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1月6日の日経夕刊コラム 「十字路」 に中前 忠 さんが、目下の緊急事態に対処するための雇用創出の処方箋を書いている。
(↑ 全文を読めるよう、PDFファイル へリンクしました。) 発想はおもしろく、一読の価値あり。 これまで政府による雇用創出の典型は、土木工事に予算をつけて民間業者の仕事を創出することで雇用を増やす間接方式だった。 しかし、経済危機がここに至れば国家みずからが余剰労働力を「雇用」して (1)集団的規律の教育と職業訓練の実施→労働力の質を高めて将来成長産業に吸収させる (2)やるべきだが出来なかった地域経済再生活動、たとえば治山・治水・海岸線清掃、休耕田再生といったことに携わらせる のが有効だ、と言っている。 そのための機動的な雇用組織を創設する。 たとえば200万人を雇用して1人あたり年間200万円の給与を支払うとすると、4兆円の財政支出だ、と算盤をはじいている。 従来型のケインズ的な財政支出は多くの場合けっきょく成熟産業の延命に使われているから、こういうふうに別の切り口で国営事業を行うのが有効だ、という論である。 中前さん自身は対米投資重視の自由主義経済論者でいらっしゃるようだし、わたしも勉強不足なので、以下は中前さん批判ではないが、論じられている 「国家による余剰労働力雇用組織」 創出にわたしは大反対なのである。 中前さんはイメージを分かりやすくするために 「第2自衛隊」 という言い方をしている。 しかし、わたしはむしろ 「国鉄事業団」 と呼びたい。 戦後、外地から戻った膨大な余剰労働力を吸収させた国営事業組織といえば 「国鉄」、日本国有鉄道である。 その国鉄が、事業多角化で海岸のゴミ拾いまで手がけるようになるというイメージ。 「国鉄事業団」創設当初は、すべてのひとが経緯を覚えているから、雇用される労働者も年収200万円で我慢するだろう。 しかし、人間は急速に忘却する動物だ。 5年目にもなれば、国鉄事業団の労働者たちは他の国家公務員並みの待遇を要求しはじめる。 (もちろん、プロの運動家が暗躍することは間違いない。) そのくせ、組織創設目的が雇用確保だから、雇用した労働者が全員転職できるまで国鉄事業団は解散できない、てなことになる。 ぜんぜん機動的でない。国家財政の重荷として君臨するだろう。 従来型の雇用創出であれば、海岸の掃除に予算をつけて民間業者にやらせる。 民間業者が労働者を雇用して管理し、そのベースでコストをはじくから、管理費用がはっきり目に見える。 そして、経済危機が去れば、政府は予算をつけるのを止めるだけでよい。 民間業者は労働者を解雇し、ストーリーは終わる。 国鉄事業団の欠点は、暫定的組織のはずのものが永続化し、しかも管理費用等の間接費用が目に見えないことだ。 大反対である。
「派遣切り」・「2009年問題」・「雇用対策」は何処へ
◆急務は「現在の雇用」 政治(与野党共)もマスコミもジャーナリストも、皆大変だと言葉だけの心配に留まっているように思われます。と言うのは、「労働者派遣法改正案」は見直し審議待ちの足踏み状態で進展しておらず、その先が見えないため、「派遣切り」に歯止めがかかりません。「派遣切り」を加速させている要因は、政府及び厚生労働省の不十分な対応にあるということを理解しているのか疑いたくなります。いったい「雇用対策」はどこへ行ってしまったのでしょうか?とくに製造派遣の「抵触日(3月1日)」が過ぎてしまった現在のわが国において、最重要視されるべき課題はまさに「雇用対策」です。「雇用対策」ができれば、わが国の景気の底支えは可能です。雇用が底支えできれば、将来に対する不安も緩和されます。何といっても一番は「現在の雇用」です。数年先の雇用対策では意味がありません。 ◆救済手立ては「雇用創出プラン(福祉雇用)」! 詳細は下記のブログをご参照下さい ◆人事総務部ブログ&リンク集 http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/ (Mar 11, 2009 07:34:57 AM)
雇用創出プラン(福祉雇用)の提言
◆本当に「雇用のミスマッチ」なのか 世界同時不況による異常な雇用危機に対し、地方自治体が実施しているのは2〜3ヶ月間の臨時短期雇用のため、期限到来で終了してしまいます。次の一手をどのように考えているのでしょうか。実際のところ、政府や厚生労働省は掛け声だけで地方自治体に一任(丸投げ)です。マスコミやエコノミストは、人材が不足している「介護・農業・林業」分野に人材をシフトすべきと、ひたすら「雇用のミスマッチ」を訴えています。しかし、この雇用危機に対して、一体誰が真剣に考えているのか疑わざるを得ず、製造業に従事している非正規労働者の生活を真剣に心配しているとは思えません。 雇用創出プランは下記のブログにてご確認下さい ◆人事総務部ブログ&リンク集 http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/ (Mar 11, 2009 07:36:17 AM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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