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カテゴリ:中日ドラゴンズ
結局はマメ。
ってことで収束しつつある山井問題だが、 まさかココまでの話になるとは。 球史に残るスゴイ瞬間をリアルタイムで見れた ことに満足しない人が何故にこれほどいるのか不思議。 コレについて言及しないわけには行かないので、 ここは3つのポイントで整理。 <1>マスコミの過剰反応 当然のようにあの日はスポーツニュースをはしご、 翌日は各新聞を買いあさったわけだが、 どいつもこいつも素直におめでとうと言えない輩ばっかりだ。 報道ステーションなんか、野村監督に緊急インタビューまでして 古館も終始真顔で否定的発言。 久米さんならどう言ったかなぁ。 新聞では緊急アンケートが載ってたり。 「めったに見れない完全試合を見たかった!」という方々が多いようだが、 継投による完全試合のほうがもっと見れないのに。 だいたい今回のようなケースは 「大舞台で8回まで完全ピッチングすること」 と 「それを替える監督がいること」 の両方のレアな条件が揃わなければ実現しない話で、 おそらく未来永劫、ないだろう。 事実、今まで日本ではないわけでして。 1人が複数になったところで、 完全試合がスゴイことには変わりはない。 むしろその歴史的な継投を生で見れたことに 自分は感動を覚えたけどなぁーー <2>落合監督だった 落合監督は歩いてても、話しても、 顔を洗っても、つまずいても 「オレ竜」 の一言に集約してしまう。 マスコミにはあまりいいようには使われない。 「何考えてるかわからん」「曲者」「自分主義」 要約するとこんなところでしょう。 んで、その人のチームがあんなことなったもんだから、 食いつく食いつく。 これが関根潤三監督だったら 「山井が怪我かなんかしたのかな」 「上の見えない力から命令されてるのかな」 「ついにボケちゃったのかな」 くらいしか観客は想像しなかったのではないだろうか。 ただし、秘密主義で相手の思考を錯乱させるのは 落合監督の狙い。 クライマックス初戦の小笠原の先発が 山井の右肩痛による代替策だったにもかかわらず、 「奇襲」 と周囲が評価してる時点で、 はっきりいって落合の思うツボ。 今思うとあの「開幕投手川崎」は そういうイメージ作りのすりこみ作業だったとも思える。 今回の騒ぎがひろがっていることも逆にいうと、 落合の凄さを再認識する機会になってる訳である。 恐るべしオレ竜。 <3>試合に勝つの難しさはハンパじゃない 前回も書いた通り、山井はメンタルが弱く それまでどんなにいいピッチングをしていても ・味方が点をとるとすぐ取られる、 ・勝利投手がちらつくと打たれる、 ということが頻発する投手である。 加えて 2006年は山本昌の温情続投で試合を落とし、 そのままズルズル4連敗。 2004年は岡本の温情続投でカブレラに満塁被弾。 そのままシリーズ敗退。 と、過去に続投失敗で2度シリーズを落としている。 温情采配で勝てるほどシリーズは甘くなく、 かつ一度流れを失うとなかなか取り戻せない。 ひとつの試合に勝つのは難しいことを 落合は身にしみてわかっていたんだと思う。 継投否定派は 「1本打たれてから交代でもいいのに」 とか 「仮に続投で落としても川上・中田温存の中日と ダルを使えない日ハムでは残り2戦で連敗はないじゃないか」 とか言ってるけど、 はっきり言って甘い。甘すぎる。甘~い(スピワゴ)! そんなに楽に試合は勝てない。 1人ランナー出したらひちょりにまわるでしょ? 6,7戦は異様なムードの札幌ドームでしょ? 相手はプロです。 ファミスタじゃありません。 勝てそうなチャンスを少しでも見つけたら、 そこを何が何でもつかんで離さず、 かつ少しでも確率の高いほうへ進まないと、 二度とチャンスはこないのである。 それを分からない人がとやかく言うんだろうねぇ。 落合監督の執念みたいなのが感じられて、 その勇気にも感動したけどなぁ。 ・・・結局はマメが原因で、 みんな「な~んだ」のテンションで この話題から撤退しつつあるが、 自分は仮にマメじゃなかったとしても落合を支持した。 さんざん苦杯をなめてきたシリーズの 負の歴史にピリオドを打ってくれたわけだし、 ナゴヤで決めてくれたわけだし、 誰にも真似できないであろう 「世紀の大英断」を見せてくれたからである。 見せてくれたといえば、 落合監督→中村ノリと続く 高校野球かよ!と突っ込みが入りそうな 「坊主リレー」。 そしてそのカテゴリーの中でもてっぺんからキテる 「ブーマー型」 つまりは三冠王つながりなんだんというところも 惜しみなく見せてくれた。 落合監督よ。ありがとう!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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