ドイツの高級紙 Die Welt のウェブサイトで
「熊の餌食となった顔を整形した中国人」 の写真に驚愕した。
ドイツの通信社 DPA が配信したものなので、願わくはウソ写真でありませんように。
「まえ」 と 「あと」 である。
右の写真だけ見ると、これが 「まえ」 みたいだが、左の写真の悲惨さはどうだ。
この男性が熊に襲われたのは4年前。
当時、本人の皮膚を移植して整形を試みたが、結果は左の写真のような具合。
横から見たところ。まさしく顔を失った感じだ。
そこで熊の襲撃の2年後に、死人の頬・鼻・唇を移植する本格的整形手術をした。
右側の写真は手術2年後の最近のようすだ。
上が、死人の顔の一部を移植した手術直後のようす。
フランケンシュタイン博士の 「怪物」 状態だ。
ドイツの通信社 DPA の記事によると、手術はじつに18時間に及んだ。
中国・陝西省西安市の第四軍医大学西京医院整形外科研究所の李会元さん率いる医師団の成果という。
(李会元の「会」の字は、正しくは「草かんむり」がつく。)
美少女の歌唱代演や、漢人による異民族仮装行列など
「これはいくらなんでもホンモノでなければ!」
という局面でさえ、世界の常識をサッサと裏切ってくれることが続く中国五輪を見ていると、
この整形手術 「まえ と あと」 だって
「じつは映画制作現場の特殊効果最前線の取材でしたァ」
と、明日の Die Welt ウェブサイトに訂正が出ているかもしれない。
ウソ写真と判明しても もう驚かないが、いちおう実話であろうと推察したからブログにこうして紹介しておるわけであります。