テーマ:山登りは楽しい(12247)
カテゴリ:登山
正月合宿では、薄手の100%ウール手袋に防寒 テムレス(3L)の組合せで行動していた。 天候は、雪や曇りが主体で、一部で日差しのある 晴天であった。 気温は、基本的には氷点下だったと思う(途中で 気温計が壊れて測定できなくなった)。 初日、二日目は問題なし。三日目からはちょっと 辛いところが出てきた。 三日目。烏帽子尾根登山口からは腰ラッセル。
ラッセル慣れしているとはいえ辛い。汗をかくと 手が冷えて指先が冷たくなるのが辛い。 行動し続けて体温を上げ「解凍」することを繰り 返す。行動の大部分では調子が良かったが、暑く なって手のひらに汗をかいたら、その後冷たく なるので、汗をかかないように歩くペースを調整 しなければならなかった。 宇奈月尾根分岐に到達した時は、かなり指先が 冷えていたが我慢できないほどではなかった。 ためにそのまま行動し幕営に至る。 四日目。下山途中の標高1431mピークでルート ミスした。態勢を立て直すためにツェルトを被って 休んでいたが、この時に薄手ウール+テムレスの 組み合わせではもう耐えられなかった。 この後の核心部下降でのロープ操作を考慮して、 厚手ウールにオーバーミトンの、いつもの装備に 切り替えた。 やはりテムレスとは違って、冷たさに悩むことは なかった(標高を下げていったこともポジティブに 影響したと思う)。 まとめ テムレスは行動中においては問題なく保温性がある ことを確認した。停滞した時にどう保温するかが 鍵となる。 操作性は抜群で、ワカンやアイゼンの紐程度は、 テムレス装着のままこなすことができるだろう。 ただし摩擦力が強いので、ビレイ操作や懸垂下降で 使うことは厳禁。確保器に巻き込まれるおそれが ある。そういうリスクもあって四日目は交換した。 インナーによって防寒性をさらに向上させられる 可能性もある。フリース地にしたら濡れに強くなる し、中厚のウールにしたら保温性はより高くなるで あろう。サイズが3Lなら、インナーの多少の 厚みは問題にならないのだ。 積雪期の常備アイテムになるのは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/01/09 09:22:13 PM
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