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2010年11月20日
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カテゴリ:資料


モンテスキュー




モンテスキューは政治的自由を可能にするさまざまな条件を検討する。イギリスにおける思想・表現の自由の確立、名誉や人身財産を保護する手続きの存在、政治活動などがそうしたなか注目される。それとトモにモンテスキューが興味深かったのが、商業(経済活動)の持つ政治的意味への関心である。商業は習俗を穏健にし、征服や軍事的栄光ではなく平和を愛好させ人間性を満足させるとともに文明化を進める武器であった。商業活動は、権力を介さない自由な物品、貨幣の流通を生み出した結果、専制権力が人々を統制するのに大きな限界が生じ、のみならず権力が自らの財政的基盤を固めるために商業活動の反映に依存せざるを得なくなった点に注目する。専制権力といえども、商業活動によって大きく枠をはめられ、制限政体への移行に迫られるようになる。モンテスキューはそれが政治的自由の促進にとって積極的意味を持ちうると解釈した。モンテスキューは商業の非合理的、情動的動きのなかから生じてくる秩序や結果に注目した。また統治機構や経済活動といった制度が商業を媒介している。これは古代の生み出し機構論の伝統の見事な発展である。



出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!







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最終更新日  2010年11月21日 04時47分38秒
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