テーマ:スキルスと闘う(298)
カテゴリ:スキルスと闘う
先日、ワイン仲間であり、良き飲み仲間であるK氏から突然相談を受けました。
K氏とはまだお付き合いは浅いのですが、とても良く気が合い、年が10歳ほど上ということもあり、兄貴のような存在の方です。 よくよくお話を聞くと、K氏やK氏の奥様がよくお世話になっている某ブランドショップの女性店員の方が最近手術をされたとのこと、更に詳しく話を聞くと病名は妻と同じ「スキルス胃がん」、とても他人事とは思えませんでした。 相手の方は31歳、婚約者がいらっしゃり、今年結婚予定とのことでした。 又、その方はとても仕事熱心な方で、顧客に何かトラブルがあると休みの日だろうが雪が降ろうが、お店に駆けつける方だそうです。 K氏も大変信頼されている方とのことでした。 K氏はもちろん私の妻のことはしりません。 そしてその方が入院している病院はN病院で、私の職場の目と鼻の先にある病院です。 いろいろな偶然が重なったためですが、今のタイミングで似た境遇の方が身近にいるということに何か運命的なものも感じました。 早速、K氏に相手の方に連絡していただきお見舞いに行ってきました。 自分としては同じ境遇に身を置くものとしていてもたってもいられませんでした。 早速、ご本人にお会いしたところ、とても元気な状態で、すでに術後2週が経過しており、数日内には退院するとのことでした。 短い間のお話でしたが、笑顔を絶やさず、相手への気配り、思いやりを大切にされる方との印象をうけました。 退院したらK氏にてんぷらを食べに連れて行ってもらう約束をしているとのことで、その際はぜひ私もご一緒させていただくことをお願いして病室を後にしました。 彼女もすでにリンパ節への進行が認められていたようで、stage4のようです。 又、今回は胃を2/3切除しておへその横の腫瘤も摘出しているようですが、その腫瘤からもがん細胞が検出されたようです。 退院後、すぐに抗がん剤(おそらくTS-1)の治療が始まるようです。 婚約者、ご両親、またご本人のためにもスキルスを克服されることを願うばかりです。 今後もK氏や彼女の相談にのっていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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