰堤を乗り越え、道路にまであふれている。そういうところが大きいもので三箇所。一箇所は林道のアスファルトをえぐり大量の土砂が堆積している。これを修復するには相当な時間がかかるだろう。このまま廃道になるのか。そうなると、僧ヶ岳の登山の難易度が少し上がる。 10:30 1005m 第三登山口手前の駐車広場。思っていたより早く着いた。ここからは勝って知ったる道なのでどれくらいかかるかも分かる。昼過ぎには登頂できそうだ。 林道からはるか下を見下ろすと、路肩の車とその先の土砂崩れの位置関係がよく分かる。 11:08 1230m 烏帽子尾根登山口に到着。約一時間で着いた。予想では一時間半であったが。腰を下ろして休憩する。ここまでで汗をかなりかいた。谷間を風が吹き抜けるものの、湿度が高い。ようやく登山ができる。 全然運動をしていないものだから、浮き足だっている。しっかり地面を踏んでいない感じがして弱々しい。自分の足ではないみたいだ。ここまで体力が落ちてしまったのか。 それに一息では登れず、休み休みの登山だ。一昔前なら低山は2時間程度休まないでも登れたものだが。これは日頃の不摂生な生活のせいなのだろう。いたく反省、生活習慣を変えなければ、山に登れない人になってしまう。 身体の変調に大きな衝撃を受けながら、仏ヶ平。そうかこの時期はニッコウキスゲの咲く頃か。満開ではないが大きく開いた花々が美しい。今回はカラマツソウの可憐な白い花と共演している。8月ならピンク色のシモツケソウとの共演となる。 12:53 1790m 1855mの山頂に到達。ああ時間がかかったな。山頂は中高年グループが賑やか。やまやろうは個食を楽しみます。 先ずはノンアルビール。大量に汗をかいた割にはビールを飲む喜びが少ない。それより腹に何かを詰めたい。コンビニで買ったネバネバウドンだ。具をトッピングして最後にヨード卵の温玉を載せようとしたら、殻割りの勢いが余って地面にべしゃ。おおお楽しみの玉子がぁぁ。ショックで声も出なかった。悲しくウドンをすする。 13:26 下山開始。 寂しい気持ちを慰めてくれるのは変わらぬ自然の美しさ。やまやろうは変わってしまった。昔の体力と山への情熱は戻るのだろうか。 14:55 1240m 烏帽子尾根登山口。 16:10 880m 駐車地点に到着。土産は大きくなりすぎたウド。採るのに躊躇したが、何か手土産が欲しかった。今回はこのままの自分ではいけない、変わらなければいけない、と強く心に思った山行であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/07/11 12:08:31 PM
[登山] カテゴリの最新記事
|
|