ウルトラ警備隊の隊員が怪獣と戦闘中に地形図が見たくなったら、腕につけたテレビ電話の画面に本部から画像を送ってもらうことになる。
腕時計型のテレビ電話というのは、40年前には窮極の情報メカのように思えた。
ところが今や、コンタクトレンズの表面に画像を送り込んで、肉眼の視野に地形図を浮かび上がらせることができる……ような新発明の研究が進んでいる。
もちろん地形図のみならず、映画であろうがテキストであろうが、テレビ画面に映し出せるものなら何でもOKだ。
窮極的には、肉眼の視野すべてをヴァーチュアルなゲームの世界に変えることもできるはずだから、実用から遊びまで需要は無尽蔵だ。
普通の人間でありながら、ミュータントかサイボーグみたいな視覚が得られるわけだ。
TIME誌の平成20年11月10日号の特集記事 The 50 Best Inventions of the Year
(今年の発明ベスト50) に紹介されていた bionic contact lens である。
研究チームを率いる、ワシントン大学(シアトル)の Babak Parviz氏:
コンタクトレンズの表面に発光ダイオードを埋め込んで、それを光らせて画像を作り出す。
いまはまだ試作品だから発光ダイオードの密度も粗いし、画像というには程遠いが、ナノテクノロジーが後押しすれば成功は案外ちかいところにあるのではないか。
目下、兎の眼に装着する実験をしているそうだ。
平成20年1月17日のものだが、ネット上で詳しい
英文記事を見つけた。写真はそこから転載しました。
わくわくする発明の可能性って、まだまだあるんだ!