参院選民主党惨敗の敗因分析で最大原因が世論調査で菅総理の突然の消費税増税論となっており、マスコミも過去に増税を唱えた政党は必ず大敗していると概ね同じ論調です。でも、どうも私には一寸違うように思います。消費税増税論は自由民主党もマニフェストに載せていますが議席を増大させていますし、破綻状況に近い国家財政を考えると消極的増税も止む無しの考えが多いのでは・・・・・・金権疑惑と普天間基地問題が鳩山総理を退陣に追い込みましたが、金権疑惑は別にして、普天間基地問題は国政選挙の論点に成り難い問題ですが、この問題に対するここ10ヶ月の政権運営の稚拙さが、支持離れの大きな要因となり、その延長線での選挙結果と考えます。選挙期間中も小沢元幹事長や国民新党亀井党首の菅総理批判は与党内不一致を露呈し支持離れを加速させたのではないでしょうか。
最近とみに政治家が選挙至上主義で、政策までそのようになっているのは哀しいことです。
今回も芸能人やスポーツ選手の立候補が多かったですが、成功しなかったのは、有権者の良識でしょう。あまり有権者を甘く見ないで欲しいものです。
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最終更新日
2010年07月19日 15時42分12秒
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