最寄りの日照時間測定点から日射量を推定
我が家の最寄りの日射量データの測定地点「大阪」は18km離れている。アメダス地点「堺」は4kmと最寄りだが、日照時間しか測定していないため、日照時間から日射量を推定する必要があった。調べてみると、日射量と日照時間には関係式があるQt/Qo = Bo+B×(S/So)Qt : 全天日射量(MJ/m2)Qo:大気外水平面日射量(MJ/m2)S:日照時間(h)So:可照時間(h)Bo:0.198B:0.537係数や詳細はこの論文を参照した。日射量の気候学的推定についてhttps://ir.kochi-u.ac.jp/dspace/bitstream/10126/750/1/N050-05.pdf係数や推定式はたくさんあるようだが、とりあえず、これを使うことにする。So:可照時間(h)は厳密には違うようだが昼時間を使うこととする。可照時間(h)=昼時間(h)=日の入り時間-日の出時間とする。国立天文台の「こよみの計算」から我が家のデータを採取した。http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi計算例:2011年10月データ大阪全天日射量データ:376(MJ/m2)大阪日照時間:180(h)可照時間=昼時間:351(h)まず、大阪のQo:大気外水平面日射量(MJ/m2)を計算Qo=Qt/(Bo+B×(S/So))=376/(0.198+0.537×(180/351))=794(MJ/m2)堺日照時間:169(h)から堺の日射量を推定Qt=Qo×(Bo+B×(S/So))=794×(0.198+0.537×(169/351))=363(MJ/m2)これである程度、日射量補正のデータ誤差もなくなると期待しています。(ちなみに、このやり方で計算があっているかの確証はありません。)ブログランキングに参加しております。他の方のブログを見ることができます。お手数ですが、クリックお願いします。 ↓にほんブログ村発電日報はこいちさん作のアンドロイドアプリ:太陽光ログッターを使って、ツイッターでつぶやいてます。ハッシュタグ #やんころりん大阪府堺市アプリ使用者全員 #solar_log