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闇のドラえもん帝国

闇のドラえもん帝国

謎のバスに乗せられ、どこかへ向かうのび太達、早速バスの中は戦場になっていた

のび太「ぐあああ・・・!!」


静香「甘いわね、のび太さん、甘い甘すぎる・・・」

スネオ「ふ・・・どうやら静香ちゃんにやられたようだな」

ジャイアン「顔を見れば一発でわかるぜええ」


出木杉「のび太君!君は静香ちゃんからジョーカーを引いたな!」


そうのび太たちはババ抜きをしていたのだった


ドラえもんは常に全力でフル稼働するために、充電中


スネ吉兄さんは、またあのお得意のやばい能力でラジコン兵器を熱心に作成中


はる夫と安雄は、なぜかものすごい勢いでカップラーメンを食べている


ズル木は、ゴミ袋の中に自ら入り精神統一と言っていたが呼吸が出来なくなって
もがき苦しんでいる


木鳥は、ペットボトル爆弾を大量生産している


様々なたくらみがひしめき合う中バスは某所についた


先生「おら!!糞餓鬼どもついたぞ!!」


バスが出発してから250時間が早くも経過していた

のび太「はあ~、疲れた」


出木杉「僕は天才なんだー!!もっと脳みそを強化出来るアイテムをくれ!!」

出木杉は一人で何か叫んでいる、もうダメかもしれない


静香「そーいえば見慣れない人たちが多いわね」


ジャイアン「!?あれは・・・・」

のび太「あ・・・アンパンマン!?」

そこには、お茶の間をいつも騒がせているアンパン=マンその人がいた

アンパンマン「ジャムおじさん!僕たち学生じゃないのに何で参加出来るの?」


ジャムおじさん「クキョキョキョ!!心配するな、生徒手帳を偽造してあるからな」


アンパンマン「なあーんだそうだったんだ、ハハハハハハハ!!!」

向こうには向こうの事情があるらしい

静香「見て!あっちに至上最強の幼児、フグタ=タラオがいるわ」


スネオ「あれは!ハットリくん!?」

出木杉「クッククク・・・これだけの材料があれば究極の戦闘魔獣が作れるぞ♪」


内閣総理大臣「えーーー!!諸君静粛に!」

ここで組織のボスが現れた


内閣総理大臣「今から君たちには、この南鳥島でバトルをしてもらう」


ドラえもん「えーーー!!ここ南鳥島だったの?」


出木杉「ふ・・・確かに東京だな」


内閣総理大臣「第一セットは、この島で10000人からいっきに300人減らす予定だ、方法は問わない!己の力で好きなだけ戦ってくれ、以上」

アンパンマン「おい!こんな狭い島じゃ話にならねええよ!!」


内閣総理大臣「ケケッケ!!そういうと思ったよ」

総理がそう言うと島がどんどん広がっていった


ドラえもん「・・・!これは」


内閣総理大臣「フッハハハハ!!!驚いたかあ?ここは政府公認の改造を施したアイランドなのだああああ」


一国の総理大臣のやる事言うこととはとても思えない


内閣「おらあああ!!始めるぞ!!・・・・スターーーーート!!!」


アンパンマン「死ね!!」

ハットリ「忍!」

波平「コラ!カツオ!!」

各地で激しいバトルが始まった


ドラえもん「のび太君!とりあえずこの場から逃げよう」


のび太「え?なんで僕は人を狩りたくてたまらないよおおお」

静香「馬鹿ね!こんなところにいたらすぐに拉致られるか捕まるじゃない!」


意味は同じだとのび太はひそかに悟った


ジャイアン「うああ!!向こうからやばいやつ等が来たぜ」


ドラえもん「ううう!!どこでもドア」


のび太「よし!早く逃げよう」


ドラえもん「よし!逃げたな皆?」


出木杉「待ちたまえ!この天才がまだ逃げてないぞい」

ドラえもん「(ガチャ)」


出木杉「・・・あ・・まあいい天才だからな」

スネオ「あれ?出木杉は?」

ジャイアン「どうせ死んだんだろ」


静香「それより今何時よ」

ドラえもん「えっとねー、今午後9時」


のび太「大変ふぁー!!昼ねしなくちゃ!!」

夜寝るのは100パーセント昼ねとは言えない


ジャイアン「じゃあーテントだせよ」


ドラえもん「じゃあキャンピング・ポールを出すよ」


ズル木「うっひょっひょー!!」

木鳥「ゲハゲハゲハ!!」


ドラえもん「それじゃあ今日はもう寝るぞ」

のび太「ええーー!!夜中は皆で根暗投げしようよ?」


ジャイアン「根暗じゃなくて枕だろ!!もう寝るぞ」


こうして今日は奇跡的に何も起こらなかった

続く




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