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泉 幸男のブログ

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 NHK 用語 「日台戦争」 不適格な “歴史用語” をテレビで普及させる気か 中国&台湾(37448)」
[ 台湾の玉石混淆 ]    

4月5日のNHKスペシャル「アジアの“一等国”」を観ていて、
「あれ?」
と思った用語がある。

日清戦争後、講和条約によって台湾を日本領として後、新来の日本勢に対して現地住民の叛乱が頻発する。

この鎮圧のために日本軍も武力行使したから戦闘となったわけだが、NHKは
「日台戦争とも呼ばれています」
とアナウンサーに解説させ、あろうことか
≪日台戦争(1895)≫
という字幕まで出した。

コラム子は、「文禄・慶長の役」 のことを 「日明(にちみん)戦争」 と呼ぶこともある。

文禄・慶長の役は、明(みん)国という主権国家が“明朝安保条約”に基づいて出兵に応じて日本という主権国家に対して防衛戦を繰り広げた戦争であるから、「日明戦争」 というのはあながち間違いではない。

国民の常識として、ふつう 「日明戦争」 とは呼ばないことは分かりきっているから、あえてコラムなどで 「日明戦争」 という用語を使っても人々をミスリードすることはない。

しかし、今回の NHK スペシャルでは、「日台戦争」 という用語をあたかも十全なる歴史用語であるかのごとく番組で使用し、字幕まで使って示してみせた。

日清戦争後の台湾住民の叛乱の鎮圧は、主権国家どうしが国権を発動して戦ったものではない。
あるいはそれに準ずる規模で、主権国家の座を目指す政治団体が武力行使したものでもない。(緑字は平成21年5月21日に追記)
こういう戦闘は 「戦争」 と呼ばないのが、社会科学の常識だ。

4月6日の朝7時半、 “日明戦争” でグーグル検索したら、802 件のヒットだった。

これに対して、かのNHKさまが
「日台戦争とも呼ばれています」
と のたもうて、国民の電波の字幕に載せた “日台戦争” は、わずか 201 件しかヒットがない。

しかもその 201 件のうち上位3件は、今日の台湾漁船の尖閣列島領海侵犯のことを 「日台戦争」 と形容しているもの。
4件目は、まさにこの4月5日のNHKスペシャルで使われた 「日台戦争」 に疑問を呈しているブログだった。

要すれば、日清戦争後の台湾での叛乱鎮圧が 「日台戦争」 と呼ばれたことは、少なくとも平成21年4月5日の NHK スペシャル放映までは、ほぼ皆無なのである。

「日台戦争」という、社会科学の観点から見ても不適格な用語。
NHK のプロデューサーは、悪意をもって普及を図ろうとしているのではないか。

かねてより偏向批判を浴びる NHK だが、わたしは受信料拒否運動には反対してきた。
しかし今回のことでは、声を大にして受信料拒否を叫びたい衝動に駆(か)られた。


最終更新日  May 21, 2009 08:07:29 AM
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○ 日台戦争   kamiogiさん


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○ 悪意に満ちた偏向番組   おしんこさん


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○ Re:NHK 用語 「日台戦争」 不適格な “歴史用語” をテレビで普及させる気か(04/06)   まろすけさん


○ 受信料不払いに同意   あきんどさん


○ ブログを拝見しました   Izumi Yukioさん

ぜろ坊主さん、ブログを拝見しました:
http://zero-bouzu.iza.ne.jp/blog/entry/983097/
ご指摘のポイントも同感です。

またまた、長い闘いが始まったという気がします。
敵は、中国人や韓国人ではなく、やはり獅子身中の虫どもですね。

(Apr 8, 2009 01:45:16 AM)

○ 近代国民国家   mottonさん


○ ひどい偏向番組   kojirouさん


○ 見ていませんが(再放送も)上   ノムさん

見ずにいうのは避けたいのですが、泉さんの見解、そして「日台共栄」仲間たちの情報からも、内容の想像は付きます。NHKの民営化に、私は賛成です(ずっと前からそうでした)。

台湾の、日本に親しみを感じておられる(こちらから言うのも何ですが「愛して」おられる)多くの方を、私は知っています。皆様もそうだろうと思います。
高雄中学のご出身で柯旗化先生の友人であられた陳氏、また柯旗化先生奥様から、来い来いと催促されています。3〜5月に行きますと約束していたのですが不可能になり、8月には必ず高雄へ行く予定です。
その際は台北から新幹線で行きます。
NHKはチベット拘束鉄道を執拗に報道しましたが、台湾新幹線について、日本の技術が入り日本製の車両が走っているにも拘らず、まとまった報道がされた記憶がありません。
「のど自慢を台湾で」という台湾人の強い希望は、拒否しました。大相撲より下品です。
八田與一氏については『認識台湾』(台湾を知る)という教科書に載ったのです。日本の若者のほとんどは八田與一の名も知らないでしょう。
八田氏の墓前祭でお嬢様は入水自殺した母上について、「母が日本に帰る気のないことは子供たちのみんなが知っていた」とおっしゃいました。台湾に抱きかかえられるように、その地に命を絶った貴婦人がいたのです。
ある台湾人古老は語ります。「私は戦前の日本を責めるのではない。戦前の日本について、日本人は台湾人に謝る必要なない。しかし戦後の日本人は、台湾人に謝って貰わなければならない」
(Apr 11, 2009 07:46:28 AM)

○ 見ていませんが(再放送も)下   ノムさん


○ NHKの偏向報道   nkmrさん

このような記事もでてきましたよ!

台湾は日本の生命線!
証言の「断片」のみ放映―台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html

なんとも、番組構成のためにわかりやすさを取ったのですかね。
それならまだしも、NHK編集側に悪意があったとするならよくありませんね。(Apr 11, 2009 10:43:13 PM)

○ NHKスペシャルにサブリミナル効果   aaaaさん


○ 俺NHK戦争(2009)   解約者さん


○ 『パール判事の日本無罪論』   田中さん

次のようなイベントをやっております。
もしよろしければご参加ください。

4.28 パール判事の日本無罪論購入イベント2
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1241496768/

現在amazon7位です。

『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫) 560円
http://www.amazon.co.jp/dp/4094025065

非常に有名な本です。

右寄りの方は「基礎知識」として、
左寄りの方は「敵を知る」ために、
ぜひ御一読ください。 (May 7, 2009 03:45:15 PM)

○ 支払いを拒否するしかありませんね   imajouさん


○ 質問です   Apemanさん


○ 質問にお答えします   Izumi Yukioさん

Apemanさん、鋭いご指摘ありがとうございます。本文に以下の補足 ( 「 」 内) を入れました。

≪日清戦争後の台湾住民の叛乱の鎮圧は、主権国家どうしが国権を発動して戦ったものではない。「あるいはそれに準ずる規模で、主権国家の座を目指す政治団体が武力行使したものでもない。」
こういう戦闘は 「戦争」 と呼ばないのが、社会科学の常識だ。≫

わたしもブログと配信コラムを書いたあと、「薩英戦争」 のことを考えました。「薩摩藩」を藩「国」 と整理するなら、徳川時代の幕藩体制は今日でいう連邦制か? などと。

「戊辰戦争」、「西南戦争」 がある一方で 「萩の乱」、「秋月の乱」 あり。
Wikipedia を見ると 「戊辰戦争」 は the Boshin War とあり、「萩の乱」 は the Hagi Rebellionとある一方、「西南戦争」 は the Satsuma Rebellion を見出し語にし、本文のなかに the Southwest War という中見出しを立てていました。

「戦争」 と 「紛争」、「内戦」 と 「内乱」 の違いは何か。
War, rebellion, conflict などをどう定義して使ってゆくかという問題ですね。
一義的には規模と深刻度による分類でしょう。

今日的にいえば、主権国家どうしが武力行使して争うとき、中途半端な規模には留まれぬからほとんど即、「戦争」 に該当する。

が、たとえばある部隊が自国政府の指示によらずに他国へ武力行使したら、「戦争」 と呼べるか。たとえば 「満州事変」を。

ふたたび Wikipedia を見ると、英語では the Mukden Incident が見出し語、仏語では Conquete de la Mandchourie par le Japon が見出し語 (英語でいう conquest)、ロシア語では Japonskaja interventsija v Man'chzhuriju と intervention にあたる単語を使っていました。

(May 21, 2009 08:02:31 AM)

○ Re:質問にお答えします(04/06)   青狐さん


○ 大本営の存在   青狐さん

http://d.hatena.ne.jp/higeta/20090509/p1 より孫引きしますが、台湾における作戦を指揮したのは、大本営であったことが軍史料で確認できます。

大本営を設営したのだから「戦争」という呼称を用いる、これは社会科学の常識に反することですか?(Jun 3, 2009 12:06:30 AM)

○ Re:大本営の存在(04/06)   Izumi Yukioさん


○ 樺山総督が「戦争」という言葉を使用   青狐さん


○ 当時の政府は「内乱」という認識ではないですね   青狐さん


○ どう考えても「主権国家を目指す政治団体」です。   青狐さん


○ ポイントがずれています   Izumi Yukioさん


○ 「大本営」「外征者扱い」はスルーですか?   青狐さん

Izumi Yukioさん

>ところで、匿名氏さん、よかったらあなたの素性を教えてください。

「素性を教えてください」という質問のされ方はずいぶん不躾ですね(苦笑)
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/ のブログ主です。よろしくお願いします。
ところで「大本営の設置」「外征従軍者扱い」というこちらの指摘はスルーですか?

(Jun 4, 2009 02:18:53 PM)

○ 台湾民主国軍も戦っていますけど…   青狐さん


○ 続きは6月5日のブログへ   Izumi Yukioさん


○ 台湾わ昔から一つの国家!!   888さん


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