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仕事がトヨタとまったく関係がないので素直にほめる。
いまでなくてもよかった「平成21年3月期の営業損益1500億円赤字見通し」発表を、あえていま行ったのは、トップ企業の責任をみごとに果たしたのだと思う。 ほんらい、悪い収益見通しは早く発表したほうが、会社の経営を右上がりモードから速攻で方向転換できる。 攻撃モードから防御モードへの転換。 だが、発表で株価はさらに大きく下がり、銀行からの借入れ条件も悪化するから、財務を考えれば先延ばしにしたくなる。 従来から財務体質がよいトヨタだから、早い時期の発表ができた。 これで2位以下のメーカーも 「悪い見通しを早く発表して方向転換」 できやすくなる。 トップ企業の役割をトヨタは果たしたのだと思う。 (これまであまりに右上がり志向だったトヨタのことは、もともとあまり好きではなかった。感情的には、いまもトヨタのことは好きではない。) * * 「デトロイトの経営者たちは、ひとびとがいま欲しがっている車をつくれ (We have to make the cars people want.) と言ってきたから、いけないのだ」 え? 求められる商品をつくるのが、経営の基本ではないの? ≪そういう車を欲しがっていたわけではないけれど、それを見たとたんに買わずにはいられないほど欲しくなる車をつくること、それが役目だ。≫ (Their job is to make the cars people don’t know they want but will buy like crazy when they see them.) 12 月14日の『ニューヨーク・タイムズ』に Thomas L. Friedman さんがコラムでそんなことを言っていて、う~ん、なるほど! と うなってしまった。 ≪アップルが iPod を世に出さなければ、ソニーのウォークマンで満足していたろう。 でも、もう iPod なしには暮らせない。 iPod を欲しがっていたわけではないが、アップルが世に出してくれた。 わたしが買ったトヨタのハイブリッド車も、同じことだ。≫ そういって、フリードマンさんはトヨタをほめてくれていたのだが。 「欲しがっていたわけではないけれど、それを見たとたんに買わずにはいられないほど欲しくなる」 商品や企画を。 この切り口をだいじにしたいが、そういう 冒険 を支えるのが財務の余裕であることも事実だ。 [世界を見る切り口]カテゴリの最新記事
こんにちわ、管理人様。イヴだというのに出勤でしたが、さすがに客が来ないので早々に帰ってきました。わたし自身のことはお話したことはありませんでしたが、名古屋で代替医療に関わっています。文系出身なので医者じゃありませんが、「標準整形外科学」なんて本を読んだりしています。
でも仕事の本ばかりでは寂しいので、評判になっている水村美苗「日本語が亡びるとき」を読みました。著者の主張にすべて賛成するわけではありませんが、語学マニアの管理人様にもきっと興味を持っていただける内容です。またいつか、ご感想等伺えたら幸いです。 トヨタがこんなに早く赤字転落を発表したのは、いろいろな思惑があるのでしょう。ひょっとしたら、ビッグ3の処理に協力させられるのが嫌で、先手を打ったのかと勘ぐってしまいます。あるいは、「あのトヨタでさえ赤字ならビッグ3の倒産も仕方がない」というアメリカ世論を作るための工作でしょうか。(Dec 24, 2008 10:27:49 PM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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