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文春新書『英語学習の極意』著者サイト

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観劇・読書メモ 12

平成24年9月20日~12月25日の実況です。項目ごとに、日付を遡る形で記載しています。
ひとつ前の 平成24年5月14日~9月19日 の実況はこちら。
ひとつ後の 平成24年12月26日~平成25年4月15日 の実況はこちら。


観 劇:

【観劇マナー】
上演中、
コンビニのビニール袋ノド飴の小袋のシャカシャカ音は、劇場じゅうに響きます。
ビニール袋は手元に置かず足元に。ノド飴は開演前に口に含む。これが大事なマナーです。


241222 井上ひさし生誕77フェスティバル'12 第8弾ファイナル 組曲虐殺 @ 天王洲銀河劇場  井上芳雄、神野(かんの)三鈴、高畑淳子、石原さとみ、山崎 一、山本龍二  音楽・ピアノ演奏: 小曽根 真(おぞね・まこと)
(フェスティバルの8作品のうち、観たのは4作品だ。いまになってみると全作観ればよかったと思うけれど、やはり人間井上ひさしが嫌いだから勢いがつかなかった。作品のすぐれぶりは認めるが。組曲虐殺は、山崎一さん、味があったな。山本龍二さんは風貌で9割演じてるね、セリフは一本調子でヘタだけど。石原さとみさん、さすがかわいい。ちょっとドタバタしすぎてたかな。今年の観劇59本目。)

241214 現代制作舎・人間座提携公演 信太妻(しのだづま)異聞 恋や恋 @ 銀座みゆき館劇場  作・演出: しみず しゅういち、出演: 菅野菜保之、吉田まほ子、永濱佑子、丸山昇平
(日本人はキャストの 1/3 ほど。残りはユダヤ系イスラエル人とアラブ系イスラエル人が分け合う形。日本語とヘブライ語とアラビア語が飛び交う。コロス (群衆) としての女たちも、日本人、ユダヤ系、アラブ系がそれぞれ5名ずつで、同じ内容のセリフを3言語で順繰りに話す。第1幕後半でダレたが、第2幕に登場した赤衣の和央ようかさんが妖艶で、目が覚めた。)

241213 東京藝術劇場+テルアビブ市立カメリ・シアター国際共同制作 トロイアの女たち @ 東京藝術劇場プレイハウス (中ホール)  Euripides 作、蜷川幸雄 演出、出演: 白石加代子、和央(わお)ようか
(K's Gallery の増田きよみさんの永濱さん繋がりでご紹介あって観た。陰陽師・安倍清明の由来がモチーフ。演者みな狐耳をつけて。なかでも白拍子を演じる吉田まほ子さんがよかった。吉田さんのブログを見ると、役者として立つのはたぶん最後だとあるけど、ぜひ役者を続けてほしいな。)

241206 キャロリング @ サンシャイン劇場  原作: 有川 浩(ひろ)、演出: 成井豊・真柴あずき、出演: 阿部丈二、前田綾、林貴子、大内厚雄
(SF 仕立てに実存感を与える、キャラメルボックスのいいノリが、今回は空回りして単なるテレビドラマになってしまった。原作が、劇団のキャラに合わなかったね。)

241207 三日月バビロンステェション No.11 月あかりの空庭 @ ザムザ阿佐ヶ谷  脚本・演出: 櫻木バビ、出演: 木原春菜 ほか
(美術コレクターの会 「美樂舎」 で、この劇団のことを聞いたので観劇。木原春菜さんに注目した。才能あるね。ほかの女性たちも、まぁまぁのノリ。脚本の練りが足りない。ザムザ阿佐ヶ谷は初めて行った。小空間ながら、客席を取り巻いた上部廻廊構造もあって、おもしろい。入口受付の雑音が上演中も漏れ入るのが耳障りだった。)

241125 こどもの一生 @ パルコ劇場  中島らも 作、演出: G2、出演: 谷原章介、吉田鋼太郎、中越典子、笹本玲奈、山内圭哉、鈴木砂羽(さわ)、玉置玲央、戸次重幸
(東京千穐楽公演。ようやく2列目席からじっくり観て、カーテンコールでは笹本玲奈さんと目が合った。うれしかった。千穐楽のアドリブ大会になって、鋼太郎さんを 「ヒゲシイタケ」 と呼んでバカウケだったのは、中越さんだったか笹本さんだったか。ミー・マイを思い出させる楽しいカンパニーだった。鈴木砂羽さんの『女優激場』をネットで注文した。)

241123 ミュージカル アリス・イン・ワンダーランド @ 青山劇場  音楽: Frank Wildhorn 出演: 安蘭けい、濱田めぐみ、渡辺美里、石川禅、田代万里生、高畑充希
(豪華キャストなので、ものすごく期待していたのがちょっと外れた。田代万里生さんの あわてウサギが、舞台をファミリーミュージカルにしてしまった。演出ミスだね。)

241118 こどもの一生 @ パルコ劇場  中島らも 作、演出: G2、出演: 谷原章介、吉田鋼太郎、中越典子、笹本玲奈、山内圭哉、鈴木砂羽(さわ)、玉置玲央
(鈴木砂羽さんの看護婦役にぴしぴしとキレが出て、とてもよくなっていた。笹本玲奈さんの家電ノイローゼのアベ・ジュンコは、役作りが進んで性格の暗さがさらに妖しくなってきたけど、やや一本調子。ときどき唐突にはじけて、ぼくらの意表を衝いてほしいな。)

241114 井上ひさし生誕77フェスティバル2012 日の浦姫物語 @ シアターコクーン  演出: 蜷川幸雄、出演: 大竹しのぶ、藤原竜也、木場勝己、たかお鷹、辻 萬長、立石涼子
(兄妹が愛して子を宿せば、子の父は母の兄ゆえ伯父、而して父は姪子を産ますこととなり…という親族語の綾で聴かせる場面もあるが、客席のババァ連中が待ってましたとバカ笑いするので不愉快。後ろから2列目の席に坐ったら、音響ボックス脇に蜷川幸雄さんがおられた。)

241110 Rail Rule Roots ―レール・ルール・ルーツ― @ イプセンスタジオ (中板橋新生館)  作・演出: 佐川大輔、出演: 中原くれあ、斉藤まりえ、豊田可奈子、佐川大輔
(再観劇。ぼくの側に心の準備ができ、演じる側もキレと吹っ切れが備わって、初日より良くはなったが、やはり随所に冗長の印象否めず。サイコロで、ミュージカルモード・歌舞伎モード・前衛劇モードから選ぶコーナーで、最前列席のぼくにサイコロ振りが許された。ミュージカルモードが当たった。この劇中ミニミュージカルはよかったね。)

241107 Rail Rule Roots ―レール・ルール・ルーツ― @ イプセンスタジオ (中板橋新生館)  作・演出: 佐川大輔、出演: 中原くれあ、斉藤まりえ、豊田可奈子、佐川大輔
(昨年11月の 「空っぽの騎士」 で、あしたのジョーのように燃え、1年のブランクを置いての公演初日。今回は、脇スジを束にした、オチのない芝居で、ちょっと苦戦。芝居の途中で観客に大きなサイコロを振らせて、その結果に基づいて芝居を進めちゃうという小劇場ならではの基軸があって、だから90分の芝居だけど110分分くらい練習してるよね。)

241105 こどもの一生 @ パルコ劇場  中島らも 作、演出: G2、出演: 谷原章介、吉田鋼太郎、中越典子、笹本玲奈、山内圭哉
(ケータイ圏外の島の病院に、心を病んで集められた5人が、10歳の子供 (…という設定だが、あの演出は8歳だと思う) に引き戻すストレス解消療法を受ける内、軌道が外れてホラーへ。鋼太郎さん演じる傲慢中年が子供に溶解する瞬間が絶品; 子供って、何なんでしょ? 5人の子供演じがよくできていて、こりゃ芝居じゃなけりゃ味わえない; テレビでこれをやると、高等ふざけで終わる。笹本さんは、家電量販店で働いて家電品ノイローゼになった女性の役でした。このお芝居は、あと2回観ます。進化が楽しみ。)

241104 欺瞞と戯言(たわごと) @ 本多劇場  中津留章仁 作、出演: 竹下景子、下條アトム、長谷川初範(はつのり)、真山章志、岸田 茜
(華族・滝川一族に入り組むひびが、崩壊をもたらしつつ再生の予感を残す作劇は、三島由紀夫を連想させた。一族に嫁ぐ銀行家令嬢を岸田茜さんが演じたが、笹本玲奈さんのような美しい微笑と表情の豊かさに、すっかり心を奪われた。天性の美貌とキレのある演技。前作 「重力」 でも魅力を感じたけれど、今回もう重度のファンになってしまった。みごとな芝居を1列目で見た後、トムトム倶楽部のバックステージツアーとアフタートークがあり、前日の 「るつぼ」 に引き続き、最高の演劇日だった。経歴を見ると岸田茜さんは平成21年に演劇研修所試演会で 「るつぼ」 のアビゲイル役を演じている。彼女のアビゲイル、ぜひ観てみたい。)

241103 るつぼ @ 新国立劇場小劇場  Arthur Miller 作、水谷八也(みずたに・はちや)訳、演出: 宮田慶子、出演: 鈴木 杏(あん)、池内博之、浅野雅博、磯部 勉、田中利花、栗田桃子、関時男
(不倫相手の妻を魔女呼ばわりして陥れるアビゲイル・ウィリアムズは、本格女優がぜひ演じたい役だろう。虚実のひだを自らつくり、正気として狂気を演じる女を演じるとき、何重もの入れ子構造に立ち向かうことになる。鈴木杏さん、みごとだった。原作 The Crucible は、昭和28年にトニー賞を受賞した。ユダヤ系ポーランド移民の子アーサー・ミラーが38歳のとき。本格演劇では今年見たなかのピカ一だった。)

241028 ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート ~日本スペシャルヴァージョン~ @ 東急シアターオーブ  Maya Hakvoort, Mate Kamaras, Bruno Grassini, Andre Bauer, Lukas Perman, Gabriele Ramm
(エリザベートが歌い上げる自由への渇望、そして自分勝手を悔いる瞬間、それぞれに自分を重ね合わせて、ひとびとはこの舞台から感動を得るのだ。ドイツ語上演。やはり単語が聞き取れると一層のめり込める。「コンサート」 と銘打ってあるが、ハンドマイクやスタンドマイクは使用せず、楽団が中央に鎮座するステージの手前部分と奥上部でミニマルな大道具・小道具で演じられる演劇そのものだった。マヤ・ハクフォートさんの絶唱に感動した。)

241020 リチャード三世 @ 新国立劇場中劇場  訳: 小田島雄志、演出: 鵜山 仁、出演: 岡本健一、中嶋朋子、浦井健治、倉野章子、吉村 直(すなお)、森 万紀(まき)
(赤い砂の砂漠、中央に円盤状の小さな回り舞台。血の色と、巡るさだめの、象徴か。セリフ回しは淡々と流すところと劇的に盛り上げるところのメリハリがはっきりして、大満足の舞台だった。河野孝さんが日経10/11夕刊で ≪全般的にセリフ回しが弱い≫ ≪衣装なども含め全体的に統一感に欠ける≫ と評していたが、その後ずいぶん進化したのだろう。シェークスピアに乾杯!)

241017 文体の獣 @ テアトル BONBON  作: Pier Paolo Pasolini  衣装・美粧・人形デザイン: 宇野亞喜良、構成・演出: 川村 毅、人形操り: 結城一糸、結城敬太
(宇野亞喜良さんイラストのちらしに惹かれ、宇野さんの舞台美術を体験したいというだけの理由で行った。18人の若い役者さんたちはそれなりに頑張っていたが、なにせパゾリーニのつむいだ文章 Bestia da stile がおもしろくない。)

241011 トム・プロジェクト プロデュース かもめ来るころ ―松下竜一と洋子― @ カメリアホール  作・演出: ふたくち つよし  出演: 高橋長英、斉藤とも子
(松下竜一 (昭12~平16) ・洋子夫妻の実話に基づく。前半は、折々の短歌とともに織り成す青年の哀歓。後半は俄然、作家活動から社会運動にのめり込む竜一氏。クライマックスは九電の火力発電所建設への反対闘争だが、今のプラント技術と行政手法が当時あったなら、竜一氏は穏健な人生を歩めたのではないか。)

241007 ミュージカル デュエット @ シアタークリエ  和音美桜、内 博貴
(Neil Simon 作のラヴコメ They're Playing Our Song. 全然ノレなかった。ストーリーが矮小にすぎる。ぼくの好きな和音美桜さんがほぼ出づっぱりのお芝居なので、大層期待していたのだけど。ふたりとも、肩に ちからが入り過ぎかな。天真爛漫なはずのソニアが生真面目におふざけするキャラになってしまっていて、共感できなかった。内さんのヴァーノンが一本調子すぎ、たとえばレストランの席でも腹の底から出る太声でしゃべって不自然、とか。)

241006 Romeo & Juliette ミュージカル ロミオ&ジュリエット ~ヴェローナの子どもたち~ @ 東急シアターオーブ Joy Esther (ジュリエット)、Cyril Niccolai (ロミオ)、Tom Ross (ティボルト)、Gwladys Fraioli (乳母)、Stephane Metro (大公)、Frederic Charter (ロレンス神父)、Aurelie Badol (≪死≫)
(学生のころミシェル・ポルナレフのフレンチ・ポップスが新鮮だった。その100倍の輝く光でぼくを包み込んでくれるミュージカルだった。今まで観てきたミュージカルは何だったのか、とさえ。コンテンポラリー・ダンスのキレもよく、ストーリーを追うというより人物像を鮮明に描写することで作劇している。ロミオはやや甘ったるいが、そこがハムレットとの違いだ。ジュリエットと母が言い争うシーンでは、本人たちのオモテの動きとは異なる内面をシルエットで別の2人が演じる。この演出こそ、演劇の醍醐味だ。ジュリエット役のジョイ・エステールさんがうちの彼女に似ているね。ノリノリのカンパニーだった。初日公演だからかマイクのトラブルあり、舞台そでから係が駆け寄りハンドマイクを役者に渡すハメに。)

240930 トム・プロジェクト プロデュース 満月の人よ @ 紀伊国屋ホール 作・演出: 東 憲司、出演: 村井國夫、岡本 麗、池田成志、川崎初夏
(出戻り妻と天狗伝説。きりりと締めのある喜劇だが、観客の一部の爺ばばが笑い過ぎで不快。芝居に来慣れぬダダ券組か。後ろの席の爺さんが、たまに芝居のセリフを鸚鵡返しに言っては笑う。本人は楽しんでいるのだろうが、そのたびにぷちっと神経を乱されるこちらは不愉快。終演後、劇団関係者を装って 「9割感謝、1割注意」 の声掛けをすればよかったな。
ほんらいは冨樫 真さんが出演のはずが、病気のため降板。早いご回復をお祈りします。)



イベント:

241013 笹本玲奈ファンイベント2012 @ Alice aqua garden 品川 (港区港南二丁目)
(急に大人っぽくなった笹本さんでした。歌は、レ・ミゼから 「オン・マイ・オウン」、ジキル&ハイドから 「その目に」 (ルーシーとエマの歌詞を通しで)、あと中島美嘉さんの 「雪の華」。3曲目も舞台曲にしてほしかったな。握手会のときに、吉敷麻里亜さんに描いてもらった 「エマ」 のジクレープリント版を額装で渡しましたが、やはり絵を嫁入りさせるときはもっと話したいね。実質1時間で終わりのあっけないイベントで、帰宅の途は寂しかった。)


観 映:

241217 Argo (アルゴ) @ 新宿ピカデリー  監督・主演: Ben Affleck
(Ben Affleck さんがニヒルで熱い。粘り強く意志を貫く勇気をもらえる映画。特殊メイク専門家を演じる John Goodman さんに味があった。ホメイニ時代のイランのありさまをリアルに再現した画像も迫力に満ちていた。)

241212 Love and Eros Cinema Collection  死んでもいいの 百年恋して @ 池袋シネマ・ロサ  森下くるみ、下條アトム、範田紗々(はんだ・ささ)岸田 茜、飛坂光輝(ひさか・こうき)
(タイムトラベルならぬ冥界トラベルもの。冥界への切符は、岸田茜さん演じる美しい妖女の接吻なんですね。岸田さんのブログで上映を知って観映。彼女の存在感は、圧倒的だったな。)

241109 MET ライブビューイング L'Elisir d'amore (愛の妙薬) @ 東劇  作曲: Gaetano Donizetti  出演: Anna Netrebko, Matthew Polenzani, Ambrogio Maestri, Mariusz Kwiecien
(121013 MET 上演。豊満なる詐欺師の Dottore Dulcamara が楽しい。従来の演出では、騙されて妙薬を買う Nemorino が、不自然なほどにコミカルな存在らしいが、本作ではノーマルな存在として登場。)

241024 Misterios de Lisboa (ミステリーズ 運命のリスボン) @ シネスイッチ銀座1  監督: Raul Ruiz  出演: Adriano Luz, Ricardo Pereira, Maria Joao Bastos, Clothilde Hesme, Jose Afonso Pimentel, Lea Seydoux, Joao Arrais
(午後4時36分から、15分の中休みを挟んで4時間26分の長編。午後半休をとって観に行った。実験映画かと思っていたら、テーマも作りも正統派の歴史絵巻だった。なるほど、もう1度観てもいいなと思った。長編すぎてか、客が少なかった。)

241018 桃姐 A Simple Life (桃(タオ)さんのしあわせ) @ Bunkamura ル・シネマ1  監督: 許鞍華 (Ann Hui)、主演: 葉徳嫻 (Deanie Ip)、劉徳華 (Andy Lau)
(久しく行っていない香港の街中、住宅内。台北にも似てるけど、まぎれもなく、香港! 広東語映画。宇田川幸洋さんが日経 「シネマ万華鏡」 で5つ星に。エロ爺がお棺に白い花を置くエンディングも味。)

240928 Intouchables (最強のふたり) @ TOHO シネマズシャンテ  Francois Cluzet, Omar Sy
(冒頭のカー・チェイスで観客を一気に引き込み、くすぐり続ける構成は、さすが。オペラやミニコンサートの会場で Omar Sy 演じる Driss が小騒ぐシーンは、ぼくは苦手だな。)

240921 Rebecca (レベッカ) @ TOHO みゆき座  監督: Alfred Hitchcock 出演: Joan Fontaine, Laurence Olivier, Judith Anderson, George Sanders
(ウィーンミュージカルの日本語版の 「レベッカ」 は4回観ている。映画を舞台化する過程でどこを削り、どこを盛り上げたかがわかり、じつに興味深い。Joan Fontaine が美しい; 原節子さんだ。昭和15年制作の映画である。)

読 書:

<図書館から借りて読了>

241223 日本近代史  (ちくま新書、平成24年刊) 坂野潤治(ばんの・じゅんじ)
(名著である。公論、時代思潮が、どのように形成されていったかを丹念に腑分けする。明治から昭和前期も、戦争史や階級闘争史ではなく、国会と政党をキーワードに等身大の人々が息づいている。)

241214 戦後日本の資源ビジネス 原料調達システムと総合商社の比較経営史  (名古屋大学出版会、平成24年刊) 田中 彰 著
(すぐれた商社論。商社口銭について 「中間マージンではなく、企業ネットワークを組織化する機能に対する対価としてとらえるべき」 とあるのは至言。しかし全体として著者は総合商社の機能へは辛口で、鉄鋼ビジネスの本来的姿は米国流に製鉄会社自身が資源開発まで手掛けるべきであり、そうなろうと予言する。)

241214 ジェノサイド  (角川書店、平成23年刊) 高野和明 著
(ハリウッドで映画化されることを強く意識した作品。評判どおり面白かったが、主人公の傍白では関東大震災時の “朝鮮人虐殺” 説や “南京大虐殺” 説を朝鮮・中国の主張に沿って書いていて、ここは問題。全体として、取材メモや構想メモを昇華しきらぬまま小説にしたてているので、器用な学生さんが書いたような印象が否めない。)

241204 発送電分離の政治経済学 世界の電力セクター改革からの教訓  (東洋経済新報社、平成24年刊) 長山浩章 著
(日本で原子力発電は2030年でも発電量の10~20%は必要と述べているから一応合格だが、ロシアや韓国との電力融通を本気で説いているあたりは、温室育ちのセンセイだ。全体として現場感に乏しい。早い時期に東京電力の損失を確定して産業再編に結びつけよというのは、賛成だ。第9章が 「地熱で原発の代替を」 とあり、ズッコケる。帯に、日本のエネルギー政策を切り拓く画期的提言とあるが、買いかぶり。いちおう、第27回 高橋亀吉記念賞を受賞した本だ。)

241118 読むクスリ 31  (文藝春秋、平成11年刊) 上前淳一郎 著
(イタリア人にとって背広はオペラ、カジノ、レストランへ行くための遊び着だから、金曜日がフォーマルデーであり、月~木はカジュアルな仕事着だって。オリーブ油は濃い緑色の一級品を奮発せよと。電撃を止めるスイッチを得たばかりに、神経質になりすぎて胃潰瘍になった猿の話も。)

241118 幕末維新変革史・上  (岩波書店、平成24年刊) 宮地正人 著
(岩波の歴史書ということで警戒したが、名著だった。知識人には、司馬遼太郎の幕末小説より百倍おもしろい。)

241111 エコー・メイカー  (新潮社、平成24年刊) Richard Powers 著、黒原敏行 訳
(交通事故後の弟が、あなたのことを、あなたに巧妙に化けた赤の他人だと言い続けたなら? カプグラ症候群。ウィキペディアによれば ≪家族・恋人・親友などが瓜二つの替え玉に入れ替わっているという妄想を抱いてしまう精神疾患の一種≫。ストーリーは遅々として進まないが、ディテールの記述が写実的で、ぐいぐい読ませる。ときに詩的に、ときに実験的文体で。全篇622ページの大作だ。)

241108 ニュースの本質を見抜く 日本と世界の「流れ」を読む経済学  (PHPビジネス新書、平成24年刊) 伊藤元重 著
(伊藤先生の、講演会のときの軽いノリ。内容にはほぼ同感だけど、再エネには甘すぎるなぁ。)

241101 大本営参謀の情報戦記 情報なき国家の悲劇  (文藝春秋、平成元年刊) 堀 栄三 著
(一生読んだ本のなかでベスト10に入る予感がする。戦争遂行の裏側の事務方の視点は、歴史に新鮮な光を当てる; 推理小説のように惹きこむ展開が読ませる。)

241028 百年前の日本語 ― 書きことばが揺れた時代  (岩波新書、平成7年刊) 今野真二 著
(ぼくが言語学科に進んでいたら、今頃こんな本を書いていたかもしれないと思った。本題から外れるが、びっくりしたのが 「草書体は行書体から生まれたのではない」 こと。行書体は、初唐成立の楷書体から生まれた。草書体は、秦代以前に成立した篆書体から派生したという。草書体のほうが千年ちかく古い!)

241024 月と六ペンス  (小学館 地球人ライブラリー、平成7年刊) William Somerset Maugham 著、大岡 玲 訳
(中高生のころ文庫本売り場に行くと、いつも 『月と六ペンス』 が平積みになっていた。洒脱な短篇集かと思っていたら、ゴーギャンをなぞった劇的な小説だった。演劇化に向いていそうだ。この大岡訳は、1/3 を省略した抄訳だとあとがき最後に書いてあり、ちょっと白けた。)

241021 食のイタリア文化史  (岩波書店、平成23年刊) Alberto Capatti・Massimo Montanari 著、柴野 均 訳
(原著 La Cucina Italiana: Storia de una Cultura.)

241014 泰平のしくみ 江戸の行政と社会  (岩波書店、平成24年刊) 藤田覚(さとる)
(利害関係者の意見を広く聴取し、周到に根回しする、今日に通底する徳川時代の政治文化。遠山景元という英雄を知った。水野忠邦と群がる雑魚が如何に唾棄すべき存在だったかも。)

241014 日本人養成講座  (平凡社、平成24年刊) 三島由紀夫 著、解題・高丘 卓(たかし)、解説・三潴(みづま)末雄  
(≪日本のような国には、愛国心などという言葉はそぐはないのではないか。「大和魂」 で十分ではないか。≫ (165ページ) など、示唆に富む。装画を献じた会田 誠さんは、高校生のとき三島由紀夫にはまったのだと、三潴氏の曰く。)

240927 転換期を迎えるインド 変化をチャンスに変える日本企業の戦略  (東洋経済新報社、平成24年刊) 野村総合研究所インドタスクフォース 中島久雄・岩垂(いわだれ)好彦 編
(インドの市場構造・企業形態などを多面的に語ってくれて、インド市場をイメージできた。インド礼讃に陥らず、訴訟リスクや土地確保の難しさなどをしっかり見据えているのも好感。)


<平成210522 以前に購入の積ん読(つんどく)本、ようやく読了>

241129 逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー、平成17年刊) 渡辺京二 著
(幕末から明治にかけての外国人の日本滞在記から古き日々の姿を抽出するという、考えてみれば誰にでも著せそうな本だと感じていたが、じつは賢(さか)しらな小姑(こじゅうと)みたいな論者が過去いっぱい居て、それらの外国人の率直な記述に難癖をつけてきたため、それを集大成した本が出せないでいたのである。あたりまえの常識をだいじにすることから出発する渡辺京二さんが、そういう似非知識人らを論破しつつ、幕末から明治の日本人の姿を再見させてくれる。)

240920 日本の歴史|飛鳥・奈良時代 律令国家と万葉びと (小学館、平成20年刊) 鐘江(かねがえ)宏之 著
(出来事でなくトレンドに重点を置いた、あるべき歴史書。文明の参照先が朝鮮経由から中国本土にシフトするが、それでも教団道教は受け入れなかった。この辺の決定過程をいつか深掘りしてみたい。公出挙(くすいこ)を財源とした国家財政。駅馬の駆ける道幅12メートルの直線道路。)


<平成240701 以降に購入・受領/読了>

241223 無限の空間  (小学館、平成6年刊) 加山又造 著
(加山又造さんのアートエッセイ。図書館の不要本のコーナーで見つけた掘り出し物。)

241220 The Complete Works of Lewis Carroll with an Introduction by Alexander Woollcott and the Illustrations by John Tenniel  (The Nonesuch Press, London 昭和14年初版の本の昭和48年の第11刷) 
(神田神保町の北沢書店に久々に行ったら、1階の洋書新刊本の壮麗な棚がなくなり、あたかも小児科の病院の待合室のような児童書売り場に変貌していた。2階の洋書古書売り場で、コンパクトな1182ページの赤いクロス装のこの本が呼びかけてきた。)

241220 シルヴィーとブルーノ  (れんが書房新社、昭和51年刊) Lewis Carroll 著、Harry Furniss 画、柳瀬尚紀 訳 
(北沢書店で購入。Sylvie and Bruno の初邦訳。恥ずかしながら、この作品、まったく知らなかった。じつは Sylvie and Bruno Concluded という続篇もあるが、そちらはこの邦訳本には入っていない。)

241205 e.e.カミングズ詩集 カミングズの詩を遊ぶ  (水声社、平成22年刊) ヤリタミサコ 向山守 編・訳
(e.e.cummings の詩って、かわいい感じだけど、けっきょく読んでないもんな。詩人ヤリタミサコさんが写真家・萩原義弘さんとコラボした個展@マキイマサルファインアートで買った。)

241130 Books on Japan 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌  (ビー・エヌ・エヌ新社、平成24年刊) 森岡督行(よしゆき)
(日本橋茅場町の Gallery Suchi のひとつ上の階の森岡書店で、昭和43年の英文の日本紹介書の写真を面白がって見ているうち、オーナーと話をしたら、この本を出したところだと言われ購入。)

241129 CAKE(ケーキ)  (碧天舎、平成18年刊) さかもと ゆか 著
(笹本玲奈さんの絵を描いてもらった日本画家・吉敷麻里亜さんが装画していることをネットで知り、購入。絵は、ジャケット・表紙と扉に1点ずつだった。)

241128/1207 女優激場(げきじょう)  (ワニブックス、平成24年刊) 鈴木砂羽(さわ)
(パルコ劇場の「こどもの一生」で看護婦役をつとめる砂羽さんがとってもよかったので、購入。小気味いい本。女優志望の若いひとに進呈しました。)

241128/1203 美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか  (幻冬舎、平成24年刊) 会田 誠 著
(わたしの尊崇するアーティストの新著。森美術館の 「会田誠展: 天才でごめんなさい」 展を見て、ショップに行ったらこの本が。読後、林千歩さんに進呈。)

241124 「小村雪岱展」 図録  (ニューオータニ美術館、平成24年刊) 
(抱きしめたくなるように美しい図録。まるでハトロン紙をかけてあるかのようにおぼろに刷られた表紙まで粋だ。)

241124/250115 続・暴力団  (新潮新書、平成24年刊) 溝口 敦 著
(警察が、暴力団という存在自体をあえて非合法化しない理由が明かされている。)

241114/1207 精神論ぬきの電力入門  (新潮新書、平成24年刊) 澤 昭裕 著
(全篇是正論。断乎支持!)

241114/1204 外交プロに学ぶ修羅場の交渉術  (新潮新書、平成24年刊) 伊奈久喜 著
(妙に賢(さか)しらな感じ。役に立つ処世術は書いてあるけど、いけ好かない本だ。山本五十六に同情を寄せているのも、気持ち悪い。)

241114 組曲虐殺  (集英社、平成22年刊) 井上ひさし 著
(「日の浦姫物語」 公演のシアターコクーンで購入。)

241111 GORO 最終号  (小学館、平成4年刊) 
(平成4年1月1日号。平成3年の年末を風靡した、宮沢りえさんの深紅の衣装の表紙と折込大判写真、山口百恵・南沙織にはじまる篠山紀信 「激写」 ベスト。)

241111 定本 浮世絵春画名品集成 北斎 中判錦絵秘画帖 縁結出雲杉(えんむすび いづものすぎ)  (河出書房新社、平成7年刊) 林美一・リチャード・レイン 共同監修
(浮世絵の美形の女性には稀な、豊かな表情表現がある。)

241111 「裸婦」 全8巻のうち 加山又造  (学習研究社、昭和58年刊) 桑原住雄 解説
(加山又造さんの裸婦は超一流なので、ぜひ画集を手許に置きたかった。こんな願ったりの本があったとは! 銀地リトグラフの裸婦は初めて見た。藤田嗣治作品を思わせる気品が。)

241111 よしなしうた  (青土社、昭和60年刊) 谷川俊太郎 著
(おとなしい おとなのための おとぎうた。)

241108 誰も知らない印象派 娼婦の美術史  (左右社、平成22年刊) 山田登世子 著
(帯には 「驚愕!」 とあるけど、中身はおとなしい本です。)

241107 「対話する時間 世田谷美術館コレクションによる現代美術展」 図録  (世田谷美術館、平成24年刊)
(コンパクトなサイズなので、持ちながらギャラリーを観覧。こういうのも、あり。)

241106/10 ポルト・リガトの館  (文藝春秋、平成22年刊)
(署名入り本を南天子画廊で購入。画家のイメージ界を垣間見ることはできるが、小説としては からっきし面白くない。というか、駄作。いちおうオチはあったけど。)

241106/07 ぶるうらんど  (文藝春秋、平成20年刊)  横尾忠則 著
(南天子画廊で購入の小品4連作集。横尾さんって、初めて書いた小説でいきなり泉鏡花文学賞とっちゃうなんて、スゴすぎ。…と思ったが、読んでみると文章が冗長すぎ。)

241102 「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」 図録  (朝日新聞社・東映、平成24年刊) 
(さいきん図録がたまって、泰西名画展は図録を買わないことにしているが、この展覧会はあまりに美しく、図録も愛蔵するつもり。)

241026 「美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」 展 図録  (NHK・NHKプロモーション、平成24年刊) 
(随所に部分アップも入れ、解説もよみやすい、親切な図録だ。)

241020 長谷川隣二郎画文集 静かな奇譚  (求龍堂、平成22年刊)  長谷川隣二郎 著 (「隣」 のこざとへんは、さんずいに)
(長谷川隣二郎の 「猫」 を、ぼくは松山市のセキ美術館で見た。隣二郎さんの絵は、図録向きでもありますね。)

241020/20 紀信写真草子 最後の帰省  (講談社、平成23年刊)  篠山紀信 撮、鶯蛙(おうあ)画、櫻井まり 演
(和綴じの写真集。中身はちょっと期待外れだったな。)

241020/20 三島由紀夫の家 普及版  (美術出版社、平成12年刊 もと平成7年刊の写真集の縮小版)  篠山紀信 撮
(前から興味津々だった、文華英雄の日常空間。)

241011/250405 新版 中国語72話 ことばの周辺  (白帝社、平成19年刊)  上野恵司 著
(後半は内容が無い。“口軽”、“貴庚” という中国語を知る。東方書店のカート売りで買った。)

241011/250407 中国語51話 ことばの文化背景  (白帝社、平成9年刊)  上野恵司 著
(“女書” のことを知る。“大柵欄” の発音のくだりに、うなづく。)

241005 「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」 図録  (同展実行委員会、平成24年刊)
(府中市美術館で購入。ぼくの好きなポール・デルヴォーの図入り評伝になっている。)

241002/04 ボクのつぶやき自伝@ yojikuri  (新潮社、平成24年刊)  久里洋二 著
(art space kimura ASK? の久里洋二展で購入。世界的アニメーターのおいたちと遊び心。読後、長女に進呈した。)

240929 「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」 展 図録  (東京都現代美術館、平成24年刊)
(アートの図録として、モノとドローイングをとことん掲載。冒頭の関係者インタビューも貴重だ。短篇映画 「巨神兵東京に現わる」 制作記録の別冊つき。)

240929 大唐帝国 中国の中世  (中公文庫、昭和63年刊)  宮崎市定 著
(唐朝の安定をなにが生んだのか、碩学の意見を聴こう。)

240929 藝術原論  (岩波同時代ライブラリー、平成3年刊、原著は昭和63年刊)  赤瀬川原平 著
(なにかと名著の噂があったものね。)

240929/1015 上司は思いつきでものを言う  (集英社新書、平成16年刊)  橋本 治 著
(平成16年4~10月で12刷、当時売れたんだな。会社と社会の構造を饒舌に腑分け。最後は文明論に至る。さすが、著者は頭のいいひとだ。)

240926/1010(下)/1204(上) 探求 エネルギーの世紀 上・下  (日本経済新聞出版社、平成24年刊)  Daniel Yergin 著、伏見威蕃(いわん)
(ニューヨークの駐在員が薦めてくれた本。石油から新エネルギーまで、その開発のどろどろの歴史。)

240922 「記憶のドラマ 依田洋一朗展」 図録  (三鷹市美術ギャラリー、平成24年刊)
(この図録は、藤田嗣治の図録なみに大事にするつもり。)

240920/24 日本よ、カダフィ大佐に学べ  (新潮社、平成24年刊)  高山正之 著
(変見自在シリーズ第7弾。以前に比べると全篇、毒気の濃度が増した。読後、娘に譲る。読めば、幸男パパがなぜ朝日新聞を憎むのか、わかってくれるとは思うが。)

240920 あまりにやさしい会計の本 小学4年生の算数で決算書はわかる  (ダイヤモンド社、平成24年刊)  後 正武(うしろ・まさたけ)
(「小学4年生」 云々は計算は四則演算ていど、という意味。若いひとたちの研修用に試読したが、ビジネスにつかえる切り口を与えてくれる本。)

240920 企業価値経営 コーポレート・ファイナンスの4つの原則  (ダイヤモンド社、平成24年刊)  McKinsey & Company, Inc.: Tim Koller, Richard Dobbs, Bill Huyett 著、本田桂子・鈴木一功(かずのり)
(経営が知るべき valuation の基本書ということで、おもしろそうです。)

240920/20 進化する電力システム 市場フロンティアとビジネスモデル革新  (東洋経済新報社、平成24年刊)  野村総合研究所 伊藤 剛 編
(電力需要側へ投資することによって生まれる 「需要側資源」 がキーワード。軽佻浮薄な新エネ礼讃とは異なり、地に足ついた議論だ。)


CD:
<平成240920 以降に購入>

241130 Mikalojus Konstantinas Ciurlionis: Piano Works performed by Vytautas Landsbergis  (Lithuanian National Philharmonic Society 平成21年)
(リトアニアの夭折の作曲家 Ciurlionis (1875-1911) の作品は、ショパンを思わせる。ピアノ演奏は、ヨーロッパ議会の議員も務める、独立の志士にして藝術家の Landsbergis 氏。森岡書店で購入。)

240922 Artificial Lover/Nava  (Kurage/Nature Bliss Inc. 平成24年)
(星山耕太郎展で購入。星山さんがジャケット装画を担当している。暴虐三味線奏者の大内一範(かずのり)さんは、星山さんの小学校のご学友ということであった。)


DVD:
<平成210522 以前に購入のDVD、ようやく視聴>


<平成240901 以降に購入/視聴>

241218/250102 花とアリス 特別版  (ノーマンズ・ノーズ 平成16年作品)
(岸田茜さんがチョイ役で出てるらしいので。鈴木杏さん、蒼井優さん、阿部寛さん、大沢たかおさん、広末涼子さんなど、いい役者さんが出ていますね。)

241218/250101 恋の罪 ようこそ愛の地獄へ  (日活 平成23年作品)
(岸田茜さんチョイ役作品。冨樫真さんが出ているので、どんなノリか楽しみ。あと、水野美紀さん、神楽坂 恵さんも。)

241207/250103 愛の新世界 無修正完全版  (G・カンパニー 平成6年作品)
(鈴木砂羽さんづいて、彼女の出演 DVD をまとめ買いした。)

241207 12人の優しい日本人  (パルコ 平成18年作品)
(三谷幸喜 作・演出。鈴木砂羽さんのほか、堀内敬子さんも出てる。)

241207 観察 永遠に君をみつめて  (AMG エンタテインメント 平成19年作品)
(緒川たまきさん主演です。)

241207/250103 十年愛 誰よりもあなたを愛した十年  (日本出版販売 平成20年作品)
(桜井まりさん主演です。)

241207/1231 Persona ~ペルソナ~  (ポニーキャニオン 平成20年作品)
(山崎真実さん主演です。)

241207/250103 ホテルチェルシー  (エースデュース 平成22年作品)
(長澤奈央さん主演。日本制作ながら、英語主体のつくりで数々の海外映画祭に出品したという意欲作。以上6本の鈴木砂羽出演 DVD を買いました。)


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