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2008.05.16
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カテゴリ:The Beatles
 さて、下記の支離滅裂な駄文の中にビートルズの曲のタイトルが30個含まれています。インチキくさいのも若干ありますが(日本語に訳しているものもあります)、いくつ見つけられるでしょう?
 ん?文章がへっぽこすぎて読む気にもならないって?…ごもっともです~うっしっし


 “雨上がりの夕暮れ時、ペニー・レインの有名な床屋で散髪を済ませた僕は、愛しいリタの住むアパートへと向かった。今日は彼女の27回目のバースデイお誕生日 彼女が喜びそうな愛のことばを2、3フレーズほど考えながら歩いていると、いきなり女性の声に呼び止められた。
「ドクター・ロバート!」
 声のした車道に目を向けると、車の窓から無邪気に手を振るマギー・メイの姿があった。彼女はまだ小さな子供だった頃からずっと僕が担当し学校、娘のように可愛がってきた女の子だ。彼女の病が完治して以来、会うのは半年ぶりぐらいだろうか。
「やあ、マギー!すっかり元気そうだね」
「ええ、先生のおかげよ。ねえ先生、今何してるの?時間があるなら私の車でドライブしない?」
「ん…一緒にドライブしたいのはやまやまなんだけど、これから約束があってね」
「残念だなあ。じゃあまた今度ね、先生!」
 会わない間にすっかり魅力的になっていたマギー・メイに手を振って別れると、僕は再びリタの元へと今にも沈みそうな太陽を追うように西へ向かって歩き出した歩く人
 10分ほどで彼女が暮らすストロベリー・フィールズというアパートに着いた僕は、入口の手前で二人組と擦れ違った。鎖をジャラジャラ身に着けた悪ガキ不良少年と、全身を黒い服で包んだ少女で、擦れ違いざまの一瞬、3人の視線が交錯した。
「あの…これ落としましたよ」
 黒い服の少女はそう言って億劫そうに何かをこちらに差し出した。
「有難う、お嬢さん」
 彼女から手渡されたものを受け取った僕は、チラリとそれに目をやり、すぐさまズボンの右ポケットに無造作に突っ込んだ。

 リタの部屋がある3階で降りた僕はふと思い立って階段で4階まで上がると、学生時代からの友人である税務官のジュードを先に訪ねた。
「ヘイ、ジュード!どうだ調子は?」
 ジュードは先月このアパートに越してきたばかりで、奇しくもリタの真上の部屋だった。
「やあ、ロバート。サリーもすっかりここが気に入ったって彼女は言った、彼女は言ったんだ。それで私も満足、満足なんだ」
 彼の、話の最後を二度繰り返す話し方は昔から変わらない。
「そうか、それはよかった。おや?のっぽのサリーは今、いないのかい?」
 ジュードの妻・サリーはロシア出身のモデルだけあってスラリと背が高く、本当はロシア風のちゃんとした名前があるそうだが、こちらに来てからはサリーと名乗っているため、仲間内ではのっぽのサリーと呼ばれている。
「彼女は昨日からソ連に帰ってるんだ…いやソ連じゃなくてロシアに、ロシアだ。何でもあっちで撮影があるそうでね、決して別居とかではない、別居ではないよ」
「分かってるよ。いつでも彼女が君を愛していることは僕も知ってるさ」
 僕の言葉にジュードは幾分照れくさそうな顔をして、彼の履き古した茶色の靴に視線を落とした。
そして勧められるまま書斎の長椅子に腰掛けた僕は、机上で異彩を放っている丸いクリスタルのオブジェきらきらに目を向けた。
「あ、ああ、その置物、置物か?」
 僕の視線に気付いたジュードが、妖しく光り輝くオブジェをそっと僕に手渡した。硬さも大きさもちょうどいい。
「何でもロッキー何とかっていうアーティストの作らしいけど私はそういうものに一切興味が無くてね、興味が無いんだ。よかったら君にあげる、あげるよ」
「ロッキー・ラックーンのクリスタル製品っていえば、最近かなり有名じゃないか。こんな高価そうなものをもらってもいいのかい?」
「仕事以外で金の話はしたくない、したくないんだ。価値が分かる人が所有してこその芸術品、芸術品だよ。私にはガラスの玉ねぎにしか見えない、見えないんだから」
「そうか、じゃあ遠慮なくいただくよ。お返しに僕から君へもちょっとしたプレゼントプレゼントがあるんだ」
 そう僕がまだ言い終わらぬうちにジュードは後頭部を何度も激しく殴打され、書斎机に突っ伏した。まだ微かに息はあるようだが、この大量の出血では長くと続かないだろう。彼からの最後のプレゼントであるクリスタルのオブジェは赤く染まってもなお、一層の妖しい輝きを放っていた。
 「おやすみ、ジュード」
 僕は彼に静かに別れを告げ、ズボンの右ポケットから取り出したジュードの部屋の鍵鍵を掛け終えると、リタの待つ3階へと階段を踏み出した。” 

 えんぴつ 正解はこちら





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Last updated  2008.06.08 14:42:11
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