昔ながらの農繁期(午前の部)
最近は、コンバインで刈り取り+脱穀が一度に済むようになりダイブ楽になった農家。 でも、やっぱり味に拘る、お宅は天日干し 昨日は、洲本市先山の麓にある親戚宅のたんぼ 毎年、旦那が行くんだけれど・・・姉妹が昼間居ない事もあり私もお手伝いに。 次女を送り出した足でそのまま、出かけました。 西淡から広田に抜ける道からは輸鶴羽山が水墨画のように,かすんで見えました(写真を撮りたいところですが仕事仕事・・・) 自宅から今回の田んぼ迄片道20キロ9時過ぎに到着すると、義姉様の旦那とウチの旦那2人で頑張ってました♪ 旦那はダテの足(背丈ほどの棒2~3本束ねた物)を固定してサオ(長い棒)を渡し1つ1つ稲を拾い上げながら掛けていました。 義兄様は、稲刈り機で刈り取り役のようです。 さて、私はと言えば 刈り取り後の稲をサオに掛けやすいように二つに割り3~5のたばにしていきます。 こうすると掛ける作業が格段に早く、サオに掛けるまでに、お日様にあたる面積が増え乾いた分だけ軽くなるのです。 旦那さん「母ちゃん、組んだサオに掛けるのも手伝って、ちゃんと固定出来てるか見てね♪」 私「あのね~、イチイチ他人に確認とって貰わないといけないような仕事しないのよ」(==;)・・・「この位の短い竿1人で掛けても知れてるでしょうに」束にしたのを、べべべべべと、「はい、次」黙々と自分の仕事 旦那さん「朝から機嫌悪いの~?もっと楽しくいこうやぁ~(-0-)」 私、「口より手を動かさないと今日中に終わらないよ、はい!手をうごかす!」 旦那「かあちゃん、次この辺かな~?」 私「この後、ハーベスター(脱穀機)を通すのに、どう組んだら段取りいいか、お日様に効率よく当てるにはどの角度が良いか考えてごらん」 旦那「機械、入れへんかったら、運んだらええねん♪」 私「自分が来なかったら誰が運ぶの?エライ目すんの姉ちゃんやで。」 旦那「原子力は、安全です!もしもの事が、あれば想定外です!ってお偉いさんも言うとるやん」 私「出たな・・・現実逃避」(--;)その後も・・・・ 旦那「この足キラーイ、折れそう」 私「そう思うなら、冬場に竹切って新しい足作ってあげたら?」 旦那「きゃー掛ける度、いやな音がするー」「あ、折れた!」「おかーさん、助けてー」 私、(;--)=3「何やってんだか・・・」 旦那「だって、農家の娘ちゃうもん」 私「はいはい」折れた足を交換する為、稲下げた竿を肩に掛け持ち上げる 交換しながら旦那「この為に、母ちゃん呼んでんで」 私「私は、アナタの御守をしに来た訳ではない」 次のダテの足を組みながら旦那が言う「夫婦の共同作業やん♪」 私「ちょっと、いいかい?」旦那はダテの足の立て方を、私の実家で教えてもらったはずだが忘れている・・・3本足を広げサオを掛けた時に三本に均等に比重がかかるようにして、足を地面に固定しなくてはいけない2本にしかかからないと倒れたり折れたりしやすいのだ・・・「同じ事、実家で教えてもらったでしょ?」 旦那「忘れてた・・・、農家生まれじゃないもん」 私「生まれは関係ないの、何でも勉強・・・・頑張ってね~♪」 この調子で午前中、私は黙々と・・・旦那はきゃーきゃー言いながら仕事をした。 義兄様は1人、じゅるい(どろどろの)田んぼで、稲刈り機と悪戦している・・・結局、刈れないと判断してお昼前に会議があるとかで退散していった・・・、午後からは義姉様が来るという。 つづく