不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

◇BS-2で夜中に放送されていたのを録画して見ました。
『私の頭の中の消しゴム』は、2004年の韓国映画です。

若年性アルツハイマー症に冒されたヒロインと、彼女を支えつづける夫のきずなを感動的につづるラブ・ストーリー。
社長令嬢のスジンと工事現場で働くチョルスは偶然出会い、互いに強くひかれ合い結婚する。幸せな日々を送っていた矢先、スジンの物忘れがひどくなり…。
やがて彼女はアルツハイマーと診断され、次第に記憶が失われていく。
チョルスはスジンのため、家中に様々な事を書いたメモをはり付けていく…。
監督 イ・ジェハン
出演 チョン・ウソン,ソン・イェジン,ペク・チョンハク など

酷い映画でした。
韓国ブームでの話題だけの映画でしたね。
タイトルもセンスは無いですね。

若年性アルツハイマーという病気を真剣にあつかってほしかった。
それに病気に至るまでが長すぎて見ていて飽きました。

不倫をした娘を叱れない父親は、娘を人間としてダメにしてしまった。
この父親にしてこのバカ娘ありという感じですね。
その事に関しては、まったく同情できない。

バイクのドライバーは宙に投げ出されて道路に激突してましたね。
映画でもやりすぎですね。
情緒不安定な男では、結婚は難しいと思いますが・・・。
元不倫相手を血まみれにしていましたから・・・。

ストーリーが粗く説得力はまったくないし、日本の純愛とは程遠いですね。
主人公は清純な心優しい女というよりは、あばずれで計算高い女という印象です。
普通は病気になってからの夫婦の葛藤と純愛をもっと丁寧に描くはずですね。
夫婦としての愛は無かったかな？

最後の30分だけで良い作品です。
それでも納得は出来にくい作品です。
何を誉めたらよいのかと思う映画でした。
韓国ブームの駄作を見て欲しいと思いました(笑)。