『夢幻花』 東野圭吾
『夢幻花』 東野圭吾を読みました。ある少年が朝顔市で少女と出会うところから話はスタートします。その後、あるおじいさんがなくなった理由を探していくことで少年の過去の疑問も解けていくというストーリーでした。この話はネタばれになりますが、黄色い朝顔の種が幻覚を起こさせる危険な花という風になっていて、実際そういうことってあるのかと思って調べてみました。しかし、そのようなことはネットでは出てこなかったので創作になるのでしょうか。その代わりにほかの花の情報があって、結構怖い副作用が書いてありました。3.11日以降に出版の本なのか、主人公の男の子が原子力の勉強をしていて就職先に迷っているというタイムリーな話もありました。最後まで、どういうストーリーでしめくられるのかと思って一気に読めたので東野さんの作品はやはり面白いなと思いました。